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自社イベントプラットフォームを構築できるサービス「eventos」などを展開する「bravesoft」と「ピアズ」が資本業務提携

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2023年2月27日、株式会社ピアズは、bravesoft株式会社より、CVC事業の第3号案件として、第三者割当増資を引き受け、イベントテック事業に関する資本業務提携したことを発表しました。

bravesoftは、ノーコードで自社イベントプラットフォームを構築できるサービス「eventos」や、リアルタイムアンケートシステム「Live!アンケート」、「eventos」をベースとした会員CMS開発、レコメンドAI開発などを展開しています。

ピアズは、店舗DX事業や、働き方革新事業、セールスプロモーション事業などを展開するコンサルティングファームです。新事業領域としてメタバース事業に取り組んでいます。

今回の提携により、「eventos」を活用したメタバースでのイベント企画運営や、ピアズのIPを用いたライブコマースでの協業推進など、メタバース事業を進めていきます。

また、ピアズの子会社である社内イベントを中心に企画・制作・運営を行う株式会社マックスプロデュースとbravesoftとの提携では、リアルイベント事業におけるサービスラインナップ拡大などのシナジーを見込んでいます。


音楽ライブなどのライブエンターテインメント市場は、2010年に約3,100億円だったものが、2019年には約6,300億円と成長しており、注目の市場のひとつとなっています。

コロナ禍ではリアル会場で開催されるイベントは激減してしまいましたが、一方でオンライン開催のイベントが模索され、近年注目されているVRやメタバースを使ったイベントなども多数開催され、イベント市場の広がりにつながっています。

また、こうしたイベント市場の変化は、展示会や見本市などのBtoBのイベントでも同様であり、これまでデジタル化が進んでいなかったイベントにおいてもデジタル活用が進んでいます。今後はオンラインとオフラインを組み合わせたイベントや、オフラインイベントにおけるデジタル活用も進んでいくと考えられます。

イベントにおけるデジタル活用では、チケットや受付の電子化などによる顧客体験の向上、収集した顧客情報を活用した高度なマーケティングなどを実現できます。

bravesoftは、イベントプラットフォーム構築サービス「eventos」を通じて、イベントの成果につながる機能を提供しています。

展示会などのイベントは企業と顧客がコミュニケーションをとれる貴重な場です。販路開拓や新たなビジネスの創出にとっても重要であるため、戦略的に活用することが求められます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、展示会などのイベントの活用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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