注目のスタートアップ

オリジナルIPのVRゲームを開発する「MyDearest」が1.7億円調達

company

2025年8月8日、MyDearest株式会社は、約1億7000万円の資金調達を発表しました。

MyDearestは、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・パブリッシングを行っています。

これまで、『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』『8番出口VR』『Brazen Blaze』などのゲームタイトルを手がけています。

また、2024年11月に、企業向けにVR/XRコンテンツ制作、ソリューション提供、VRChatワールドの構築をワンストップで手がける「VRあそび事業部」を立ち上げています。

今回調達した資金は、北米のα世代向けのVRゲームを軸としたIP展開の強化、企業向けVR/MRソリューション提供・コンテンツ制作の事業拡大に活用します。


VR(Virtual Reality:仮想現実)は、専用機器などを用いて、仮想空間における高度な没入体験を実現する技術です。

この革新的な技術は、とくにゲームやエンターテインメント分野において、従来にはなかった体験を提供する手段として注目を集めています。

しかし、現状のVRゲーム市場は依然として限定的な規模にとどまっています。その要因として、VRゴーグルといった専用機器の普及不足や対応タイトルの少なさが挙げられます。

そうした状況のなか、2019年に登場したリズムゲーム『Beat Saber』は、2021年2月時点で累計400万本を販売し、VRゲームの可能性を示す代表的な成功例となりました。

今後は、次世代HMDの登場によってさらなる高品質な体験が実現されるとともに、デバイス価格の低下による一般層への普及促進が期待されます。それに伴い、VRゲーム市場の拡大が加速することでしょう。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 8番出口VR ALTDEUS: Beyond Chronos Brazen Blaze BtoB DYSCHRONIA: Chronos Alternate IP MyDearest Oculus Quest2 VR VRゲーム エンターテインメント ゲーム コンピューターゲーム ビデオゲーム 娯楽 東京クロノス 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

メディカルセキュリティクラウドサービス「Mowl」を提供する「MTU」が4.5億円調達
2024年8月29日、MTU株式会社は、総額4億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MTUは、医療機関向けのメディカルセキュリティクラウドサービス「Mowl(マウル)」の開発・提供や…
フリーコンサルタントのための案件紹介サービス「Pro Connect」を展開する「イーストフィールズ」がりそな銀行を引受人とするSDGs推進私募債(無担保社債)1億円を発行
2022年11月25日、イーストフィールズ株式会社は、株式会社りそな銀行を財務代理人及び引受人とするSDGs推進私募債(無担保社債)1億円を発行したことを発表しました。 フリーコンサルタントのための案…
ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営する「GOKKO」が2億円調達
2022年11月9日、株式会社GOKKOは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GOKKOは、ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営しています。 “日常で忘れがちな小さ…
新規次世代半導体(GeO₂半導体)を開発する「Patentix」7.19億円調達
2025年10月3日、Patentix株式会社は、総額約7億1900万円の資金調達を発表しました。 Patentixは、新規次世代半導体(GeO₂半導体)の研究開発とその製造販売を手がける立命館大学発…
DXの相談窓口を運営する「ユーティル」が5.4億円調達
2023年12月15日、株式会社ユーティルは、総額5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユーティルは、Web制作に関する相談カウンター「Web幹事」、動画制作に関する相談カウンタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集