創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年4月24日AI技術と3DCG技術を組み合わせたキャラクター製品を開発・提供する「Gatebox」が2.3億円調達

2025年4月11日、Gatebox株式会社は、総額2億3000万円の資金調達を発表しました。
Gateboxは、キャラクター召喚装置「Gatebox」や、デジタルフィギュア鑑賞用ディスプレイ「デジタルフィギュアボックス」など、AI技術と3DCG技術を組み合わせたキャラクター製品を開発・提供しています。
「Gatebox」は、リアプロジェクション投影技術により、AIキャラクターをホログラムのように投影し、カメラやマイクなどのセンサーによって音声でのコミュニケーションを実現するプロダクトです。
「デジタルフィギュアボックス」は、手持ちのスマートフォンをセットすることで、デジタルフィギュアを飾ることができるフィギュア箱型のプロダクトです。
販売されているキャラクター以外にも、自分が持っているアバター(VRMモデル)をデジタルフィギュアとして飾ることも可能です。
今回調達した資金は、生成AIによるAIキャラクター開発体制の強化を目的とした人材採用に活用します。
ホログラム技術は、あたかもそこに実物があるかのように見える立体的な映像を記録・再生する映像技術です。
SF作品のように、完全に空中に浮かぶ自由な立体映像はまだ発展途上ですが、関連技術を活用した近い表現はすでに実用化されています。
「Gatebox」は、リアプロジェクション投影技術により、まるでホログラムのようにキャラクターが専用の筐体内に映し出されるプロダクトです。カメラやマイクなどのセンサーを搭載しており、AIキャラクターとコミュニケーションできることを特徴としています。
このプロダクトおよびAIキャラクター技術は、法人向けにも活用されており、店舗や施設の受付、案内、商品説明などで活躍しています。
接客におけるAIキャラクターの活用は、人手不足の解消、新たな顧客体験の創出、カスタマーハラスメント対策など、複数の観点から注目されており、今後のさらなる成長が期待されています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | 3DCG AI AIキャラクター AR Gatebox VR XR アバター エンターテインメント キャラクター コミュニケーション ディスプレイ デジタル デジタルフィギュア デジタルフィギュアボックス フィギュア ホログラム 娯楽 接客 株式会社 製品 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年1月15日、株式会社MiLは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 D2Cに特化したサブスクリプション型離乳食「Mi+ミタス」や、ヘルスケア創作料理レストラン「倭…
2021年1月5日、株式会社いいオフィスは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コワーキング・スペース「いいオフィス」を国内外270店舗にて運営しています。 2020年度に…
東急株式会社は、株式会社日本クラウドキャピタルと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 日本クラウドキャピタルは、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」を運営し…
2025年6月17日、フォースタートアップス株式会社のグループ会社であるフォースタートアップスキャピタル合同会社は、株式会社岩谷技研への出資を発表しました。 岩谷技研は、高高度ガス気球と宇宙関連技術を…
2022年5月31日、株式会社Photo electron Soulは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Photo electron Soulは、電子ビーム生成装置を開…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…