創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年3月4日医療機関・介護施設向け業務支援SaaS「CAREBOOK」開発・提供の「3Sunny」が3.2億円調達

2021年3月4日、株式会社3Sunnyは、総額約3億2,000億円の資金調達を実施したことを発表しました。
医療機関・介護施設向け業務支援SaaS「CAREBOOK」を開発・提供しています。
病院に所属する医療ソーシャルワーカー・退院調整看護師の事務作業を効率化するサービスです。
打診に必要な情報を入力することで、複数の病院・介護施設・在宅医療事業所などに一括で打診が行えます。
これにより、調整に関する電話回数を大幅に削減することができ、患者ひとりひとりに向き合える時間を作ることができます。
また、誰でも簡単に病院・介護施設・訪問看護・訪問診療など全国の施設を検索することができます。
施設の情報は正確に日々更新されており、空床状況などを知ることもできます。
少子高齢化により、医療・介護を必要とする人々が増える一方、医療・介護従事者の数は不足しています。そのため、生産性向上のためのツールの導入が欠かせません。
特に退院調整については、病院内や病院・介護施設間の情報共有不足や、優先順位の低さなどから、十分な支援が行えていない状況にありました。
近年はこの課題を解決するため、病院ごとに患者の退院支援を行う患者支援センターを立ち上げる取組みが広がっています。
しかしこのような施設があっても施設間のシステムが異なるため、コミュニケーションが電話やFAXなどの手段に限られてしまい、効率化できない、業務が可視化されないなどの課題が生じています。
社会課題を解決するビジネスは、ビジネスとして成立させるためにハードルがあることも少なくなく、継続的な資金を必要とする企業もあるでしょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SaaS 介護 効率化 医療 株式会社 業務支援 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年11月30日、テレワーク・テクノロジーズ株式会社は、総額5,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テレワーク・テクノロジーズは、テレワークスペースの一元管理サービス「テレスペ」…
2025年1月10日、株式会社Carelogyは、総額7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Carelogyは、猫の痛み検知AIアプリ「CatsMe(キャッツミー)」を開発・提供してい…
2020年10月14日、株式会社Meetyは、2020年10月1日から「Meety」の提供を開始したことを発表しました。 「Meety」は、“話せるネタ”をキッカケに、企業の中の人と直接つながるカジュ…
2024年12月12日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタートアップです。 開発する「超聴診器」は、心…
2025年1月7日、インターステラテクノロジズ株式会社は、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社と資本および業務提携に合意し、リード投資家としてシリーズFファーストクローズまでに約70億円の出資が決定したこと…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

