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購入型クラウドファンディングなどを展開する「CAMPFIRE」が10.6億円調達

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2023年3月1日、株式会社CAMPFIREは、総額10億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

CAMPFIREは、購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、ソーシャルグッド特化クラウドファンディング「GoodMorning」、継続課金型クラウドファンディング「CAMPFIRE Community」、SPA(製造小売)型クラウドファンディング「CAMPFIRE Creation」を運営しています。

今回の資金は、クラウドファンディングのさらなる利用拡大を目的とした体制強化などに充当します。

また、株式会社ギフティ、みずほ証券株式会社と業務提携し、それぞれで新たな取り組みを開始する予定です。


一般社団法人 日本クラウドファンディング協会「クラウドファンディング市場調査報告書」(2021年7月9日)によると、購入型クラウドファンディングの市場規模は、2019年に169億円だったものが、2020年には501億円と大幅に成長しています。

購入型クラウドファンディングとは、作りたいプロダクト・サービスを提示し、それを求める人から資金を調達し、その資金でプロジェクトを進め、見返りとしてプロダクト・サービスを渡す形式のクラウドファンディングです。

個人や小さい企業でも資金を調達できる、元手がいらないためリスクが低い、ニッチなプロダクトでも資金調達できる可能性がある、新しいプロダクトやアイデアのテストマーケティングの場として活用できるなどのメリットがあります。

とくに近年は消費者のニーズが多様化しているため、テストマーケティングによって想定したニーズが存在するのかを検証するのは重要なこととなっています。

企業やプロダクトの成長のためには、クラウドファンディングなどによる資金調達が重要です。累計200万部を発行する起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
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