画像生成AIサービスのおすすめ9選!文章で指示するだけ!無料サービスや商用利用可能も
創業手帳・代表 大久保の解説|WebサイトやSNSなどの画像作成は、画像生成AIサービスにお任せ!おすすめサービスをご紹介
創業手帳の代表で、最近はChatGPT 生成AIガイドや補助金が条件で自動的にマッチングされる補助金AIの運営もしている大久保です。
最近、生成系AIが人気ですよね。話題になっている生成系AIを実際に、自分自身で使ってみました。
こちらの記事では、9個の生成系AIをご紹介します。また、どんな感じの画像になるかも実例を紹介していますので見てみてくださいね。
SNSやWeb広告などで、画像生成AIサービスによって作られた画像を見ることも増えてきました。これまでならイラストレーターやカメラマンなどに依頼しなければ作れなかった高精度の画像も、AIで瞬時にして作れるようになったのです。もはや、画像生成AIを使わない手はありません。
本記事では、画像生成AIサービスのおすすめサービスを9つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
創業手帳代表の大久保が独自の視点で解説をした『ChatGPT 生成AIガイド』を無料でお配りしています。従来のチャットボットとの比較やGoogle検索との比較、実際にどのような活用ができるのかなどを始め、実際にChatGPTをビジネスに活用している業界トップランナーの方のインタビューも掲載!もちろん生成AIについての解説もございます。著作権の問題などにも触れていますので、是非ご活用ください。
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この記事の目次
画像生成AIとは何?
画像生成AIとは、テキストやデータを入力することで、AIが自動的に画像を生成する技術のことです。また、学習元になる画像をAIツールに入力することで、入力された画像をAIが学習し、それらの画像の特徴を持った全く新しい画像を生成するサービスもあります。
「画像生成AI」は、Webデザイン、医療診断、芸術表現、商品写真生成、ゲーム開発など、幅広い分野で応用されています。
例えば、Webデザインの自動化が可能になります。ユーザーの好みや嗜好に応じて、独自のデザイン要素を持つ画像を自動生成し、パーソナライズされたWebサイトを提供することができます。また、医療分野でもAIによる画像生成技術が活用されています。MRIやCTスキャンなどの医療画像を元に、病気の診断や治療計画の立案を支援するための高品質な画像を生成することができます。
おすすめの画像生成AIサービス9選。無料サービスも
以下では、おすすめの画像生成AIサービスをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
上の画像は、「Stable Diffusion」を無料利用できる代表的なツールのmage.spaceで作成した未来の東京です。
スカイツリー的な何かが写ってます。明るめな色合いでSF色抑え目な感じです。
「Stable Diffusion」とは、テキストを入力するとそれに沿った画像を出力してくれるモデルで、画像生成AIサービスの中でも特によく利用されているサービスです。「Stable Diffusion」は、潜在拡散モデル(latent diffusion model)を使用しており、学習元になる画像とテキストのペアから学習し、テキスト入力に基づく画像生成(text-to-image)に使用されます。
生成された画像は商用利用可能で、利用料金は無料です。
画像生成の精度が高く、一般的な消費者向けハードウェアで実行可能であることから、多くのユーザーにすでに活用されています。
Webデザインの自動化や医療分野での画像生成技術の活用なども期待されています。
詳しくは以下の記事でもご説明しています。
Midjourney(ミッドジャーニー)
こちらの画像は、Midjourneyで描いた未来の東京です。なんとなくダークな世界観ですね。
「Midjourney」とは、テキストを入力するとそれに沿った画像を出力してくれるサービスで、画像生成AIの1つです。チャットツール「Discord」のBotコマンドを使用して、簡単に高精度な画像を自動生成することができます。
有料プランであれば、生成された画像は商用利用可能です。
無料版(Free Trial)では25回まで無料で利用が可能でしたが、2023年の3月28日に利用停止が公式から発表されており、今現在(2023年7月)も利用が停止しています。
原因としてディープフェイクへの悪用が示唆されていましたが、実際には不正に無料プランを利用するユーザーが原因だということが発表されました。
月額10ドルのベーシックプランは毎月約200枚まで、月額30ドルのスタンダードプランなら毎月約900枚まで、月額60ドルのプロプランなら毎月約1,800枚まで画像生成可能です。月額120ドルのメガプランであれば、プロプランの機能をすべて備えた上で、ファストモードの際にプラス60時間の生成時間が増えます。
テキストの指示による画像生成が可能であり、パソコンで簡単に実行できることから、すでに多くのユーザーに使われています。
ビジネスにおいても、広告デザインやWebデザインの自動化、商品開発の現場で商品イメージを作成するなど、さまざまな活用法が考えられます。
詳しくは以下の記事でも解説しています。
DALL・E2(ダリツー)
「DALL・E2」は、「ChatGPT」の作成元であるOpenAIが開発した画像生成AIの1つで、テキスト入力に基づいて画像を生成することができます。
高度なAI技術を活用した高品質な画像生成が可能で、4倍高解像度の画像生成ができます。また他の画像生成AI同様、商用利用も可能です。約2,000円を支払えばそのたびに115回分を追加可能です。
ビジネスでの活用は、Webデザイン・広告デザインにおけるイメージ作成などへの利用でよりクリエイティブに幅ができることが期待されています。また、アニメ風な画像などをアーティストが作成するのにも利用されています。
Bing Image Creator(ビングイメージクリエイター)
「Bing Image Creator」は、Microsoft社が提供している画像生成AIツールで、作成したい画像をイメージした指示文(プロンプト)を入力することで、文章に合った画像を4枚作成することができます。画像の生成にあたっては、OpenAIが開発した「DALL・E2」を使用しています。
「Bing Image Creator」はブラウザから簡単に無料で利用することができます。サイト上の入力場所にテキストの指示文を入れるだけで、画像4枚が生成されます。ただし、できあがった画像は、商用利用できません。
Adobe Firefly(アドビファイアフライ)
画像はAdobe Fireflyで作成した未来の東京です。スタイリッシュな感じですね。
「Adobe Firefly」は、Adobeが開発したジェネレーティブAI(生成AI)で、将来的には「Adobe Creative Cloud」をはじめとしたAdobeのクラウドサービスに直接組み込まれる計画になっている技術です。
2023年3月に発表され、現在はベータ版が提供されています。このツールを使用することで、テキストから画像やベクター、ビデオ、3Dを作成することができます。
著作者が許諾したデータのみを学習することや、100を超える言語に対応していることなども特徴です。
詳しくは以下の記事でもご説明しています。
Canva(キャンバ)
画像は、Canvaで作成した未来の東京です。割りとリアルな感じですね。東京ドームっぽい何かが見えます。
「Canva」は、オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールで、61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成することができます。
また、SNSの投稿、ロゴ、プレゼンテーション、ポスター、動画など、さまざまなものを作成することができます。
「Canva」のAI画像自動生成機能は、テキストを入力するだけでAIが自動で画像を作成してくれる機能です。画像スタイルとして写真、イラスト、3D、ペイント、パターン、コンセプトアートなどから選ぶことができます。また、AI画像生成には回数制限があります。現時点では1日あたり25回(約100枚)まで無料でAI画像生成が可能です。
商用利用については、公式において「著作権所有権を主張しません。」としていますが、「Canva デザインで出力を使用する場合は、コンテンツが AI によって生成されたものであることをデザインの閲覧者に知らせるようお願いします。」という記載があり、はっきりと明言はしていません。
Canvaで日本のカントリーマネージャーを務める植山さんのインタビューもあわせてご覧ください。
Novel AI(ノベルエーアイ)
「NovelAI」は、AIが画像や小説を自動的に生成してくれるWebサービスで、小説生成と画像生成のサービスが用意されています。 また、シチュエーションと文章から画像の出力を行うAI画像生成機能も提供しています。
既存の画像に基づいて画像を生成する機能もあるので、作風や画風を真似したい画像がある場合には、「NovelAI」を使うと良いでしょう。
生成された画像は商用利用できます。画像生成AIを使うには、毎月10ドル支払うTabletプラン以上のプランを利用しなければなりません。Tabletプランでは、毎月約200枚ほどイラストが作成できます。
AIピカソ
「AIピカソ」は、テキストや簡単な下絵から画像を生成できる画像生成サービスです。作画AIの「Stable Diffusion」を活用しています。入力したキーワードをAIが認識し、イラスト風タッチの画像が生成されます。画像の一部を塗りつぶしたり、ラフ画を描いたりして、生成したい画像に近づけることができます。
有名なフリー素材「いらすとや」の画風を習得していることでも知られています。
「生成された画像データの著作権に関しては、[Stable Diffusion]の規約に従います」としています。そのため、画像の商用利用も可能です。無料プランの場合、広告を見れば画像生成が可能です。広告なしの有料プラン「AI PICASSO PRO」では、無制限に画像生成できます。1週間600円、年額4,444円のプランがあります。
StableStudio(ステーブルスタジオ)
「StableStudio」は、Stability AI社のAPIを使用して画像生成AIである「StableDiffusion」のプロンプト入力や生成した画像の閲覧をリモートデスクトップのウェブブラウザ上でできるようにしたオープンソースのAI画像生成ツールです。
テキストの指示で画像を生成したり、画像を編集したりすることができます。
アカウント作成後にもらえる最初の25クレジット分は無料で画像生成できますが、その後は「DreamStudio」というサービスで有料課金しなければ画像生成できなくなります。10ポンド(約1,600円)ごとに画像約1,000枚を生成できる従量課金方式です。
生成された画像は商用利用も可能です。
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(編集:創業手帳編集部)
以上、おすすめの画像生成AIサービスをご紹介しました。いかがだったでしょうか。
実際、使ってみた感想は「簡単」でした。
ちなみに、初心者であっても、専門的に画像生成をしたい人であっても、情報が多く出回っている「Stable Diffusion」を使うことをおすすめします。しかし、いろいろと使ってみた上で好みで選んでみても良いでしょう。
これらの画像生成AIを使えば、自分で絵が描けないような人であっても、簡単に作りたい画像を作成できます。WebサイトやSNSなどの画像作成に気軽に活用してみてください。
あとは、少し「海外からみた日本」というテイストがどうしてもまだあるなあ、という印象もありますが、今後改善が進んでいくと思います。
生成系AIは何より手間なく、あっという間にできるのがいいですよね。アイデア次第で色々な使い方ができると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。また、今後AI系のビジネスチャンスも増えてくると思います。
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ChatGPT 生成AIガイドでは、ChatGPTだけでなく、生成AIに関しても記載しています。同じテーマで作成した画像生成ツールの比較クイズもございますので、ぜひ参考になさってください。