「観光関連事業者の連携促進による経営支援事業補助金」

subsidy

公益財団法人東京観光財団は「観光関連事業者の連携促進による経営支援事業補助金」について発表しました。

東京での新たな観光需要を創出し地域経済の活性化につなげていくことを目的に、東京都内の旅行業者が観光関連事業者と連携し、地域の特色等を活かした新たな旅行商品を造成する取組を支援しています。

対象事業

観光関連事業者と連携して造成される、以下の全ての要件を満たす旅行商品等を新たに造成する事業。
(1)募集型企画旅行又はオンラインツアーのいずれかの商品であること。
 ア. 「募集型企画旅行」とは、旅行会社があらかじめ、旅行の目的地及び日程、運送や宿泊などの旅行サービスの内容と旅行代金を定めた旅行に関する計画を作成し、旅行者を募集して実施する旅行のことをいう。
 イ. 「オンラインツアー」とは、観光地の案内をオンラインでライブ配信するなど、映像等により遠隔地にいながら旅行気分を味わうことができ、ライブ配信時にはガイドが観光地を解説し、ツアー参加者の質問に答えるなど、主催者と参加者との間でコミュニケーションがある商品のことをいう。
(2)主に都内の観光地、観光施設を扱う商品であること。
(3)自ら主催する新たな商品であり、かつ、地域における新たな観光資源の発掘や観光資源の磨き上げ等に資する商品であること。
(4)地域の魅力を効果的に伝えるために、都内の宿泊施設、飲食店、小売事業者及び観光施設と連携するとともに、商品の販売に際しては連携先を全面的にPRすること。
(5)ツアー参加者のみに提供されるお土産、特別な食事メニュー、割引クーポン、体験型アクティビティ等の特典を、(4)に掲げる事業者との連携により商品の中で用意すること。

補助金

・補助対象経費の3分の2以内
・1商品あたり200万円

募集期間(第3ターム)

2023年10月6日(金)~2023年12月28日(木)


観光業は成長産業として期待されているだけでなく、地域活性化においても中心となる存在として期待されています。

新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、全国各地に観光客の姿が戻ってきている現在、観光業を盛り上げることは経済の復活や地域活性化の再始動のために重要であるといえます。

東京都と公益財団法人東京観光財団は、今後の旅行需要の回復を見据え、旅行業者が観光関連事業者と連携し、地域の特色を活かした新たな旅行商品をつくる取り組みを補助金によって支援しています。

コロナ禍で疲弊した事業者は新たなサービスやコンテンツをつくる余力が残っていないことも多いため、こうした補助金の力を借り、コロナ禍以後の事業の立て直し、あるいはさらなる成長を目指すことが求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ オンラインツアー 助成金 旅行商品 補助金 観光 観光関連事業者の連携促進による経営支援事業補助金 連携
詳細はこちら

観光関連事業者の連携促進による経営支援事業補助金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業(畜水産物モニタリング検査加速化支援事業)」(5次公募)
農林水産省は、令和5年度「農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうち輸出環境整備緊急対策事業(畜水産物モニタリング検査加速化支援事業)」の追加公募(5次公募)について発表しました。 輸出先国の規制に対…
2023年度「共創モデル実証プロジェクト」補助金
2023年4月21日、国土交通省は、2023年度(令和5年度)「共創モデル実証プロジェクト」の公募について発表しました。 地域の多様な関係者の共創により地域交通の維持・活性化に取り組む実証プロジェクト…
令和6年度「農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策地域活性化型)のうち農山漁村情報発信事業(農業遺産及び世界かんがい施設遺産に関するシンポジウム等の開催)」追加公募
農林水産省は、令和6年度「農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション対策地域活性化型)のうち農山漁村情報発信事業(農業遺産及び世界かんがい施設遺産に関するシンポジウム等の開催)」の追加公募について発…
「家畜取引スマート化推進支援事業」補助金
農林水産省は「家畜取引スマート化推進支援事業」に係る公募について発表しました。 次に掲げる事業により構成され、家畜市場の円滑な運営を確保し、家畜市場を活性化するため、利用者の増加、利便性向上や市場運営…
旅行に関するオフライン体験をDXするシステムなどを提供する「aipass」が2億円調達
2022年10月26日、aipass株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社Coral Capitalと栖峰投資ワークス株式会社です。 aipassは、旅行に…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集