創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年6月23日無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開する「バリュートープ」が1億円調達

2025年6月6日、バリュートープ株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。
バリュートープは、無人・非対面の24時間レンタカーサービス「オールタイムレンタカー」を展開しています。
アプリから予約・解錠・返却・決済まで、すべて非対面で完結できる24時間対応のレンタカーサービスです。
2025年6月現在、渋谷・新宿・恵比寿・五反田など山手線沿線の一部エリアでサービスを展開しています。
今回調達した資金は、山手線全駅とその周辺を中心とした東京都心部での拠点展開や、UXの最適化とカスタマーサクセス体制の強化、カーシェア型レンタカーのモデル確立などに活用します。
若年層の車離れや都市部における公共交通機関の充実、車の維持費の高さ、環境意識の高まりなどを背景に、特に都市部ではマイカーの所有が必須ではなくなりつつあります。その結果、レンタカーなどのサービスを通じて自動車を利用するというスタイルへと変化しています。
こうした流れのなかで、観光や旅行においては、自由でパーソナルな移動を実現する手段としてレンタカーのニーズが拡大しています。そして、その需要の高まりとともに、多様な利用者のニーズも明確になってきています。
レンタカーは、店舗で対面による手続きを行い、車を受け取り、利用後にはその店舗に返却するという利用方法が一般的です。しかし、このようなサービス形態では、営業時間に制限があるため利用者の柔軟なスケジュールに対応しづらく、また店舗スタッフへの依存により人手不足がボトルネックとなることもあります。さらに、店舗の立地に左右される点や、突発的なニーズに応じにくいといった課題も存在しています。
こうした課題に対応するため、近年では無人での貸出や、スマートフォンで手続きが完結するセルフサービス型のレンタカーサービスが注目を集めています。
事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | 24時間 オールタイムレンタカー カーシェア バリュートープ モビリティ レンタカー 株式会社 無人 移動 自動車 資金調達 非対面 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年6月30日、凸版印刷株式会社は、「えほんほーだい」の提供を2020年6月から開始したことを発表しました。 「えほんほーだい」は、法人・企業が運営する店舗や施設のWi-Fi経由で電子絵本・児童…
2021年2月9日、Stake Technologies Pte Ltdは、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Stake Technologiesは、日本発のパブリック…
2024年5月20日、株式会社ラフールは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は30億円となりました。 ラフールは、適性検査ツール「テキカク」や、組織改善サーベイ「…
2023年4月5日、株式会社日本政策投資銀行、株式会社三菱UFJ銀行は、avatarin株式会社による総額20億円の第三者割当増資(シリーズAラウンド)を引き受けたことを発表しました。 avatari…
2023年5月24日、株式会社スカイディスクは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スカイディスクは、製造業向け生産計画自動立案システム「最適ワークス」を開発・提供しています。 いつ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

