資金調達手帳 2015年12月10日
経営改善サポート保証（事業再生計画実施関連保証）
経営改善サポート保証（事業再生計画実施関連保証）とは？
経営改善サポート保証（事業再生計画実施関連保証）は中小企業が中小企業再生支援協議会の支援を受けて事業再生計画を策定し、信用保証協会の保証付き融資など資金調達の支援を受けることができる制度です。
一般保証と別枠になることと、保証期間が長期になることが特徴です。
なお、4半期に1回金融機関に実施状況の報告を行う必要があります。
制度の概要
対象要件
事業再生計画を策定し、金融機関に進捗を報告する中小企業。
事業再生計画は以下の条件を満たしている必要があります。
- 債権者が合意がとれていること
- 経営の状況に即した改善策が盛り込まれること
- 各事業年度の収支計画があり、計画終了時の定量目標と達成のための行動計画が盛り込まれていること
保証限度額
一般保証と別枠で2億8,000万円
※普通保証2億円以内、無担保保証8,000万円以内（組合等は4億8,000万円）
保障割合
責任共有保証（80%保証）
100%保証の既保証を同額以内で借り換える場合は、例外的に100％保証
保証期間
一括返済の場合：1年以内
分割返済の場合：15年以内（据置期間は1年以内）
利率
金融機関規定による
信用保証料
責任共有制度対象の場合：0.8%
責任共有制度対象除外の場合：1.0%
| 対応地域 | 全国 |
|---|---|
| 対応業種 | 事業再生経営改善 |
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