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2022年12月7日ショートムービーに特化したクリエイター共創型マーケティング事業を展開する「Natee」が4.2億円調達

2022年12月7日、株式会社Nateeは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Nateeは、TikTokを始めとしたショートムービーに特化したクリエイター共創型マーケティング事業を展開しています。
クライアントの商品やブランドと、TikTokクリエイターの世界観をかけ合わせた共創型のプロモーション施策を提案・提供しています。
また、クリエイターを起用したマーケティングの効果を可視化するため、クリエイタープラットフォーム「Edison」を開発し、クリエイターのアサインや効果のシミュレーションを限りなくデータ化しています。
今回の資金は、人材採用、「Edison」の開発強化、バーチャル領域の新規事業への投資などに充当します。
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縦型ショート動画を軸とした動画SNSであるTikTokは世界的に人気となっており、2021年9月にはアクティブユーザー数が10億人を突破したことを発表しています。
TikTokにおいてもっともユーザー数の多い年齢層は18歳〜24歳の世代で、2022年4月時点では43.3%を占めています。
また、総務省が公表する「令和4年版情報通信白書」によると、全世代でインターネットの利用時間が年々伸びており、テレビ・新聞の利用時間は年々減少を続けていることがわかります。
2021年の全年代のインターネットの平均利用時間(平日)は176.8分で、テレビの平均視聴時間は146.0分となっており、インターネットの利用時間はテレビを上回っています。
さらに年代別では、50代以上はテレビのほうが視聴時間が長いものの、それ以下の年代ではすべてインターネットが上回っています。
20代においてはインターネットの利用時間が275.0分と突出して長く、テレビは71.2分となっています。
インターネットは現状もっとも影響力のあるメディアとなっており、さらにTikTokは若年層の利用率が高いことから、若年層向けのマーケティングを展開する企業ではTikTokマーケティングの重要性が高まっています。
動画コンテンツの広がりにより、動画プラットフォームに広告を配信する動画広告市場も拡大しています。また動画は情報量が多いメディアとして注目されており、PR・マーケティングとして取り組む価値が高まっています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウを詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | Natee TikTok インフルエンサー クリエイター ショートムービー マーケティング 共創型 動画 株式会社 縦型ショート動画 資金調達 |
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