テレビ出演も!売れっ子社労士から学ぶ【士業で成功するためのWEBメディアの使い方】
知名度・ブランド力UPのために活用する【WEBメディア】
(2017/04/11更新)
豊富な知識・経験を持っていても、お客さんに知ってもらわなければ意味がありません。
創業者だけでなく、士業の方にとっても、自身のプロモーションに苦戦されている方は多いのではないでしょうか?
今回は、顧客獲得やブランド力アップにお悩みの方に、「成功するためのWEBメディアの使い方」を、ポライト社会保険労務士法人 マネージング・パートナー 榊 裕葵氏に伺いました。
この記事の目次
士業が生き残るために、WEBメディアを有効活用しよう
先日私は、東京MXテレビさんの「田村淳の訊きたい放題」という番組から出演のお声がけを頂き、我が国の残業問題について社会保険労務士としての視点からコメントをさせて頂きました。過去には、日本テレビさんの「ワイドスクランブル」や、TBSテレビさんの「ニュースバード」にも出演をさせて頂いたことがあります。
冒頭にこのようなテレビ出演の話を持ってきたのは、決して自慢話をしたかったということではありません。
士業にとって、顧客獲得や単価維持のためブランディングが重要なのは言うまでもありませんが、ブランディングには時間やコストがかかるものです。そんな中、テレビ出演というのは、コストをかけずに一気にブランド力を高めるチャンスです。
そこで、どのような経緯で私が社会保険労務士としてテレビ局から声をかけて頂けるようになったのか、これから起業する方の参考になればと思い、本稿の筆をとりました。
士業がどんどんテレビに出て、士業の業界を盛り上げ、士業全体の社会的な信用や地位を高めていくことができれば私も嬉しいです。
テレビ局の人はWEBメディアを見ている
まず、テレビ局の方が、どういった経緯で私に白羽の矢を立ててくれたのかということですが、いずれのケースも「先生がWEBに書いていた記事を読んで、ナルホドと思ったので、その見解をテレビで語ってほしい」という流れでした。
テレビ局の方々は、意外にWEB上のニュースやブログなどをしっかりとチェックしていらっしゃいます。
ただし、誤解してはならないのは、士業が個人で書いているようなブログは、執筆者がよほどの大物や業界の重鎮でない限り、テレビ局の方の目には留まりません。
テレビ局の方に目を留めて頂くためには、社会的信用や権威のあるWEB媒体に記事を寄稿する必要があります。ビジネスマンであれば誰もが知っている経済誌やビジネス誌の発行元が運営しているWEBメディア、あるいは、たくさんの人が利用しているポータルサイトのニュース欄に掲載されるような、人目に付く場所で記事を書く必要があります。
こういった場所で、専門家ならではの深い考察に基づいた記事を書き、自分なりの分析をしたり、論理的に見解を述べたりしていると、その記事を見たテレビ局の方から、「明後日の〇〇ニュースにコメンテーターとして出演してくれませんか」といったような電話がかかってくるというようなイメージです。
テレビ局の目に留まる2つの方法
さて、ではどうすればテレビ局の方の目に留まるようなWEBメディアで記事を書けるようになるのかということですが、やはり、いきなりそういったメディアに記事を書かせてもらうことは難しいのですが、徐々に効いてくる有効な手段をご紹介したいと思います。
多くの人に見られるWEBメディアに寄稿する
自分のブログを持っていなかったり、短時間でWEBマーケティングの成果を狙いたいという場合は、積極的に士業の執筆者を募集しているWEBメディアで記事を書いてみるのが効果的です。
たとえば、私が今回記事を書かせて頂いている「創業手帳Web」というメディアは、起業家を支援するための情報を少しでも多く発信したいという想いから、士業の書き手は広く受け入れています。私自身も、社会保険労務士として独立した直後から創業手帳Webで執筆させてもらっていました。
創業手帳Webの運営者がSEO対策やSNSによる拡散を行ってくださり、その結果、自分の書いた記事が世の中の人々の目に留まる可能性は何倍も高くなりました。
初期のブランディングとしては、創業手帳Webに大いに助けられたと思っています。
「創業手帳Webを踏み台にする」と言っては怒られてしまうかもしれませんが、これから起業される士業の方々も、創業手帳Webに書いた記事がきっかけで他の大手メディアに執筆できるようになったり、場合によっては、直接テレビ局から声がかかるようなチャンスも巡ってくるかもしれません。
専門家の視点から分析するような記事を書く
ブログをビジネスに活かそうと考えるならば、グルメや旅行、家族などのネタではなく、世の中でニュースになっていることや社会的な課題などを専門家の視点から分析するような記事を書いてみたほうが効果的です。
士業が人々から注目されるためには、やはり専門性で勝負する必要があると思います。
専門性の高い記事を継続的に書いていれば、Googleの検索などでも上位に表示され、キーワード検索から集客につながったり、先ほど申し上げたような権威あるWEBメディアから「うちで執筆してくれませんか」と声がかかることもあります。
まずは積極的に記事を書いてみよう
創業手帳Webに限らずですが、士業の執筆者を積極的に募集していて、メディアとしての知名度や規模も大きい媒体に出会ったら、まずは積極的に記事を書いてみることが大切だと思います。
士業がWeb上で記事を書く場合、「中身がしっかりしていること」というのはもちろん大切なのですが、それと同じくらい、いや、それ以上に大切なのは「人目に付くところで記事を書くこと」です。人から認知されなければ、ブランディングもテレビ出演もかないません。
記事を書くということは、慣れるまでは大変な作業かもしれませんが、記事を1本1本積み上げることが成功につながると私は確信しています。
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(監修:ポライト社会保険労務士法人 マネージング・パートナー 榊 裕葵(さかき ゆうき) )
(編集:創業手帳編集部)