Webマーケティングで収益をアップする
創業期の企業がWebマーケティングで成功するポイントとは?
(2015/06/09更新)
Webで収益を上げるためには、Webマーケティングの知識やノウハウは必須です。
ただ、Webマーケティングというと聞きなれない言葉や横文字が並び、不慣れな人は敬遠して後回しにしがちです。しかし、上手に活用することができれば、創業期の企業にとっては強力な営業チャネルになるでしょう。
では、何から始めたらよいのでしょうか。中小企業向けのWebマーケティングに強いソウルドアウト株式会社にご協力いただき、起業家から実際に寄せられる質問をQ&A形式でまとめてみました。
当てはまることがあれば、是非改善に活かしてください。
この記事の目次
創業企業が抱える悩み -よくある質問-
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Q.Webマーケティングで大事なことは?
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Webへの集客
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ホームページの改善
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IT技術
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人材
A.誰に情報を届けるか、きちんと考えることが大事です。
Webはクリックして自ら情報を取りに行く、能動的で目的意識の強いメディアであるため、ユーザは「見たいものしか見えない」という傾向があります。
だからこそ、誰がどういう状況・目的でWebを使っているか、というターゲット戦略が重要になります。
Q.ホームページを多くの人に見てもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
A.広告を出すことを検討しましょう。まずは検索したキーワードに連動して表示される「リスティング広告」が効果的です。リスティング広告はクリックされなければ課金されないため、少額からはじめられることも魅力です。
Q.リスティング広告を運用する場合のポイントは何でしょうか?
A.ターゲットの設定が重要です。つまり、どのような人が、どのような場面で、インターネットで検索するのかをきちんと考えることが大事です。
Q.ホームページだけでなく、ランディングページ(LP)もあった方がよいでしょうか?
A.ネット広告を出している場合は、LPはあった方がいいでしょう。通常、広告は表示させる対象(ターゲット)を絞っています。様々な情報を掲載しているホームページだけでは広告に興味を持ったユーザが探している情報を見つけられない可能性があります。そのため、情報を絞ったLPを作ることで、ユーザの要望を満たしつつ、成果に繋げられます。
Q.情報を入力するフォームにも良し悪しはあるのでしょうか?
A.もちろんあります。入力必須項目にマークをつけるなど、フォームの入力をしやすくするだけでも、成果が上がる例があります。
Q.ホームページをどのようなユーザが見ているか調べたいのですが?
A.グーグルアナリティクスなどの解析ツールを利用することで調べることができます。ページごとの訪問者数や滞在時間を調べられるので、使いこなせばWebサイトの改善がぐっと楽になります。
Q.ECサイトで商品を販売しているのですが、在庫管理など、楽にすることはできますか?
A.有料になることもありますが、ECサイト構築に特化したシステム、ツールなどを導入することで、難しい設定をせずにECサイトを運用することができます。
Q.社内でWebマーケティングを実施するメリットは何ですか?
A.自社の商品をよく分かっている人が担当したほうが、早いスピードで効率的なプロモーションを進めることができます。
Q.社内の人材育成に悩んでいます。
A.最近は外部セミナーや動画セミナーが増えています。専門講師を招くのもお薦めです。また、運用代行会社の担当者に相談するうちに、担当者が徐々にノウハウを身につけたという話も聞きます。
ステップ別課題チェック
よくある悩みを「集客」「接客」「効率化」「人材の採用」の4つのステップに分けて、図式化してみました。どの段階で課題があるのかをチェックしてみてください。
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1st STEP 集客
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2nd STEP 接客
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3rd STEP 効率化
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4th STEP 人材の採用
■Web集客
□Yahoo!リスティング
□GoogleAdwords
□FaceBook広告
□Twitter広告
⇒効果向上のためリスクを軽減するためには、人材のリソースを確保する必要があります。
■サイト改善
□ABテスト
□ランディングページ
□LPO
□エントリーフォームの改善
⇒集客をするサイトの接客力(ユーザにいかにわかりやすいか)ということが重要なポイントです。ユーザを引き付け、わかりやすいサイト構成にすることが重要です。
■テクノロジー
□GoogleAnalytics
□サイト解析
⇒集客と接客をより効率的に運用するために、数値を可視化し、無駄なコスト工数を削減するのための打ち手です。
■人材
□人材の採用・教育
⇒広告を運用し、サイトをスピードを持って、改善することが重要になっていきます。外部への依存も重要だが、企業立ち上げ期には、サービスの理解が重要となってくるため、知識を持った社内リソースを上手く活用する事が重要となります。
リスティング広告の運用パートナーを選ぶポイント
創業期の多忙な時期は、リスティング広告を運用代行会社にアウトソーシングするのも手です。良いパートナーを見つけることができれば、効率的に収益を上げられ、なにより心強いアドバイザーになってくれるでしょう。
良いパートナーの条件とは?
成果を出して継続的に改善に取り組んでくれるのがよい運用代行会社の条件です。
手数料などの費用の安さだけで選ばないようにしましょう。とはいっても、多くの運用代行会社の中から、どのように選んだらよいのでしょうか。
5つのポイントにまとめました。
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ポイント1 Yahoo! JAPANやGoogleの認定を受けていますか?
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ポイント2 費用体系は明確ですか?
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ポイント3 広告予算に無理はないですか?
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ポイント4 サービス範囲を確認しましょう
- コンバージョンの計測
- 地域指定配信
- 除外キーワードの登録
- リマーケティング広告の実施
- ディスプレイ広告の実施
- ランディングページの改善
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ポイント5 直接、会って話をすることができますか?
認定を受けている運用代行会社の中から選ぶことで、危険な運用代行会社を選んでしまうリスクは大幅に下がります。
一般的に手数料を支払うケースが多いですが、運用代行会社毎に費用体系が異なるので、きちんと説明してもらいましょう。
リスティング広告は少額からでも始められることが魅力ですが、運用代行会社によっては最低利用金額や最低契約期間を設けている場合があります。広告予算を確認しましょう。
⇒この6つができる運用代行会社を探しましょう。
担当者は誠実で信頼できるでしょうか。広告技術の知識や経験があるでしょうか。自社の業種の広告を担当した実績があるでしょうか。成果レポートは定期的に出してくれるでしょうか。
成功のコツは、親身になってくれる担当者を味方にすることといっても過言ではありません。
(取材協力:ソウルドアウト株式会社)
(創業手帳編集部)
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