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2022年7月13日ジョブマネジメントクラウド「Job-Us」提供の「Ex-Work」が5,000万円調達
2022年7月12日、株式会社Ex-Workは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Ex-Workは、ジョブマネジメントクラウド「Job-Us(ジョブアス)」を提供しています。
ジョブ型雇用で必要なジョブディスクリプション(職務記述書)の作成・運用・管理のためのクラウドサービスです。
高品質なライブラリからカスタマイズしたジョブディスクリプションの作成や、ジョブディスクリプションのクオリティの統一、クラウドの一元管理を実現します。
また、各ジョブの職務評価や報酬管理も実施できます。
今回の資金は、「Job-Us」の新機能開発、ユーザービリティの強化に充当します。
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新型コロナウイルス感染症の流行や、中小企業にも同一労働・同一賃金が法適用されたこと、経団連によるジョブ型雇用へのシフトの提言により、ジョブ型人事制度(ジョブ型雇用)が注目を集めています。
ジョブ型人事制度とは、仕事に対して人を割り当てる人事制度です。日本で続いている、人に対して仕事を割り当てる職能型(メンバーシップ型)人事制度と対をなす制度といわれています。
ジョブ型人事制度は、職能型人事制度により生じる、職責・成果と報酬のミスマッチや、業務の属人化などの課題を解決できたり、人材採用が容易になることなどのメリットがあります。
一方で、ジョブ型人事制度は仕事に対して人を割り当てるシステムであるため、仕事の内容を明確にするため、ジョブディスクリプション(職務記述書)という、職務・勤務地・労働時間・報酬などを明示した書類を作成する必要があります。
これまで職能型人事制度を運用してきた企業では、このジョブディスクリプションの作成・運用に関する知見がなく、ジョブ型人事制度の導入に課題が生じています。
大企業を中心にジョブ型人事制度が普及してきているため、「Job-Us」のようなジョブ型人事制に特化したシステムのニーズも今後さらに高まっていくと予測されます。
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