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補助金・助成金:「個人ばく露測定定着促進補助金」

種別

補助金・助成金
都道府県

全国
募集期間

募集期間 2025年06月01日~2025年10月31日
運営組織

厚生労働省
内容

令和6年4月から新たに化学物質の自律的管理に関する規制がすべて施行となり、リスクアセスメント対象物を製造し、又は取り扱う事業者は、リスクアセスメントの結果に基づき、作業を行う労働者へのばく露をできる限り低減することなどが義務となりました。このリスクアセスメントの一環として実施したり、適切な呼吸用保護具の選定のために実施される「個人ばく露測定」を行う事業者に、費用の一部を支援する「個人ばく露測定定着促進補助金」が交付されます。ぜひご活用ください。

公募期間:令和7年6月1日(日)~10月31日(金)(必着)

助成率テキスト

◉補助の対象となる経費
次に掲げる個人ばく露測定及び分析に要する経費(消費税は除く)
 ① 「化学物質等による危険性又は有害性等の調査等に関する指針」及び「化学物質による健康障害防止のための濃度の基準の適用等に関する技術上の指針」に基づき実施されたデザイン及びサンプリング
 ② ①の方法による採取試料の分析
 ③ 作業環境測定士派遣料
◉補助基準額
 個人ばく露測定及び分析等1 名当たり5 万円
◉補助上限額
 10 万円
助成限度額上限(万円)

10万円
この補助金・助成金のポイント

有害物質を取り扱う現場において、さらに安全な職場にする取り組みに支援があります!

アーク溶接作業など、有害物質を吸入するおそれのある作業では、法令により個人ばく露測定の実施が義務づけられている場合があります。

個人ばく露測定では、作業者にサンプラーを装着し、呼吸域における有害物質の濃度を測定します。この測定結果にもとづいて、適切な安全対策を講じることが可能となります。

しかし、法令で実施が義務づけられていない作業では、こうした測定が行われていないケースも少なくありません。リスクを正しく把握し、安全な作業環境を整備するには、こうした作業においても個人ばく露測定をリスクアセスメントの一環として取り入れていくことが重要です。

「個人ばく露測定定着促進補助金」は、このような取り組みを後押しするもので、個人ばく露測定の実施にかかる費用を、最大10万円まで補助する制度です。作業現場における安全性向上と健康被害の防止に向けて、積極的な活用が期待されます。
詳細URL

個人ばく露測定定着促進補助金

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