【東京都】「新製品・新技術開発助成事業」【最大2500万円支援】

subsidy

「新製品・新技術開発助成事業」のご案内です。

公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する助成事業です。

対象となる研究開発

製品・サービスを生み出すために、試作品の設計、製作、試験評価を行うことを「研究開発」と位置づけています。

以下いずれかの分野の研究開発が助成対象事業となります。

「製品化・実用化のための研究開発」
製品化及び実用化につながるハードウェア・ソフトウェアの試作品の設計、製作、試験評価のことを指します。

「新たなサービス創出のための研究開発」
サービスを実現する手段としてのハードウェア・ソフトウェアの試作品の設計、製作、試験評価のことを指します。

対象者

・都内の本店又は支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者(会社及び個人事業者)等
・都内での創業を具体的に計画している個人

助成金

・限度額:2500万円
・助成率:経費の1/2以内(賃金引上げ計画を策定し、実施した場合は3/4以内(小規模企業者は4/5以内))

申請書類提出期間

2025年5月9日(金)~2025年6月5日(木)


総務省の資料「我が国の企業の研究費と売上高」(2020年4月13日)によると、2018年度の科学技術研究費は19兆5,260億円に達し、過去最高を記録しました。また、企業による研究費も14兆2,316億円となり、こちらも過去最高を更新しています。

この10年間の推移を振り返ると、企業の研究費と売上高は共に増加傾向にあり、研究開発活動が売上の拡大や経営の安定に寄与していることがうかがえます。研究費と売上高の相関関係も確認されており、研究開発は企業にとって戦略上、極めて重要な位置づけとなっています。

ただし、中小企業にとっては、研究開発に必要なリソースの確保が難しいという課題があります。とくに、専門的な知識や技術を持つ人材の不足、そして研究開発にかかる予算の制約が深刻です。

そのため、中小企業は国や自治体による補助金・助成金、あるいは公的支援制度を積極的に活用し、研究開発を通じた成長のチャンスを広げていくことが求められます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ サービス ソフトウェア ハードウェア 中小企業 個人事業者 公益財団法人 助成 助成金 実用化 小規模企業 新技術開発助成 東京都 東京都中小企業振興公社 研究開発 補助金 製作 製品化 設計 試験
詳細はこちら

新製品・新技術開発助成事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

難治性がんの治療薬・新型コロナウイルスワクチン研究開発の「ユナイテッド・イミュニティ」が5億円調達
2021年9月7日、ユナイテッド・イミュニティ株式会社は、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自のナノ粒子型免疫デリバリーシステム(プルランナノゲル)を活用した免疫活性化の基盤技術…
2023年度「共創モデル実証プロジェクト」補助金
2023年4月21日、国土交通省は、2023年度(令和5年度)「共創モデル実証プロジェクト」の公募について発表しました。 地域の多様な関係者の共創により地域交通の維持・活性化に取り組む実証プロジェクト…
「IT導入補助金2024」
「IT導入補助金2024」のご案内です。 さまざまな経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。 下記5つの枠の中で、目的に合致するものに申請が可能です。 通常枠 自社の課題にあ…
製品ナレッジ活用クラウド「PRISM」を提供する「Things」が3.2億円調達
2025年7月7日、株式会社Thingsは、総額約3億2000万円の資金調達を発表しました。 Thingsは、製品ナレッジ活用クラウド「PRISM(プリズム)」を開発・提供しています。 生成AIを標準…
「未来マーケティング」がメディアを活用した起業家・中小企業のブランディング・サービスを開始
2019年9月12日、株式会社未来マーケティングは、起業家や中小企業の事業支援を行うサービスを開始しました。 このサービスは、大手Webメディアや、マス・メディア、ソーシャル・メディアなど、あらゆるメ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集