スタートアップの資金調達と投資家の管理業務を効率化する「smartround」が正式リリース

株式会社スマートラウンドは、「smartround」の提供を2019年7月1日から開始したことを発表しました。

「smartround」は、スタートアップの資金調達と、投資家の管理業務を効率化するファイナンス・マネジメント・プラットフォームです。

資金調達の準備や、投資家へのアピール、交渉の進捗管理、電子契約書締結、株主への報告などが、同じプラットフォーム内で完了できることを特長としています。

また、「smartround」の普及促進に協力できる投資家、士業法人、金融機関などのためパートナー・プログラムも開始しています。

パートナーから「smartround」に招待されたり、サービス内で“いいね”されたスタートアップは、「smartround」のスタンダード・プランの利用料金が自動的に無料になるというものです。

スマートラウンド代表コメント

今回のニュースにつきまして、株式会社スマートラウンド代表の砂川 大氏よりコメントが届きました!

砂川 大
慶應大学法学部卒業後、三菱商事入社。海外向け鉄道案件を手掛ける。その後、Harvard Business Schoolに留学、卒業後は米国独立系VCであるGlobespan Capital Partnersに入社し、ディレクターとして投資業務に携わる。同社日本代表を経て、起業。株式会社ロケーションバリューの代表取締役社長として、複数の位置情報サービスを開発、展開。NTTドコモに同社を売却しロックアップを経て、Googleに入社。Googleマップの製品開発部長、Androidの事業統括部長を歴任。2018年2月にGoogleを離れ、5月に株式会社スマートラウンドを起業、現在に至る。また個人としては、エンジェルとして国内外のスタートアップに積極的に投資している。
ー新サービスを始めた経緯について教えてください

砂川:私、砂川が、米国独立系VC(Globespan Capital Partners)→起業1 (ロケーションバリュー)→M&A(NTTドコモ)→エンジェル投資家(マネーフォワードなどに投資)→起業2(スマートラウンド)と、起業家と投資家の両側を行ったり来たりしてきたキャリアのため、双方の間にある意識のギャップや情報の非対称性を強く感じてきました。そうした問題を解消するために、スタートアップ・ファーストの理念に基づき、起業家が資金調達でつまずかず、より事業に集中できるような環境を作っていきたいと思い、それを実現するためのプラットフォームを開発するに至りました。

ー今回の発表について、どのような反響がありましたか?

砂川:早速300を超えるスタートアップにサービスにご登録を頂き、また約10社から新たにパートナーとして参加することを検討したい旨、ご連絡を頂きました。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください

砂川:今後も、スタートアップ・ファーストの理念を忘れることなく、なおかつスタートアップ業界に関わる全ての関係者に価値を提供できるようなプラットフォームに成長できるようにサービスを改善していきたいと思います。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ エンジェル スタートアップ スマートラウンド ファイナンス 投資 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営する「トレードワルツ」が9億円調達
2022年8月30日、株式会社トレードワルツは、総額9億円の資金調達を実施したことを発表しました。 トレードワルツは、NTTデータ、三菱商事など、日系大手企業7社が共同出資し2020年4月に設立された…
SNSを活用したグロース・ハック事業展開の「Bsmo」が資金調達
2020年4月23日、株式会社Bsmoは、資金調達を実施したことを発表しました。 調達額は、数十億円規模だと発表しています。 企業から依頼を受け、国内外においてSNSマーケティングを実施し、広告運用か…
コーヒーのサブスクリプションサービス運営の「POST COFFEE」が1.5億円調達
2021年7月13日、POST COFFEE株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コーヒー豆をポストに届けるサブスクリプションサービス「PostCoffee」を運…
3Dアバターを活用したパーソナライズ絵本を提供する「えほんインク」が2,900万円調達
2023年3月1日、えほんインク株式会社は、総額約2,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年9月に8,600万円の資金調達を実施しています。 えほんインクは、3D…
心の健康を支えるデジタルメンタルプラットフォームを開発・提供する「Awarefy」が2.2億円調達
2023年8月16日、株式会社Awarefyは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Awarefyは、心の健康を支えるデジタルメンタルプラットフォーム「Awarefy(ア…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集