「認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業」

subsidy

「認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業」のご案内です。

本格的な経営改善が必要となる前の早期段階において、中小企業・小規模事業者が、外部専門家(認定経営革新等支援機関)の助けを得て実施する資金繰り管理、採算管理等の基本的な経営改善の取組をサポートする支援事業です。

申請書類や認定経営革新等支援機関の検索は「認定経営革新等支援機関検索システム」から行うことが出来ます。

対象者

本格的な経営改善が必要となる前の早期段階において、資金繰り管理や採算管理など、基本的な内容の経営改善の取組を必要とする中小企業・小規模事業者。

支援内容

国の認定を受けた認定経営革新等支援機関の支援により、資金繰り計画やビジネスモデル俯瞰図、アクションプランといった内容の経営改善計画を策定する際、その策定等にかかった費用(フォローアップ費用を含む)について、総額の3分の2まで支援します。

・認定経営革新等支援機関とは、中小企業の経営相談等に関して専門的知識や実務経験が一定レベル以上にある者として、国の認定を受けた公的な支援機関です。
・主な認定経営革新等支援機関は、国の認定を受けた税理士・税理士法人、公認会計士、中小企業診断士、弁護士、金融機関等です。
・経営改善計画の策定にあたっては、「収益力改善支援に関する実務指針」に沿った支援を行います。


2020年初頭から世界的に広がった新型コロナウイルス感染症は、日本経済にも深刻な影響を与えました。

コロナ禍により、多くの企業が事業の縮小を余儀なくされました。とくに飲食店、観光業、建設・工事業は深刻な影響を受け、これらの業界は倒産件数が顕著に増加しました。

2023年5月には、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられ、事実上の終息宣言がなされました。しかし、長期にわたるコロナ禍は、多くの業界に深い爪痕を残しており、いまだに立ち直れていない企業も少なくありません。こうした企業には、依然として公的な支援が求められています。

さらに現在は、エネルギー価格の高騰や、円安、賃上げ圧力など、経営環境は一層厳しくなっています。こうした状況下で、中小企業は売上の減少や借入の増大に直面しており、早期に経営改善のための対策を講じることが必要です。

「早期経営改善計画策定支援事業」は、資金繰りの安定や、根本的な収益力の改善を目的とした、中小企業などと専門家の取り組みを支援するものです。

具体的には、国が認定した税理士などの専門家である認定経営革新等支援機関の支援を受けて資金繰り計画やビジネスモデル俯瞰図、アクションプランといった内容の経営改善計画を策定する際、その費用の2/3を補助しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ ポスコロ事業 ポストコロナ持続的発展計画事業 助成金 早期経営改善計画策定支援 補助金 認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業
詳細はこちら

認定経営革新等支援機関による早期経営改善計画策定支援事業(PDF)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「中小企業等海外展開支援事業費補助金」(申請受付期間:11/18~12/3)
特許庁は「中小企業等海外展開支援事業費補助金」について発表しました。 海外への事業展開等を計画している中小企業等に対して、海外における発明、実用新案、意匠または商標の権利化のための出願(出願手続)、特…
【東京都】「商店街デジタル化推進事業費補助金」
東京都は「商店街デジタル化推進事業費補助金」の募集開始を発表しました。 デジタル技術の活用に取り組む都内商店街に対し、必要な機器の購入やアプリ・各種システムの開発・構築などデジタル導入に要する経費のほ…
【東京都】「全国技能競技大会等選手育成強化補助金」「技能グランプリ・技能五輪全国大会出場支援補助金」
東京都職業能力開発協会は、「全国技能競技大会等選手育成強化補助金」及び「技能グランプリ・技能五輪全国大会出場支援補助金」について、2023年度の募集を開始したことを発表しました。 全国技能競技大会等選…
令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)公募事前予告
中小企業庁は、令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の公募について事前予告を行うことを発表しました。 令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者…
【東京都】「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」補助金
東京都は、「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」の公募について発表しました。 エリア単位で観光関連事業者等が連携し、AI等先端技術を活用した観光地の面的な高付加価値化を図る取り組みを支援し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集