注目のスタートアップ

レベニューベースドファイナンスプラットフォーム「Yoii Fuel」を運営する「Yoii」が4.8億円調達

company

2022年9月7日、株式会社Yoiiは、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Yoiiは、レベニューベースドファイナンス(RBF)プラットフォーム「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を運営しています。

独自のアルゴリズムによって過去のデータから将来の売上を予測し、未来の売上を買い取る形でスタートアップに資金を提供するプラットフォームです。

今回の資金は、プロダクトの機能強化、採用活動の推進、顧客獲得活動の強化に充当します。

スタートアップがより大きな成長を実現するには資金調達が欠かせません。

スタートアップがアクセスできる資金調達手段には、VC(ベンチャーキャピタル)などの投資家に株式を発行する資金調達(エクイティファイナンス)と、銀行など金融機関からの借入による資金調達(デットファイナンス)の2種類があります。

しかし創業間もないスタートアップは、まだ実績もなく赤字であることがほとんどであるため、融資を受けるのは非常に困難です。

そのため多くは、株式により資金調達となりますが、株式発行には時間や労力がかかるためスピーディな資金調達が難しく、投資家からリターンを求められることになります。

こうした状況の中、スタートアップの新たな資金調達手段として、レベニューベースドファイナンス(RBF)が注目されています。

RBFは、将来発生が見込まれる売上(債権)の一部を現金化するという資金調達方法です。

将来の売上を現金化するという性質上、将来の売上を予測しやすいビジネス(SaaSやD2Cなど)でよく活用されています。

また、会計ソフトなどと連携することで、RBFの審査に必要となる財務データをすぐに提供できるため、スピーディな資金調達が可能となります。

スタートアップの成長には資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ RBF Yoii Yoii Fuel ヨイフューエル レベニュー・ベースド・ファイナンス レベニューベースドファイナンス 予測 売上 資金調達 資金調達手段
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

核酸医薬品の実用化を目指す「ルクサナバイオテク」が12.2億円調達
2021年12月16日、ルクサナバイオテク株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学で蓄積された核酸化学技術を基礎とし、安全かつ効果的な核酸医薬品の実用化を…
CtoCマッチング事業向けシステム開発事業の「C2C」が3.8億円調達
2021年3月29日、C2C PTE. LTD.は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CtoCダイレクト・マッチングに必要となる基本機能を、独自に開発したプラットフォーム…
空間レイヤープラットフォームを提供する「STYLY」が「三菱商事」から資金調達
2024年4月8日、株式会社STYLYは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱商事株式会社です。 空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を提供しています。 VRやA…
SNSユーザーのレイティング事業展開の「レポハピ」が2.7億円調達
2020年5月26日、株式会社レポハピは、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSをアクティブに利用する消費者の興味・拡散傾向・反響結果を蓄積し評価することで口コミ力を可…
レビューツールを運営する「Brushup」が資金調達
2023年10月19日、株式会社Brushupは、事業拡大に伴う運転資金として、国内大手銀行(りそな銀行、山陰合同銀行、京都銀行、日本政策金融公庫)から累計4億7,000万円の資金調達を実施したことを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集