創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年6月13日合同会社yoasobi 濱田 悠佑|中小企業向け採用支援サービス事業が注目の企業
中小企業向けの採用支援サービスで注目されているのが、濱田悠佑さんが2020年10月に創業した合同会社yoasobiです。
事業を軌道に乗せ、グロースさせる上で、事業や企業の成長フェーズや特性を踏まえた人材を獲得することは、経営戦略上、重要な指標の一つです。
しかし現在、その人材採用に悩む中小企業は多く存在します。特に、一般にあまり名前が知られていない企業や、事業内容がニッチ・特殊な領域であるがゆえに理解されにくい企業はなおのこと、自社をどうのようアピールしていいのかわからない、どのような採用を行ったらいいのかわからないなど、自社に見合った人材を獲得するのに苦労されることも多いのではないでしょうか。
また、中小規模の事業者の場合、人事部や採用担当といった専門の部門を持たずに、社長や管理部門の社員が本業と兼務で採用業務を行っている、という場合もあります。
採用のプロフェッショナルではない人が、しかも本業の傍らで採用を行うとなると、どうしても手落ちが生じたり、適正な採用プランに則った実践ができなかったり、本当に自社にあった採用スタイルや採用手法を検討・判断できないということもあるでしょう。
現在は、オンラインで求職者がいつでも簡単に求人情報を探せる便利な世の中になりました。その求職者の目に留まるよう、最適に設計された採用情報を配信出来ているかが、企業としての魅力をどれだけアピールできるかが、人材獲得競争を勝ち残る大きな鍵となります。
採用したい方に向けて自社の強みや特徴、具体的な欲しい人物像を明確化し、「名刺」がわりに情報発信をしていく採用サイトの存在も重要です。
検索の最適化を行うことで、自社を見つけていただく機会を作ることにもつながり、自社を知って、理解してもらい、興味を持ってもらえる状態を作ることが不可欠になってきました。
各所で人材不足が叫ばれる今、特に中小規模の事業者を中心に、その人材獲得のための戦略からコンテンツ制作までを一気通貫でサポートし、企業の発展を下支えすべく奔走するある起業家の取り組みに、注目が集まっています。
合同会社yoasobiの濱田悠佑さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。
・このプロダクトの特徴は何ですか?
採用のプロが、各企業様に最も適した採用戦略に即した採用サイトや求人票をゼロから全て制作し、届けたい・採用したい人材に適切な形で情報を提供できるご支援をしています。これにより、着実に採用につながるためのコンテンツ作りから求職者の集客までを一気通貫で担っている、という点が特徴であり強みです。
現在、採用サイトを自身で無料で簡単に作れるサービスもあり、それらを導入されてる企業は多いですが、掲載内容が不適格だったり、応募を集めるために必要な情報が網羅されていなかったり、掲載写真が微妙で採用にまでつながっていないことが多いのが実情です。
欲しい人材を確実に採用に結びつけるための採用ページ作りに特化したプロフェッショナルが、これらの企業様の採用課題を解決へと導きます。
<機能>
・採用サイトの制作
・求人票の作成
・求職者集客
・応募者管理
・面接マニュアルや内定通知書など採用・労務に必要な資料の提供
<強み>
・採用に必要な手間がかからない!
┗採用のプロが全て制作・作成します。応募が来る採用サイト、求人票を作れるのが最大の強
みです。
・採用のプロが作るので効果が高い!
┗500社以上の採用支援をしてきた採用のプロが全て制作、作成します。
・コストが安い!
┗求人広告よりも約1/3で採用が実現できます。(サービスURLに比較を掲載しています)
・中小企業に強い!
┗導入いただいているのは年商1億円以下の企業様から5億円までのお客様が90%です。
<お客様の声>
・「これまでは何度か求人広告に掲載をしていましたが、お金を出しても応募がきたためしがありませんでしたが、今回大きく価値観が変わりました」
・「コストパフォーマンスがとてもよかったです。」
・「安価な料金設定をされているにもかかわらず、応募数が多く、これまで使っていた求人広告やダイレクトリクルーティングよりも非常に効果が良かったです。」
・「採用できるくんで良かった点は「採用活動に必要な業務をほぼやらずに採用ができた」ことです。」
・どういう方にこのプロダクトを使ってもらいたいですか?
今までのお問合せ実績から、導入いただけると最も効果が出やすいのは、以下に該当する企業様です。
・求人広告で採用ができなかった企業様もしくは現在掲載中で効果が悪い企業様
・Indeedに掲載しているが応募がない企業様
・ハローワークに出しているがなかなか思うような応募者が集まられていない企業様
・採用について何から始めて良いのか、自社が採用成功するために何が必要かがわからない企業様
社長様は経営や営業をされている方が大半ですが、経営・営業と採用は全く一緒であるということをお伝えしております。
・このサービスが解決する社会課題はなんですか?
採用に困っている企業様の採用力を支援することで、中小企業の人手不足を解消したいと思っています。
現在、労働人口の減少から、人手不足倒産なども近年では大きな課題・テーマとして捉えられておりますので、そこの解消に寄与していきたいです。
そして、企業様への「採用のことを知らないからこそ損をしている」状態をなくしたいと思っています。
「自社を魅力的にPRできない」「自社に魅力なんてあるのかな…」「こんな時どうしたらいいんだろう?」など人事部門を置かれていない中小企業は多くあり、相談できない、専門的なことがわからないなどの企業様を支援していきます。
また中小企業で働くことに意義を感じていただく労働者も増やしたいと考えています。「なんとなく大手企業が良い」「大手企業=安定している」など抽象的な理由で大手企業を選ぶではなく、自身のキャリアや実現したいこと、働き方などを前提に、中小企業で働くことを選択肢の1つに入れていただけるような世界観を実現させるために、これからも走り続けます。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
dodaという大きな看板がなくなって「信用・実績」がないところからのスタートでした。幸いにも少なからずdoda時代からのお客様からも選んでいただけましたが、やはり会社としての規模が小さいからこそ大手企業とコンペになった際に失注するなどの例は何度もありました。
「適切な価値を伝えること」を意識すべく、ブログでの発信を続けております。実際に何ができて、どんな効果や実績を提供できるのか?という価値を見える化することを意識しております。また価値を感じていただけたお客様や代理店様を少しづつ増やし、成果・価値を提供できるようにしてきました。
・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?
採用、人手不足に困っている中小企業様をなくしたいと思っています。
人を集める技術、人が集まる仕組みを提供できる会社にしていき、一方で「この仕事はしたくない!」などなんとなくのイメージで仕事選びをされている方が多く、そんなイメージを払拭し、職業差別をなくしていきたいと考えています。
誰かから求められない仕事は仕事として存在しないと思っており、誰かのためになること=「仕事」であると思っています。
そんないろいろな仕事の価値を適切に伝え、自分の実現したいこと、自分の強みが活かせる仕事に出会え、キャリアや働き方など多様な価値観や理想の会社・働き方を選択できる世界を目指すとともに、ポジティブに働くをとらえられるような人が増えれば良いなと考えております。
・今の課題はなんですか?
当社のサービスを知っていただけるための発信力がまだまだ弱いと感じています。
価値を感じていただけることを多くの企業様に知っていただくことが現状の課題です。
・読者にメッセージをお願いします。
採用にお困りの企業様、人事全般にお困りの企業様は是非ご相談くださいませ!
会社名 | 合同会社yoasobi |
---|---|
代表者名 | 濱田悠佑 |
創業年 | 2020年10月1日 |
社員数 | 5名 |
事業内容 | 人材派遣・紹介エンジニア採用コンサルティング事業、中小企業向け採用支援サービス『採用できるくん』の提供 |
サービス名 | 中小企業向け採用支援サービス『採用できるくん』 |
所在地 | 〒615-8125 京都府京都市西京区川島調子町 |
代表者プロフィール | ◎パーソルキャリア(doda)にて採用コンサルタントとして採用支援に従事。 ◎キャリア新人賞、全国MVP、顧客満足度賞など数々の賞を受賞。 ◎デジタルガレージにてSNS、ネット広告を活用した採用支援に従事。 ◎4社の人材ベンチャーの立ち上げに参画。 ◎合同会社yoasobiを創業。代表を務める。 ◎現在も東京、大阪を中心に採用コンサルタントして支援しつつ、社外人事を兼任。 |
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | HR yoasobi 人事 人材 採用 求人 濱田悠佑 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年4月6日、カイテク株式会社は、総額3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カイテクは、介護ワークシェアリング「カイスケ」を運営しています。 人材が不足している介護施設と、…
2024年6月25日、LOGZGROUP株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 LOGZGROUPは、就労移行ITスクールや障害者雇用クラウドの展開により、IT職種分野での障害…
2022年6月23日、jinjer株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年3月23日には、総額約51億円の資金調達を発表しています。 jinjerは、バックオフィス向けクラ…
株式会社LOCAL STARは、設立を発表しました。 後継者候補に特化した求人広告サイト「LOCAL STAR」を運営します。 格安の掲載料で、後継者候補を探せる求人広告メディアとしてサービスを提供し…
2024年8月2日、株式会社カタグルマは、総額1億7,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カタグルマは、保育・教育・療育施設向け組織・人材育成クラウド「KatagrMa(カタグルマ)」…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…