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ストレス可視化サービス「マインドスケール」提供の「Yume Cloud Japan」が資金調達

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2022年7月7日、株式会社Yume Cloud Japanは、資金調達を実施したことを発表しました。

ストレス可視化サービス「マインドスケール」を開発・提供しています。

問診形式により得られる自覚データ、独自開発のIoTデバイスにより得られる脈波データ、朗読による音声データ、専門家による定期カウンセリングにより得られる表情データを組み合わせ、高い精度でストレス状態を数値化するサービスです。

今後、BtoB市場でのさらなる導入拡大、BtoC市場での運用、ワーケーションでの活用、アスリートや教育現場での導入事例を増やしていく方針です。

厚生労働省の「平成30年版厚生労働白書」によると、2017年においてこころの病気の患者数は約300万人となっています。

さらに新型コロナウイルス感染症の流行により、国内では鬱病の患者が倍増したとの報告もあります。

メンタルヘルスの不調は目に見えないため気づきにくく、本人でも把握できないこともよくあります。

心身を健康に保つことは、より良い生活のためだけでなく、仕事の生産性においても重要となっています。

生産性については、不調を抱えたまま働く従業員がいることで大きな損失が発生していることが明らかになっています。

以前まで健康管理は個人の責任だと考えられていましたが、従業員の健康が生産性に大きく影響していること、人手不足により確保した従業員に長く働いてもらう必要があることから、企業では従業員の健康管理や健康増進に戦略的に取り組む「健康経営」という考え方が広まっています。

この健康経営を推進していくためには従業員の健康状態を可視化しなくてはならないため、「マインドスケール」といったサービスのニーズが高まっています。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT Yume Cloud Japan サービス ストレス ストレス・チェック データ ヘルスケア マインドスケール 健康経営 可視化 数値化 株式会社 資金調達
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