注目のスタートアップ

遠隔医療通訳サービスやクラウド健康管理システムを提供する「メディフォン」が資金調達

company

2025年11月14日、メディフォン株式会社は、資金調達を発表しました。

引受先は、アフラック生命保険株式会社のCVCであるAflac Ventures Japan株式会社です。

また、アフラック生命保険とは業務提携契約も締結しています。

メディフォンは、遠隔医療通訳サービス「mediPhone(メディフォン)」や、クラウド健康管理システム「mediment(メディメント)」を提供しています。

「mediPhone」は、高品質なツールと経験・知見に根ざしたノウハウの両面から、医療機関の外国人患者受け入れの課題解決を支援しています。

医療翻訳アプリ・医療通訳(電話・ビデオ)・文書翻訳の提供と、外国人患者受入れノウハウを有した支援スタッフによる導入・運用サポートを行っています。

「mediment」は、組織の健康データを一元管理し、データの活用・分析により従業員のパフォーマンス向上を支援する健康管理クラウドです。

アフラック生命保険との提携を通じ、アフラックの法人顧客基盤を活用し、メディフォンが提供する「mediment」をさまざまな企業に展開します。


かつて従業員の健康管理は個人に任せることが通常でしたが、過労死や労働者の自殺が社会問題化したことを背景に企業の関与と責任が強まりました。

近年は健康管理を経営課題と位置づけ、組織の持続的な成長を支える戦略として導入する企業が増加しています。とくに病欠だけでなく、体調不良などを抱えて出勤するプレゼンティーイズムが生産性を大きく低下させることが示されており、健康対策は生産性向上に直結する施策となっています。

このような背景のもと、メディフォンはアフラック生命保険と連携し、クラウド健康管理システム「mediment」の展開を強化していく計画です。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけではなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

また、働きやすい環境を整備することも重要であり、そのための資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB アフラック生命保険 ウェルビーイング経営 クラウド サービス システム 人材 健康管理 健康経営 従業員 株式会社 生産性向上 資金調達 通訳 遠隔医療
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ペイトナー 請求書」「ペイトナー ファクタリング」を提供する「ペイトナー」が「識学」から資金調達
2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社識学です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
「チャットプラス」が「ChatGPT」を教育・制御するAI技術を発明 自社チャットサポートツール「ChatPlus」の新機能としてリリース
2023年5月29日、チャットプラス株式会社は、「ChatGPT」の応答を制御する技術を発明し「ChatPlus(チャットプラス)」の新機能としてリリースしたことを発表しました。 「ChatPlus」…
自然言語AI搭載アド・ネットワーク「CANDY」運営の「スリーアイズ」が資金調達
2019年9月25日、株式会社スリーアイズは、資金調達を実施したことを発表しました。 自然言語AIを搭載するアド・ネットワーク「CANDY」を開発・運営しています。 cookieを参照せず、高精度な記…
メッシュ型ネットワークセキュリティサービスを提供する「Runetale」が資金調達
2025年8月20日、Runetale株式会社は、資金調達を発表しました。 引受先である、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を提供するHENNGE株式会社とは業務提携を予定しています…
次世代型ブロックチェーン技術「Grid Ledger System(GLS)」を開発する「アーリーワークス」が1億円調達
2020年7月31日、株式会社アーリーワークスは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 次世代型ブロックチェーン「Grid Ledger System(GLS)」を開発・展開しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集