創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月7日宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム「AirXpress」を展開する「SpaciaNet Japan」が1億円調達

2023年11月6日、株式会社SpaciaNet Japanは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム「AirXpress」を展開しています。
多言語オペレーターによる24時間・365日のきめ細やかなコミュニケーションサービスを提供するほか、予約管理システムを中心に清掃スケジュールなどの情報を集約して管理し、総合的なサポートでオペレーション業務を効率化します。
今回の資金は、営業・マーケティングの強化、システム開発の強化、新規事業への投資に充当します。
日本は観光業の成長のためにさまざまな取り組みを実施してきました。とくにインバウンド需要の獲得は重要なテーマです。
2019年には訪日観光客数が過去最多の3,188万人を記録しており、コロナ禍を経て経済が回復に向かう現在、さらなる成長が期待されています。
こうした訪日観光客をさらに獲得するにはサービスの質の向上が重要です。
ホテルや旅館などの宿泊施設はホスピタリティが重要ですが、ホスピタリティを発揮するには宿泊客と密にコミュニケーションを交わすことが重要です。
しかし訪日観光客は多様な言語を利用しており、日本語を理解できないことも多いことから、言葉の壁が原因でコミュニケーションに課題が生じることが多々あります。
したがって宿泊施設では多言語対応が重要な課題のひとつとして認識されています。
SpaciaNet Japanは、多言語オペレーションを軸に宿泊施設の効率化・省人化を実現するサービスを展開し、宿泊施設の運営をサポートしています。
今後は関西圏を中心にオフラインサービスに注力し、有人ホテルの省人化を実現できるサービスへと成長させていく計画です。
さまざまな業界でデジタル化などにより業務効率化が進んでいます。創業期はコストの問題から多くのシステムを導入できないかもしれませんが、負担の大きな部分をデジタル化することで相当の負担を軽減することが可能です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
また、抜本的なシステム導入には資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウについて詳しく開設しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AirXpress BtoB SpaciaNet Japan オペレーション コミュニケーション スケジュール ホテル 予約管理 効率化 多言語 宿泊施設 宿泊業 情報 株式会社 清掃 管理 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年1月30日、FastManage株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FastManageは、医師診療支援AI「Curalumi(キュラルミ)」や、ビジネス…
2022年12月20日、ハルモニア株式会社は、株式会社カインズと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ハルモニアは、パートナー企業のプライシングを戦略策定からシステム化まで一気通貫で支援す…
2020年6月19日、株式会社U-MAPは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 名古屋大学 宇治原研究室(未来材料・システム研究所)の研究成果である繊維状窒化アルミニウム単結晶(「T…
2019年7月25日、株式会社MAKOTOキャピタルは、仙台市と共同で、「TOHOKU GROWTH Accelerator」を実施することを発表しました。 「TOHOKU GROWTH Accele…
2019年12月20日、株式会社オースタンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 日本最大級のシニア向けコミュニティ・サービス「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」を運営しています。 匿名性のコミ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…