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女性および子どもに特化した医療AI基盤モデルの構築を進める「nonat」が1.3億円調達

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2025年8月28日、株式会社nonatは、総額1億3000万円の資金調達を発表しました。

nonatは、女性および子どもに特化した医療AI基盤モデルの構築を進めています。

第1弾として、「早産・死産・新生児死亡」に関連する研究開発を行っています。

今回調達した資金は、研究開発領域の人材強化、アルゴリズムの高度化、多施設共同研究の拡充に活用します。


日本では社会の高齢化が進行し、医療ニーズが増大・多様化し、医療従事者の負荷が高まっています。

こうしたなかで、医療の質を維持・向上しながら、医療従事者の負担を軽減するため、先端技術の活用が進められています。

近年、AI技術は加速的に発展し、ビジネスでの活用が進められています。医療業界での活用も進められており、さまざまな領域において効率化や高度化を実現する手段として注目されています。

このような背景のもと、nonatは女性および子どもに特化した医療AI基盤モデルの構築を進めています。

周産期医療は、少子化対策の観点からも重要な存在です。しかしながら、周産期医療は、産婦人科医師と小児科医師の不足や地域偏在、分娩取扱病院や診療所数の減少といった課題に直面しています。

また、近年は出生数は減少傾向にあるものの、高齢出産の増加などを背景としたハイリスク分娩や、低出生体重児といったハイリスク新生児が増加しており、高度な診療体制が求められています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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