注目のスタートアップ

スキマバイトサービスを提供する「タイミー」が運転資金として183億円調達

company

2022年11月16日、株式会社タイミーは、大手銀行からの借入により総額183億円の資金調達(融資枠を含む)を実施したことを発表しました。

タイミーは、空いた時間に働きたい人と、すぐに人手が欲しい店舗・企業をつなぐワークシェアリングサービス「タイミー」を運営しています。

働き手は、応募や面接などなく、働きたい案件を選ぶだけですぐに働くことができます。また、勤務終了後はすぐに給料を受け取れます。

事業者は、来てほしい時間帯や求めるスキルを登録することで、条件にあった働き手を自動で見つけられます。

2022年10月時点で350万人超のワーカーと、3万3,000の事業者に利用されています。

働き方改革により副業・兼業が解禁され、それに伴い副業したい人材と企業をマッチングするサービスや、1日単位の仕事をマッチングするサービスが増えています。

さらに新型コロナウイルスの影響により、収入が減ったり絶たれたりした働き手も多く、多様な働き手が仕事を見つけられる仕組みが求められています。

たとえば、1日単位・時間単位での仕事のマッチングを実現できれば、これまで使える時間が不安定だった主婦・学生・シニア世代・フリーランスといった働き手の労働力を喚起することが可能となります。

この単発の仕事・スキマ時間の労働・組織に属さないという特徴を備えた働き方をギグワークと呼びます。

ギグワークは飲食店など急に労働力を必要とする業界で高いニーズがあり、今後多様な働き方の普及によりさらに普及していくと考えられています。

「タイミー」は、応募・面接なしですぐに働くことができる点、条件にあった働き手が自動でマッチングされる点など利便性が高く、国内のスキマバイトサービスとしてもっとも利用されるサービスへと成長しています。

企業の成長には人材の採用が欠かせません。しかし創業期はどのように採用活動を行えばよいのかわからない場合があるでしょう。「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サービス シェアリング すきま時間 スポットワーク タイミー バイト マッチング ワーク・シェアリング 人材 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

おやつのサブスクリプション・サービス「snaq. me」運営の「スナックミー」が2.6億円調達
2020年9月3日、株式会社スナックミーは、総額約2億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、沖縄県のビール・メーカーであるオリオンビール株式会社とのコラボレーションで開発した、…
中国・深圳に本社を構える電気自動車メーカー「BYD」が日本乗用車市場に参入
2022年7月21日、ビーワイディージャパン株式会社は、100%出資子会社としてBYD Auto Japan株式会社を2022年7月4日付で設立したことを発表しました。 ビーワイディージャパンは、中国…
デジタルヘルスサービスの事業化支援「Doctors Cloud」などを手がける「ドクターズ」と「ITソリューションズ」が資本業務提携
2023年8月31日、ドクターズ株式会社は、キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ドクターズは、デジタルヘルスサ…
営業・マーケティング向け動画プラットフォームを提供する「LOOV」が資金調達
2025年3月28日、株式会社LOOVは、資金調達を発表しました。 LOOVは、プレゼン動画を制作・活用するSaaS「LOOV」を開発・提供しています。 対象者の属性に応じてプレゼン内容が自動的に変化…
AI面接サービス「SHaiN」提供の「タレントアンドアセスメント」が3.35億円調達
株式会社タレントアンドアセスメントは、総額3億3,460万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォン・アプリなどを介してAIが面接を行うサービス「SHaiN」を提供しています。 応募者…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集