注目のスタートアップ

為替テックの「ジーフィット」が本田圭佑氏が率いる個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」から資金調達

company

2023年3月9日、ジーフィット株式会社は、本田圭佑氏が率いる個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」から資金調達を実施したことを発表しました。

ジーフィットは、グローバルビジネスの大きな課題の一つである為替リスクを適切にコントロールするソリューションを開発・提供しています。

今後、企業の直面する為替リスクを適切かつ主体的にコントロールするための分析・視覚化・提案・外貨建取引の管理などを実現するクラウドソリューションの開発をさらに加速させます。


為替リスクとは、為替相場が変動することで起きるリスクのことです。

企業が直面する為替リスクには、財務諸表に計上された外貨建資産・負債が為替相場により増減する「換算リスク」、外貨建取引での決済時の為替相場によって収益が変わる「取引リスク」、為替相場が企業の採算性や競争力など、構造的に影響してくる「経済性リスク」の3つがあります。

企業はこの為替リスクをなるべく抑えるため、為替リスクヘッジを行っています。

しかし、日本の中小企業の多くは先物為替予約以外のリスクヘッジを行っていないといいます。

先物為替予約とは、あらかじめ定められた相場で売買する契約のことです。将来の相場変動による損益は発生せず堅実な取引といえます。

為替リスクヘッジにはほかにもさまざまな手法があり、状況に応じて最適なヘッジを行い、リスクを最小化することが重要ですが、専門的な知識が必要となることから、スモールビジネス・中小企業はこうした手法を活用できずにいます。

ジーフィットは、高度な知識がなくても誰でも簡単に為替リスクに対処できる環境を提供することで、日本企業の海外挑戦に貢献することを目指しています。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Fintech GFIT KSK Angel Fund LLC グローバルビジネス ジーフィット システム データサイエンス フィンテック リスク 後ローバル 数理モデル 株式会社 為替テック 為替リスク 資金調達 金融
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

電動キックボードシェアリングサービス展開の「Luup」が20億円調達
2021年8月17日、株式会社Luupは、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 電動キックボードや小型電動アシスト自転車などの、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP…
健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供する「SOXAI」が8.8億円調達
2024年6月21日、株式会社SOXAIは、総額8億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SOXAIは、健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供しています。 さま…
混雑状況をリアルタイムに可視化する「バカン」が8億円調達
2023年2月21日、株式会社バカンは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バカンは、IoT・AIを活用してレストラン街・カフェ・トイレ・観光地・避難所・投票所など、あらゆる場所の空き…
独自の発酵技術で未利用資源を付加価値ある素材にアップサイクルする「ファーメンステーション」が2.3億円調達
2024年1月30日、株式会社ファーメンステーションは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファーメンステーションは、独自の発酵技術と未利用バイオマス・微生物データベースを…
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」運営と製造業DXの「キャディ」が80.3億円調達
2021年8月24日、キャディ株式会社は、総額80億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」の運営や、バリューチェーン全体に潜む…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集