注目のスタートアップ

管理画面を開発・運用できるサービスを提供する「Dashcomb」が6,300万円調達

company

2022年10月19日、株式会社Dashcombは、総額約6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Dashcombは、管理画面(ダッシュボード)を開発・運用できるサービス「Dashcomb」を提供しています。

わずかなコード(ローコード)とドラッグアンドドロップにより、UI/UXに優れた管理画面を構築できるサービスです。

管理画面(ダッシュボード)は、サービスを提供・運営する際、さまざまな情報を表示・管理するためのシステム/画面のことです。

企業が開発するサービスは独自の仕様で構築されていることが多いため、管理画面についても市販のものを使うことが難しく、多くは社内で開発されています。

一方、管理画面は顧客に見えない部分であるのにもかかわらず、サービスの運用にあたっては必ず開発が必要となり、エンジニアに負担がかかっていました。

また、エンジニアのスキル不足によって必要な機能をスピーディに実装することや、UI/UXに優れた使いやすい画面を構築できないこともあります。

「Dashcomb」は、この管理画面開発の課題を解決するローコード開発ツールです。

洗練されたUI/UXの管理画面を、ローコードかつドラッグアンドドロップで構築できるため、管理画面開発にかかっていた時間を大幅に短縮でき、さらに必要な機能も即座に実装できるようになります。

株式会社Dashcombのコメント

このニュースを受けまして、株式会社Dashcomb 代表取締役 小野邦智氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

初期チームの結成とプロダクトの開発です。プロダクトは既に10月5日にリリースしました。

・今後の展望を教えてください。

日本のみならず、世界中に急激に進んでいるDX。各企業はこのトレンドに乗り遅れてしまうと、デジタル時代に売上にインパクトを受ける可能性が高いです。その社内のDX推進の中核にあるべきものは効率的に使える管理画面です。

・読者へのメッセージをお願いします。

創業者のトータル能力が起業のジャーニーで試されます。その中のDXに関して、弊社Dashcombが全力でサポートするので、いつでもご連絡ください。

業務には至る所に不便や非効率が潜んでいます。近年はこうしたペインを解消するため、さまざまなツールやクラウドサービスが登場していますが、創業期はコストの問題から、優先順位をつけて導入することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Dashcomb UI UX ダッシュコム ダッシュボード ローコード 株式会社 管理画面 資金調達 運用 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法人取引における審査業務のDXを手がける「シンプルフォーム」が40億円調達
2024年11月12日、シンプルフォーム株式会社は、総額40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンプルフォームは、法人取引における審査業務のDXに取り組んでいます。 国内500万法人の訂正…
インハウスAI動画編集クラウド「Video BRAIN」提供の「オープンエイト」が30億円調達
2021年1月29日、株式会社オープンエイトは、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インハウスAI動画編集クラウド「Video BRAIN」の提供や、動画自動生成機能などのAPI提…
ニュースアプリ「SmartNews」を運営する「スマートニュース」が「三井住友銀行」からベンチャーデットとして100億円を資金調達
2024年1月9日、スマートニュース株式会社は、株式会社三井住友銀行から、ベンチャーデットとして100億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートニュースは、ニュースアプリ「SmartNew…
地方自治体向けのプラットフォーム構築支援や観光マネジメント事業などを手がける「Blank Marketing&Management」が資金調達
2023年8月21日、Blank Marketing&Managementは、資金調達を実施したことを発表しました。 Blank Marketing&Managementは、地方自治体向けのプラットフ…
換気の効率化により電気代を削減するIoTビルオートメーションシステム「BA CLOUD」などを提供する「cynaps」が2億円調達
2023年5月16日、cynaps株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 cynapsは、IoT対応のCO2モニタリング/換気アラートシステム「hazaview(ハザビュー)」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集