注目のスタートアップ

リヴァンプ出身者が経営する企業に出資する「アラムナイ応援出資プログラム」 AI乗合配車システム「Noruuu」を展開する「REA」に出資

company

株式会社リヴァンプは、「アラムナイ応援出資プログラム」を開始し、第1号案件として、株式会社REAに対し出資を実行したことを発表しました。

リヴァンプは、経営実務、マーケティング、コンサルティング、デジタル・ITに関する経営支援サービス、支援先を含む企業への資本参画/資本提供を行っています。

「アラムナイ応援出資プログラム」は、リヴァンプ出身者が経営に関与する事業会社に対して出資を検討するプログラムです。

REAは、AI乗合配車システム「Noruuu」を開発・提供しています。

利用者の予約状況に応じ、AIがリアルタイムで自動的に最適なルートを作成して配車を行うシステムです。複数人での乗合配車を効率化し、業務効率化や車両稼働率の向上を実現します。

アプリからだけでなく電話での予約に対応しているため、高齢者の多い地域での導入のハードルも低いという特徴があります。

また、「Noruuu」のシステムをベースとしたMaaSアプリ開発も手がけています。


過疎地域では、採算性の悪化やモータリゼーションの進展などの理由により、路線バスや鉄道といった公共交通の撤退が相次いでいます。

しかし過疎地域ではすべてのひとが自動車を保有し運転できるわけではありません。また、高齢化の進展によって自動車を運転できない人が増加することも予測されます。

そのため過疎地域においても公共交通は住民の重要な移動手段であり、自治体が運営するコミュニティバスや乗合タクシーなどが運行されています。

こうした中、近年デマンド交通の注目が高まっています。

デマンド交通とは、利用者の予約に応じ、運行経路やスケジュールを柔軟に組み立てて運行する交通サービスのことです。

コミュニティバスや乗合タクシーなど路線定期型交通との根本的な違いは、予約がなければ運行しないという部分です。これにより輸送効率を高め、運行におけるコストを低減します。

一方、デマンド交通は予約に応じて最適なルートを計画しなくてはならず、ドライバーのスキル・経験に依存するところがあります。

AIを用いた配車計画システムは、より効率的なルートの計画、予約管理の効率化を実現するため、デマンド交通において重要なシステムとなります。

企業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Noruuu REA アラムナイ応援出資プログラム オンデマンド交通 システム タクシー デマンド交通 リヴァンプ 乗合タクシー 交通 地方 株式会社 送迎 配車
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

採用の情報発信課題を解決するPRプラットフォーム「talentbook」を提供する「PR Table」が3.5億円調達
2024年1月31日、株式会社PR Tableは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PR Tableは、採用の情報発信課題を解決するPRプラットフォーム「talentbo…
ベンチャー・成長企業に特化した就職サイト「CheerCareer」運営の「Cheer」が5,000万円調達
2022年1月12日、株式会社Cheerは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベンチャー・成長企業に特化した就職サイト「CheerCareer(チアキャリア)」を運営しています。…
「東レエンジニアリング」がライフサイエンスと画像解析技術に強みを持つ「エルピクセル」に追加出資
2023年3月16日、東レエンジニアリング株式会社は、エルピクセル株式会社に追加出資を実施したことを発表しました。 エルピクセルは、ライフサイエンスと画像解析の双方に強みを持ち、独自の技術を研究・開発…
ライドシェアサービスの展開を目指す「newmo」が15億円調達
2024年2月16日、newmo株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 newmoは、ライドシェアサービスの実現のため、2024年1月に設立された企業です。 利用者視点に立…
ARクラウドプラットフォーム「Pretia」が正式ローンチ
プレティア・テクノロジーズ株式会社は、2022年4月26日にARクラウドプラットフォーム「Pretia」を正式ローンチしたことを発表しました。 「Pretia」は、AR開発をより簡単にするクラウドサー…

大久保の視点

「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
(2024/3/2)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】