画像生成AIおすすめ12選|無料&商用利用OKツールを比較【2025年最新】

創業手帳

WebサイトやSNSなどの画像作成は画像生成AIにお任せ!創業手帳・創業者の大久保によるおすすめサービスをご紹介


創業手帳の創業者で、最近はChatGPT 生成AIガイドや補助金が条件で自動的にマッチングされる補助金AIの運営もしている大久保です。

最近話題になっている画像生成AIを、実際に自分自身で使ってみました。

本記事では、12個の画像生成AIを実例を交えながらご紹介します。

これまでならイラストレーターやカメラマンなどに依頼しなければ作れなかった高精度の画像も、AIで瞬時にして作れるようになったのです。

SNS・Webマーケティングでは、もはや、画像生成AIを使わない手はありません。

結局どの画像生成AIがよいのか、おすすめを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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画像生成AIとは?仕組み・できること

画像生成AIとは、テキストやデータを入力することで、AIが自動的に画像を生成する技術のことです。

また、学習元になる画像をAIツールに入力することで、入力された画像をAIが学習し、それらの画像の特徴を持った全く新しい画像を生成するサービスもあります。

「画像生成AI」は、Webデザイン、医療診断、芸術表現、商品写真生成、ゲーム開発など、幅広い分野で応用されています。

例えば、Webデザインの自動化が可能になります。

ユーザーの好みや嗜好に応じて、独自のデザイン要素を持つ画像を自動生成し、パーソナライズされたWebサイトを提供可能です。

また、医療分野でもAIによる画像生成技術が活用されています。MRIやCTスキャンなどの医療画像を元に、病気の診断や治療計画の立案を支援するための高品質な画像を生成できます。

【比較表】おすすめ画像生成AI12選!無料・商標利用についても

以下では、おすすめの画像生成AIサービスをご紹介します。

ツール名 無料プラン 商用利用 日本語対応 特徴
Stable Diffusion
(ステーブルディフュージョン)
◯(利用規約はモデル・素材に準拠) △(UIによる) ローカル環境で利用でき自由度が高いAI
Midjourney
(ミッドジャーニー)
△(無料体験がほとんど終了) ◯(生成物利用は問題なし、ただし規約に注意が必要) △(日本語プロンプト対応) 構図・アート性など、画力が圧倒的なAI
DALL・E3
(ダリスリー)
◯(ChatGPT内であれば無料枠を使える) ◯(OpenAIの規約に準拠) プロンプト理解精度が高いAI
Bing Image Creator
(ビングイメージクリエイター)
× 完全無料で使えるAI
Adobe Firefly
(アドビファイアフライ)
◯(Fireflyは商用OK) 著作権の安心度が一番強いAI
Canva
(キャンバ)
◯(クレジット制) ◯(Canva商用OK) 画像→デザインまで一気通貫
Novel AI
(ノベルエーアイ)
×(有料) ◯(条件付き) △(日本語プロンプト対応) アニメ/美少女系に強いAI
AIピカソ ◯(規約内であれば商用OK) iPhone・Android対応の画像生成AI
StableStudio
(ステーブルスタジオ)
△(モデル次第) △(UIは英語が前提) UIの操作性・拡張性が高い
Leonardo AI
(レオナルドエーアイ)
◯(無料枠あり) △(UIは英語寄り) プリセットモデルが強く初心者でも使いやすい
Artbreeder
(アートブリーダー)
◯(無料枠あり) △(商用はプランによる) △(UIは英語寄り) 画像を配合・進化させるタイプのAI
DeepArt
(ディープアート)
△(仕様変動が多い) △(利用方法によって規約の精査が必須) △(UIは英語寄り) 名画風に変換する特化型AI

ぜひ参考にしてみてください。

Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)::無料で商用利用可


上の画像は、mage.spaceで作成した未来の東京で、スカイツリーのようなものが生成されており、高層ビルも現在より多い印象です。

「Stable Diffusion」とは、テキストを入力するとそれに沿った画像を出力してくれるモデルで、画像生成AIサービスの中でも特によく利用されているサービスです。

「Stable Diffusion」は、潜在拡散モデル(latent diffusion model)を使用しており、学習元になる画像とテキストのペアから学習し、テキスト入力に基づく画像生成(text-to-image)に使用されます。

そんなStable Diffusionの最新モデル「Stable Diffusion 3.5」が、2024年10月にリリースされました。

年間収益が100万ドル未満のスタートアップ企業や中小企業、クリエイターは、商用目的でも無料で利用可能です。

画像生成の精度が高く、一般的な消費者向けハードウェアで実行可能であることから、多くのユーザーにすでに活用されています。

Webデザインの自動化や医療分野での画像生成技術の活用なども期待されています。

詳しくは以下の記事でもご説明しています。

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Stable Diffusionとは?初心者でも分かる使い方・画像生成のコツ・商用利用の注意点まで徹底解説

Midjourney(ミッドジャーニー):高品質×プロ向け


上の画像は、Midjourneyで描いた未来の東京で、近未来・ダークな世界観となっており、描写がリアルです。

「Midjourney」とは、テキストを入力するとそれに沿った画像を出力してくれるサービスで、画像生成AIの1つです。

チャットツール「Discord」のBotコマンドを使用して、簡単に高精度な画像を自動生成することができます。

有料プランであれば、生成された画像は商用利用可能です。

無料版(Free Trial)では25回まで無料で利用が可能でしたが、2023年の3月28日に利用停止が公式から発表されています。

2024年8月に限定的に復活したものの、これは「Discord」不要のWeb版をリリースしたことを宣伝するためのもので、今現在(2025年11月)は利用が停止しています。

原因としてディープフェイクへの悪用が示唆されていましたが、実際には不正に無料プランを利用するユーザーが原因だということが発表されました。

月額10ドルのベーシックプランは毎月約200枚まで、月額30ドルのスタンダードプランなら毎月約900枚まで、月額60ドルのプロプランなら毎月約1,800枚まで画像生成可能です。

月額120ドルのメガプランであれば、プロプランの機能をすべて備えた上で、ファストモードの際にプラス60時間の生成時間が増えます。

テキストの指示による画像生成が可能であり、パソコンで簡単に実行できることから、すでに多くのユーザーに使われています。

ビジネスにおいても、広告デザインやWebデザインの自動化、商品開発の現場で商品イメージを作成するなど、さまざまな活用法が考えられます。

詳しくは以下の記事でも解説しています。

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Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方を解説!無料版は停止中?

DALL・E3(ダリスリー):ChatGPT統合で操作簡単

「DALL・E3」は、「ChatGPT」の作成元であるOpenAIが開発した画像生成AIの1つで、テキスト入力に基づいて画像を生成することができます。

高度なAI技術を活用した高品質な画像生成が可能で、4倍高解像度の画像生成ができます。また他の画像生成AI同様、商用利用も可能です。

ChatGPTで利用可能で、DALL・E3自体に利用制限はありません。

ChatGPTの利用プランによって、制限がかかってくるため注意しましょう。

ビジネスでの活用は、Webデザイン・広告デザインにおけるイメージ作成などへの利用でよりクリエイティブに幅ができることが期待されています。

また、アニメ風な画像などをアーティストが作成するのにも利用されています。

Bing Image Creator(ビングイメージクリエイター):完全無料で体験

「Bing Image Creator」は、Microsoft社が提供している画像生成AIツールで、作成したい画像をイメージした指示文(プロンプト)を入力することで、文章に合った画像を4枚作成することができます。

画像の生成にあたっては、OpenAIが開発した「DALL・E3」を使用しています。

「Bing Image Creator」はブラウザから簡単に無料で利用することができます。

サイト上の入力場所にテキストの指示文を入れるだけで、画像4枚が生成されます。ただし、できあがった画像は、商用利用できません。

Adobe Firefly(アドビファイアフライ):著作権リスクを抑えた安心設計


画像はAdobe Fireflyで作成した未来の東京で、細かな描写が少なくスタイリッシュな印象です。

「Adobe Firefly」は、Adobeが開発したジェネレーティブAI(生成AI)で、将来的には「Adobe Creative Cloud」をはじめとしたAdobeのクラウドサービスに直接組み込まれる計画になっている技術です。

2023年3月に発表され、ベータ版の運用を経て同年9月に正式リリース。

クレジットを消費する形で画像を生成でき、商用利用も認められています。

このツールを使用することで、テキストから画像やベクター、ビデオ、3Dを作成できます。

著作者が許諾したデータのみを学習することや、100を超える言語に対応していることなども特徴です。

詳しくは以下の記事でもご説明しています。

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Adobe Fireflyの使い方|ベータ版でできる3つの機能を解説!
アドビ 神谷知信|わくわくするような体験を通して日本のデジタル化の支援をしていく

Canva(キャンバ):初心者も使いやすいオールインワン


画像は、Canvaで作成した未来の東京で、東京タワー・東京ドーム・富士山といった実際の風景に近いオブジェクトも多く、現実に近い印象です。

「Canva」は、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成することができます。

また、SNSの投稿、ロゴ、プレゼンテーション、ポスター、動画など、さまざまなものを作成することができます。

「Canva」のAI画像自動生成機能は、テキストを入力するだけでAIが自動で画像を作成してくれる機能です。

画像スタイルとして写真、イラスト、3D、ペイント、パターン、コンセプトアートなどから選ぶことができます。

また、AI画像生成には回数制限があります。現時点では毎月50回(約200枚)まで無料でAI画像生成が可能です。

商用利用については、公式において「著作権所有権を主張しません。」としていますが、「Canva デザインで出力を使用する場合は、コンテンツが AI によって生成されたものであることをデザインの閲覧者に知らせるようお願いします。」という記載があり、はっきりと明言はしていません。

Canvaで日本のカントリーマネージャーを務める植山さんのインタビューもあわせてご覧ください。

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Canva 植山周志|非デザイナーもクリエイティブになれるビジュアル・コミュニケーション・プラットフォームで日々の業務を効率的に

Novel AI(ノベルエーアイ):アニメ・イラスト生成に強い

「NovelAI」は、AIが画像や小説を自動的に生成してくれるWebサービスで、小説生成と画像生成のサービスが用意されています。

また、シチュエーションと文章から画像の出力を行うAI画像生成機能も提供しています。

既存の画像に基づいて画像を生成する機能もあるので、作風や画風を真似したい画像がある場合には、「NovelAI」を使うと良いでしょう。

生成された画像は商用利用できます。画像生成AIを使うには、毎月10ドル支払うTabletプラン以上のプランを利用しなければなりません。

Tabletプランでは、毎月約200枚ほどイラストが作成できます。

AIピカソ:日本語対応・スマホアプリで手軽

「AIピカソ」は、テキストや簡単な下絵から画像を生成できる画像生成サービスです。

作画AIの「Stable Diffusion」を活用しています。

入力したキーワードをAIが認識し、イラスト風タッチの画像が生成されます。

画像の一部を塗りつぶしたり、ラフ画を描いたりして、生成したい画像に近づけることができます。

有名なフリー素材「いらすとや」の画風を習得していることでも知られています。

「生成された画像データの著作権に関しては、[Stable Diffusion]の規約に従います」としています。

そのため、画像の商用利用も可能です。無料プランの場合、広告を見れば画像生成が可能です。

広告なしの有料プラン「AI PICASSO PRO」では、無制限に画像生成できます。

1週間740円、1ヶ月1,980円、年額7,400円のプランがあります。

StableStudio(ステーブルスタジオ):Stable Diffusion派生の無料ツール

「StableStudio」は、Stability AI社のAPIを使用して画像生成AIである「StableDiffusion」のプロンプト入力や生成した画像の閲覧をリモートデスクトップのウェブブラウザ上でできるようにしたオープンソースのAI画像生成ツールです。

テキストの指示で画像を生成したり、画像を編集したりすることができます。

アカウント作成後にもらえる最初の25クレジット分は無料で画像生成できますが、その後は「DreamStudio」というサービスで有料課金しなければ画像生成できなくなります。

最低10ドルから購入(1,000クレジット)できる従量課金方式です。

生成された画像は商用利用も可能です。

Leonard AI(レオナルド エーアイ):高クオリティで商用OK

Leonardo AIは、テキストによるプロンプトから高品質な画像を生成できる、MidjourneyやStable Diffusionと並んで人気の高い画像生成AIです。

特に3つの特徴が挙げられます。

1つ目は、無料プランがある点です。

Leonardo AIでは、1日150トークンが無料で付与され、1トークンごとに1枚の画像を生成できます。

しかし、無料プランで生成した画像はWeb上に公開され、他のユーザーも閲覧できるため注意が必要です。

2つ目は、商用利用が可能である点です。

Leonardo AIで生成した画像は、オリジナルグッズの作成や広告素材としても使用できるため、ビジネスにも活用できます。

3つ目は、「Image to Image」機能です。

これは既存の画像を基に新たな画像を生成する機能で、より想像力高くオリジナルの画像を生成できます。

テキストだけでなく画像から画像を生成できる機能は、ぜひ一度試していただきたい魅力的な機能です。

Artbreeder(アートブリーダー):画像ミックスが得意

Artbreederも、テキストによるプロンプトから画像が生成できるAIツールです。

テキストだけでなく、テキストと既存の画像を組み合わせて新しい画像を生成することも可能です。

ポートレートや風景、アニメキャラクターなど、さまざまなカテゴリの画像生成に対応しています。

またArtbreederは、他のユーザーが作成した画像をベースに生成することもできるため、アイデアを共有しながらレベルの高い画像が生成可能です。

DeepArt(ディープアート):写真をアート風に変換

DeepArt は、ディープラーニング技術を用いて写真や画像の作風を変換するAIツールです。

たとえば、アップロードした写真を、ゴッホやピカソといった名画風から抽象的なデザインまで、さまざまな作風に変換できます。

操作性が高いことも大きな特徴で、画像をアップロードして好みのスタイルを選ぶだけで数秒から数分で芸術的な画像が生成できます。

また知識は不要で、初心者でも簡単に利用できる点が魅力です。

大久保写真創業手帳・代表 大久保の解説|おすすめの画像生成AIサービスを活用しましょう

以上、おすすめの画像生成AIサービスをご紹介しました。いかがだったでしょうか。

実際、使ってみた感想は「簡単」でした。

ちなみに、初心者だけでなく、専門的に画像生成をしたい場合でも、まずは「Stable Diffusion」を使うことをおすすめします。

そこからいくつか画像生成AIを使ってみた上で使いやすい画像生成AIを選んでみましょう。

これらの画像生成AIを使えば、自分で絵が描けないような人であっても、簡単に作りたい画像を作成できます。

WebサイトやSNSなどの画像作成に気軽に活用してみてください。

現在は、「海外からみた日本」というテイストが感じられますが、今後改善が進んでいくと思います。

アイデア次第で色々な使い方ができると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。

今後AI系のビジネスチャンスも増えてくると思います。

ChatGPT 生成AIガイドでは、ChatGPTだけでなく、生成AIに関しても記載しています。同じテーマで作成した画像生成ツールの比較クイズもございますので、ぜひ参考になさってください。

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(編集:創業手帳編集部)

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