注目のスタートアップ

Web3関連コンサルティングなどWeb3事業を展開する「HashPort」が資金調達

company

2023年4月18日、株式会社HashPortは、資金調達を実施したことを発表しました。

HashPortは、2018年から、ブロックチェーン技術の研究開発に取り組んでいます。

ブロックチェーン関連コンサルティング・システムソリューション事業や、NFT関連事業(子会社・株式会社HashPalette)、金融インフラ事業(株式会社HashBank)を展開し、グループ全体でWeb3時代のトークンエコノミーの仕組みづくりを推進しています。

今回の資金は、エンタープライズ向けコンサルティング事業の強化、IP×NFT事業の強化、グループ全体での内部管理体制の強化に充当します。


Web3とは、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンを実装した次世代のインターネットや、その領域で展開されるサービスなどのことです。

既存のインターネットは、特定の企業(とくに巨大IT企業)が個人情報を独占してしまうといったプライバシーの問題、企業の一存でユーザーの権利がコントロールされてしまうといった権利の問題など複数の問題を抱えています。

ブロックチェーンは、P2P通信、非中央集権、高い改竄耐性などの特徴を有しています。Web3はこのブロックチェーンを活用することで、既存のインターネットの課題を克服することを目指しています。

たとえば、ブロックチェーン技術を利用したNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)は、インターネットにおけるデジタルデータの扱いや流通を大きく変革します。

NFTは、ブロックチェーンにより、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータを記録したデジタルデータのことです。これまでデジタルデータはコピーや改竄が容易だったため、現実世界におけるモノとしての価値を担保できません。そのため、デジタルデータの二次流通市場(中古市場)は存在しませんでした。

しかしNFTはこの課題を解決します。NFTはデジタルデータの所有が明確になるため、これを他者に譲る・売るといったことが可能になります。

NFTはさまざまな領域での活用が想定されており、すでにサービスが開始されているものでは、アニメーション作品のセル画やデジタルアートを限定で販売したり、デジタルアートの取引などがあります。

また、NFTを活用することで、高いセキュリティを保ったインターネット上での証明などが可能になることから、個人証明やIDの付与・管理などでの利活用も考えられています。

HashPortは、今後の大きな成長が予想されるWeb3の領域においてトータルソリューションを提供しているスタートアップです。今後の成長に注目が必要です。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ NFT Web3 コンサルティング ブロックチェーン 暗号資産 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2026年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

造血幹細胞を利用した細胞治療・遺伝子治療製品を研究開発する「セレイドセラピューティクス」4.6億円調達
2024年5月8日、セレイドセラピューティクス株式会社は、総額約4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、既存のシリーズA資金調達額5億円とNEDOの「ディープテック・ス…
遠隔ICUサポートサービス提供の「T-ICU」が5.7億円調達
2021年12月28日、株式会社T-ICUは、総額5億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 重症患者診療現場向けの遠隔相談サービス「リリーヴ」や、ICU・一般病棟向け遠隔モニタリング…
エンターテインメント施設向けの定額パス事業やIPソリューション事業などを手がける「オリグレス」が10億円調達
2025年1月8日、株式会社オリグレスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また社名を、株式会社ORIGRESS PARKS(旧)から株式会社オリグレス(新)へと変更したことも発表…
お魚のサブスクリプションサービス「フィッシュル」を運営する「ベンナーズ」が8,000万円調達
2023年1月4日、株式会社ベンナーズは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベンナーズは、お魚のサブスクリプションサービス「フィッシュル(Fishlle!)」を運営しています…
カメラのサブスクリプションサービス「GooPass」展開の「カメラブ」が10億円調達
2022年1月31日、カメラブ株式会社は、総額10億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 カメラ機材のサブスクリプションサービス「GooPas(グーパス)」や、カメラのWebメディア「#Goo…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集