注目のスタートアップ

IoT用小型ボードとプラットフォームの「obniz」シリーズ展開の「obniz」が資金調達

company

2021年8月24日、株式会社obnizは、株式会社日本政策金融公庫から資本性劣後ローンによる資金調達を実施したことを発表しました。

あらゆるものをIoT化できるボード「obniz Board(オブナイズボード)」や、「obniz Board」を使ったプロジェクトの管理・開発環境である「obniz Cloud」、IoT向けOS「obnizOS」、中継器「obniz BLEゲートウェイ」など、「obniz」シリーズを展開しています。

「obniz Board」は、はんだ付けや複雑な配線なしで電子部品・モジュールを扱えるマイコンボードです。

専用の開発環境の構築や専用アプリを必要とせず、ブラウザ上でプログラミングできるため、PC・タブレット・スマートフォンなど、どんな端末からでも動かすことができます。

「obniz」シリーズは、個人のものづくりだけでなく、医療・介護・建設・宿泊施設・教育など、幅広い領域で活用されています。

今回の資金調達は、コロナ禍における手元資金の拡充と、財務基盤の安定化を目的としています。

通常、IoTの工作・開発は、インターネットに関わる技術と電子回路の技術の両方を学ぶ必要があり、気軽に手を出せる領域ではありません。

そのためIoT人材は不足しており、IoT技術・サービスの急激な需要増加に対応できていません。

「obniz」シリーズは、IoT工作・開発のハードルを圧倒的に下げ、業務におけるIoTの活用や教育への活用に貢献しています。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT obniz obniz Board obnizOS オブナイズ プラットフォーム プログラミング マイコンボード 小型 株式会社 資金調達 開発環境
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

送金アプリ提供の「pring」が会計ソフト提供の「ミロク情報サービス」と資本業務提携
2020年10月15日、株式会社pringは、株式会社ミロク情報サービスと資本業務提携したことを発表しました。 pringは、送金アプリ「pring」や、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」、…
「カカクコム」が実店舗の情報サイト「Pathee.com」などを運営する「Pathee」の株式を取得し子会社化
2022年9月21日、株式会社カカクコムは、株式会社Patheeの株式取得により子会社とすることと、第三者割当増資を引き受けることについて決議したことを発表しました。 カカクコムは、価格比較サイト「価…
無人外貨両替機と運用システムを開発・提供する「エクステック」が資金調達
2022年8月31日、株式会社エクステックは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、阪急阪神ホールディングスのCVCファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」などで…
XR向けインターフェースデバイスを提供する「Diver-X」が2億円調達
2024年6月19日、Diver-X株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Diver-Xは、XR向けインターフェースデバイスを開発・提供しています。 手がけている「Cont…
営業組織向けSaaS「SALESCORE」提供の「Buff」が6,100万円調達
2021年4月6日、株式会社Buffは、総額6,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 営業組織向けSaaS「SALESCORE(セールスコア)」を開発・提供しています。 営業メンバー全員…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集