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AI技術と3DCG技術を組み合わせたキャラクター製品を開発・提供する「Gatebox」が2.3億円調達

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2025年4月11日、Gatebox株式会社は、総額2億3000万円の資金調達を発表しました。

Gateboxは、キャラクター召喚装置「Gatebox」や、デジタルフィギュア鑑賞用ディスプレイ「デジタルフィギュアボックス」など、AI技術と3DCG技術を組み合わせたキャラクター製品を開発・提供しています。

「Gatebox」は、リアプロジェクション投影技術により、AIキャラクターをホログラムのように投影し、カメラやマイクなどのセンサーによって音声でのコミュニケーションを実現するプロダクトです。

「デジタルフィギュアボックス」は、手持ちのスマートフォンをセットすることで、デジタルフィギュアを飾ることができるフィギュア箱型のプロダクトです。

販売されているキャラクター以外にも、自分が持っているアバター(VRMモデル)をデジタルフィギュアとして飾ることも可能です。

今回調達した資金は、生成AIによるAIキャラクター開発体制の強化を目的とした人材採用に活用します。


ホログラム技術は、あたかもそこに実物があるかのように見える立体的な映像を記録・再生する映像技術です。

SF作品のように、完全に空中に浮かぶ自由な立体映像はまだ発展途上ですが、関連技術を活用した近い表現はすでに実用化されています。

「Gatebox」は、リアプロジェクション投影技術により、まるでホログラムのようにキャラクターが専用の筐体内に映し出されるプロダクトです。カメラやマイクなどのセンサーを搭載しており、AIキャラクターとコミュニケーションできることを特徴としています。

このプロダクトおよびAIキャラクター技術は、法人向けにも活用されており、店舗や施設の受付、案内、商品説明などで活躍しています。

接客におけるAIキャラクターの活用は、人手不足の解消、新たな顧客体験の創出、カスタマーハラスメント対策など、複数の観点から注目されており、今後のさらなる成長が期待されています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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