注目のスタートアップ

補助金・助成金の申請書作成支援クラウドサービス「Scalar Self」を提供する「Scalar」が資金調達

company

2023年6月14日、Scalar株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

Scalarは、補助金・助成金申請書の作成支援クラウドサービス「Scalar Self(スカラーセルフ)」を提供しています。

一問一答形式の質問に答えていくことで、補助金・助成金・認定計画などの申請書を作成できるサービスです。

2023年6月現在、「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「キャリアアップ助成金」「事業継続力強化計画」に対応しています。

今回の資金は、プロダクト開発、組織体制の強化に充当します。


補助金・助成金は、国・自治体がさまざまな政策を実現するため、企業・個人事業主を資金面から支援する制度です。

原則として返済は不要であるため、多くの企業の助けとなっています。

近年は、デジタル化、インボイス対応、事業承継などが幅広い企業の課題となっていることから、こうした補助金・助成金が充実しています。企業ではこれらの制度をうまく活用し、企業の持続的な成長につなげていくことが重要となっています。

一方、補助金には、補助金情報を探すことに手間がかかる、審査に通過することが難しい、申請書の作成が難しいといった課題があります。

また、補助金の公募要領などは、お役所言葉で書かれていることが多く、内容を理解することも難しいという場合があります。こうした内容を読み解き、必要となるすべてを記入し、申請書を作成するのはかなり負担がかかる作業となります。

Scalarは、補助金・助成金申請のこうした課題を解決するため、補助金・助成金の申請書作成支援クラウドサービス「Scalar Self」を運営しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金活用や申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」も提供しています。こちらもご活用ください。

また、企業では補助金以外にも融資や出資などによって資金を調達する必要があります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Scalar Scalar Self クラウドサービス スカラーセルフ 作成 助成金 支援 書類 株式会社 申請 申請書 補助金 補助金申請 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「villio」が1億円調達 1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」を正式リリース
2023年3月22日、株式会社villioは、累計1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」を正式リリースしたことも併せて発表しまし…
令和5年度「地域型住宅グリーン化事業」補助金
2023年4月28日、令和5年度「地域型住宅グリーン化事業」の募集が開始されました。 地域の木材関連事業者、建材流通事業者、中小住宅生産者等が連携体制(グループ)による、グループ毎に定められた共通ルー…
マーケティング領域中心プロ人材提供サービス「CARRY ME」の運営元が1.3億円調達
株式会社Piece to Peaceは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マーケティング領域を中心とする、正社員では採用できないレベルの優秀なプロ人材を“週1~4回の出…
農産物の生産から販売までを一気通貫で展開する「株式会社日本農業」が融資により19.8億円調達
2025年2月17日、株式会社日本農業は、融資により総額約19億8000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本農業は、日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で展開しています。 生産性向上や…
コーポレートガバナンスの強化をサポートするSaaSを運営する「KiteRa」が14億円調達
2022年4月13日、株式会社KiteRaは、総額約14億円の資金調達を実施したことを発表しました。 KiteRaは、コーポレートガバナンスの強化をサポートするSaaS「KiteRa(キテラ)」を運営…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集