注目のスタートアップ

製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を提供する「スカイディスク」が8億円調達

company

2023年5月24日、株式会社スカイディスクは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スカイディスクは、製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を開発・提供しています。

いつ・何を・何個というオーダー情報から、AIによって設備・スタッフの最適な割り当て計画(生産計画)を瞬時に立案するSaaSです。

生産計画立案業務の効率化、属人化の解消、生産性向上を実現します。

今回の資金は、セールス・カスタマーサクセス・エンジニアなどの人材の採用、マーケティングに充当する予定です。


製造業は国内総生産(GDP)の約20%を占める主要産業です。しかしながら、製造業は人材不足という問題や、激しい国際競争による競争力の低下などの課題を抱えています。

製造業を再び競争力のある産業へと押し上げるためには、デジタル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが必要です。

また、中小規模の製造業では、多様な顧客ニーズに応えるために、小ロット多品種の生産が求められています。

小ロット多品種の生産には、在庫リスクの低減や新たな顧客の開拓などのメリットがありますが、資材の調達量が増えることによるコスト増加や、段取り・生産ラインの変更による生産効率の低下といったデメリットも存在します。

そのため、小ロット多品種の生産を実現するには、これまで人が担ってきた生産計画や資材調達、見積もりなどの業務をテクノロジーを活用して効率化することが重要です。

スカイディスクは、「最適ワークス」を通じて、製造業の生産計画をAIによって効率化・自動化することで、製造業のデジタル化に貢献しています。

デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI SaaS システム スカイディスク ものづくり 効率化 株式会社 生産 生産性向上 生産計画 稼働 自動 製造業 計画 設備 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EV車両の製造・販売を行う「EVモーターズ・ジャパン」が12.3億円調達
2022年9月30日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額12億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 EVモーターズ・ジャパンは、商用EV車両(バス・トライク・物流車)を製造・販…
社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため事業を展開するソーシャルセクター「Ridilover」が2.3億円調達
2022年1月19日、株式会社Ridiloverは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため、以下の事業を展開しています。 ・社会…
「マネーコミュニケーションズ」が給与前払いサービス「プリポケ」において「立替払い型」プランの取扱いを開始
2020年12月21日、株式会社マネーコミュニケーションズは、給与前払いサービス「プリポケ」において、「立替払い型」プランの取扱いを開始することを発表しました。 「プリポケ」は、特定の給料日を待たずに…
オフライン店舗のヒト導線データ分析ソリューション「POPS」が正式ローンチ
2022年5月18日、株式会社GRoooVEは、「POPS」を正式ローンチしたことを発表しました。 「POPS」は、オフライン店舗における高精度のヒト動線データ分析ソリューションです。 導入することで…
【3/8開催】オンラインセミナー「多様化する事業承継」
大阪中小企業投資育成株式会社が主催する「多様化する事業承継」が開催されます。 事業承継の選択肢を増やすために必要なポイントや、後継者育成の支援事例、「家族よし会社よし株主よし」三方良し承継の取り組み事…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集