創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年2月15日GHG排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供する「ゼロボード」が24.4億円調達

2023年2月15日、株式会社ゼロボードは、総額24億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ゼロボードは、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減を支援するソリューション「zeroboard」を提供しています。
脱炭素経営パートナーとして、GHG排出量算定・開示・削減までを支援する一気通貫のソリューションです。
企業活動・サプライチェーン由来のGHG排出量をクラウド上で算定・可視化し、最適なGHG削減ソリューションを提供しています。
今回の資金は、「zeroboard」のプロダクト機能開発の加速化、顧客伴走型で支援するカスタマーサクセスなど専門人材の採用強化、海外展開に充当します。
世界的な気候変動の対策として、CO2を中心としたGHG(温室効果ガス)の削減に向けた取り組みが各国で加速しています。
とくに大企業においては、事業者自らが排出するGHGの削減だけでなく、サプライチェーン全体のGHG排出を削減していくことが求められます。
しかしサプライチェーンは企業の規模が大きくなるほど複雑になり、サプライチェーン全体の排出量(サプライチェーン排出量)を把握することは従来の仕組みでは困難です。
こうした背景からGHG排出量・サプライチェーン排出量を算定するツールやシステムのニーズが高まっています。
ゼロボードは、GHG排出量を算定するシステムの提供だけでなく、GHG削減ソリューションを提供するパートナー企業と協力し、削減に向けた具体的なソリューションをクライアント企業に提供していることを特徴としています。
環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | GHG zeroboard クラウド サプライチェーン ゼロボード ソリューション 削減 可視化 排出量 株式会社 温室効果ガス 算定 脱炭素経営 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年5月20日、株式会社Leafeaは、総額3億6000万円の資金調達を発表しました。 Leafeaは、福利厚生サービス「福利厚生アプリ」を開発・提供しています。 会員制の優待サービスを通じ、従…
2024年11月8日、株式会社OpenHeartは、7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OpenHeartは、写真・動画を“さわれる3D”にするAIプラットフォーム「TAVIO」を開…
2020年8月31日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額4億3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都大学大学院農学研究科 木下政人助教、近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らを創…
2019年8月28日、株式会社カシワバラ・コーポレーションは、DRONE PILOT AGENCY株式会社と、資本・業務提携を行う方向で合意したことを発表しました。 カシワバラ・コーポレーションは、“…
株式会社京都銀行は、グループ会社の京銀リース・キャピタル株式会社と共同で設立した「京銀未来ファンド3号」が、第7号案件として、株式会社BTB創薬研究センターに出資したことを発表しました。 BTB創薬研…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…