「持続的生産強化対策事業のうち農作業安全総合対策推進(農作業安全に係る民間(推進)団体への支援)」補助金

subsidy

農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業のうち農作業安全総合対策推進(農作業安全に係る民間(推進)団体への支援)」の公募について発表しました。

より実効性のある農作業安全対策を推進するため、熱中症対策の啓発資料の作成及び普及並びに農作業安全に係る研修資料の作成及び普及に向けた支援を行うものです。

事業内容

1. 熱中症対策の啓発資料の作成・普及
農作業における熱中症対策のため、熱中症対策アイテム・MAFFアプリの活用、声かけ運動等を啓発したパンフレット、事例集を作成し、研修会・セミナーの開催により効果的な啓発・普及を図ります。

2. 農業機械の追突事故防止対策の普及
乗用型トラクターの交通事故の発生抑制及び被害軽減のため、追突事故防止に活用される反射板等に係る実証等を通じて効果的な追突防止対策の普及を図ります。

3. 営農類型別の研修資料の作成
農作業安全に係る研修を効果的に行うため、営農類型別に農作業安全のための普及啓発資料を作成します。

4. 農作業安全に係る都道府県推進組織等への支援
都道府県段階の推進協議会等による研修の実施を支援します。

公募期間

2024年2月7日(水)~2024年2月28日(水)17:00

農業関連の補助金・助成金ついて、詳しくはこちらの記事を>>
【2024年最新版】農業ビジネスで役立つ補助金・助成金まとめ!活用してコストの負担を抑えよう

農林水産省の報告によると、農作業中の熱中症により、毎年約30名が死亡しています。

農業は日陰のない環境で長時間作業を行うことが多いため、熱中症のリスクが高いものとなっています。

さらに、農作業中の熱中症の約85%が7月や8月といった真夏に起きている一方で、3月から6月にかけても発生しているという事実があります。

これはやはり農業が過酷な環境で行われていることの証でもあります。さらに夏ではないため対策が疎かになってしまうことで、よりリスクが高まっていると考えられます。

また、農業は高齢者人口が多くなっていますが、高齢者は暑さや水分不足に関する感覚機能が低下するとされているため、より熱中症のリスクが高いとされています。

ほかにも、農作業では農業機械による事故などさまざまなリスクがあります。

今回の「農作業安全総合対策推進(農作業安全に係る民間(推進)団体への支援)」では、こうした安全対策を推進する取り組みを支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 安全 安全対策 持続的生産強化対策事業のうち農作業安全総合対策推進(農作業安全に係る民間(推進)団体への支援) 熱中症対策 補助金 農家 農業
詳細はこちら

令和6年度持続的生産強化対策事業のうち農作業安全総合対策推進(農作業安全に係る民間(推進)団体への支援)の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):7次締切分」「セキュリティ対策推進枠:7次締切分」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):11時締切分」補助事業者が採択
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):7次締切分」「セキュリティ対策推進枠:7次締切分」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):11時締…
【農林水産省】「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」2次公募
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和6年度補正予算(第1号))の第2次公募について発表しました。 海外からの輸入原料に依存した肥料から、堆肥や下水汚泥…
補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供する「Stayway」が1億円調達
2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供して…
植物工場スタートアップの「スプレッド」が40億円調達
2022年8月2日、株式会社スプレッドは、総額40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スプレッドは、2006年に京都で創業した植物工場スタートアップです。 2007年に京都府亀岡市で「亀岡プ…
「酒類業振興支援事業費補助金(令和6年度予算(案))」
国税庁「酒類業振興支援事業費補助金(令和6年度予算(案))」のご案内です。 日本産酒類の輸出拡大や酒類業の経営改革・構造転換に向けて、酒類事業者による日本産酒類のブランディングや、インバウンドによる海…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集