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2022年2月22日セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が「ケネディクス」から6億円調達

2022年2月22日、株式会社Sanuは、ケネディクス株式会社から約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Sanuは、セカンドホームサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」を展開しています。
首都圏から片道2~3時間程度の場所にある自然の豊かな土地の別荘を利用する権利を月額5.5万円で提供するサービスです。
2022年2月時点で、白樺湖、八ヶ岳に拠点があります。
今回の資金は、2022年3月上旬開業予定の「SANU 2nd Home – 山中湖 1st」の開発に充当されます。
山中湖1stプロジェクトでは、「富士箱根伊豆国立公園」内の土地取得と、株式会社Sanuと設計施工パートナーである株式会社ADXで独自開発をしたSANU CABIN14棟・管理棟1棟の建設・開発を行います。ケネディクス株式会社が設立する子会社が当該土地・建物の資産を保有、株式会社Sanuが借主の立場として施設を運用し、サブスク会員からの収入をもとに、賃料を支払うスキームとなります。
月額料金でサービス・プロダクトの利用権を提供するビジネスモデルであるサブスクリプションサービスは、様々な領域に広がりをみせています。
動画配信や音楽配信などが注目を集めていた頃から、今ではお菓子や、家具、オーディオ機器などのサービスも登場しています。
特にユニークなのが、“住”に関するサブスクリプションサービスです。
これまで“住”の領域は、所有か賃貸かの二択しかありませんでした。
しかし働き方やライフスタイルの多様化により、“住”の領域でもニーズが多様化しました。
サブスクリプションモデルはこの“住”の領域でもユニークなビジネスモデルを生み出し、自由なライフスタイルを提案するサービスがいくつか登場しています。
サブスクリプション型の住宅はサブスク住宅とも呼ばれ、全国にある拠点に定額で住み放題となれるものが一般的です。
一方、「SANU 2nd Home」は、セカンドホーム(別荘)に特化し、都市と自然のある土地をつなぐことで、都市生活者に新たなライフスタイルを提案していることが特徴的です。
二地域居住は関係人口の創出のためにも重要であるため、「SANU 2nd Home」は地方創生のための取り組みとしても可能性を感じます。
生活には住宅が必要となりますが、起業の際にはオフィスが必要です。オフィス環境は生産性にも影響するため、慎重に選ぶことが肝心です。「冊子版創業手帳」では、創業期におすすめのオフィス形態や、オフィス選ぶ際の注意点などを解説しています。
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