【東京都】スタートアップ戦略のバージョンアップ「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP」が策定

tips

2025年11月25日、東京都は、「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP」を発表しました。

2022年11月に公表したスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS(戦略1.0)」をバージョンアップさせた「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP(戦略2.0)」です。

「戦略2.0」では、10×10×10のイノベーションビジョン達成のために、社会・経済に貢献し、飛躍的に成長する“スケールアップ”と、「戦略1.0」後に始まったTIB、SusHi Tech等の“プラットフォーム”を新たな取り組みの柱として位置づけます。

戦略における新たな取組

戦略1.0で取り組んできた40の施策に加え、新たに戦略を加速する26の施策を開始します。

グローバル×スケールアップ

・みんなで、“スケールアップ”企業を大きく育てる「SusHi Tech Global」
・大企業、中堅・中小企業のオープンイノベーションを発展させる
・大学・研究機関発のイノベーションをビジネスに結びつける など

裾野拡大

・子供が挑戦する「TIB KIDS」など、あらゆるフィールドでの挑戦を徹底的に応援する など

官民協働

・公共調達・ファーストカスタマーの活動を全国に展開する
・スタートアップ等の優れた技術を活用し、社会課題をスピーディーに解決 など

プラットフォーム

・TIBはあらゆる挑戦者を応援する結節点に(TIB2.0)
・オールジャパンで相互出展、世界に向けて連携して発信
・都内全域をSusHi Techのフィールドに。SusHi Techの理念を世界に輸出
・イノベーション創出の投資戦略 など


2022年11月に策定された、東京都のスタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」は、スタートアップと共に東京の課題解決と成長を推進する取り組みです。

戦略1.0では、5年で東京発ユニコーン数10倍、東京の起業数10倍、協働実践数10倍という野心的な目標「10×10×10のイノベーションビジョン」を掲げ、東京のエコシステムを世界とつなげる取り組みを実施してきました。

「Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP(戦略2.0)」は、10×10×10のイノベーションビジョン達成のため、TIBやSusHi Techといったプラットフォームを新たな取り組みの柱として位置づけ、戦略を加速させる施策を開始するとしています。

創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

さらに「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。


補助金ガイド


補助金AI

カテゴリ トレンド
関連タグ Global Innovation Strategy 2.0 STARTUP & SCALEUP Global Innovation with STARTUPS イノベーション スタートアップエコシステム 戦略1.0 戦略2.0
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」公募予告
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」に係る公募の予告について発表しました。 ディープテック・スター…
【2023年1月25日開催】「ビジネス思考のキホン-新しい時代の起業に求められる考え方-第1回「イノベーションのキホン」」
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する学びの場、TIP*Sが主催する連続講座、「ビジネス思考のキホン-新しい時代の起業に求められる考え方-第1回「イノベーションのキホン」」が2023年1月25日に…
乳房用画像診断装置開発の「Lily MedTech」が資金調達
アフラック・イノベーション・パートナーズ合同会社は、株式会社Lily MedTechに出資を行ったことを発表しました。 リング型の超音波を用いた革新的乳房用画像診断装置を開発する、東京大学発の医療機器…
「東急電鉄」が社会実装に特化したオープン・イノベーション施設「SOIL」を開設
東京急行電鉄株式会社は、「SOIL(Shibuya Open Innovation Lab)」の通常運用を2019年7月16日から開始したこと発表しました。 「SOIL」は、スタートアップ企業や大企業…
2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)公募
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)の公募について発表しま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集