創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年1月29日AIが会話からカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開する「Pleap」が1.5億円調達

2025年1月28日、株式会社Pleapは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Pleapは、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成する診療支援ツール「medimo」を展開しています。
正確な文字起こしとSOAPに沿ったカルテ原稿の作成により、カルテ作成の業務負荷を軽減するツールです。
今回の資金は、プロダクト開発の加速、医療施設への導入拡大、チーム体制の強化に充当します。
カルテは、患者を診察した際の情報を記録するためのツールであり、診療の継続や適切な医療の提供に欠かせないものです。
カルテには、患者の症状、治療内容、検査結果などが記載され、主治医以外の医療従事者も臨床経過を把握できるようになっています。さらに、カルテは保険請求の根拠となるため、医療機関の経営面でも重要な書類といえます。
かつては紙に記録し、保管・活用を行うのが一般的でしたが、近年では業務の効率化や情報共有の円滑化を目的に、電子カルテの導入が進んでいます。
カルテの記載形式には決まったフォーマットはありませんが、多くの医療機関ではSOAP方式が採用されています。SOAPとは、主観的情報(Subject)、客観的情報(Object)、評価(Assessment)、計画(Plan)の順に体系立てて診療情報を記録する方法です。
この方式は、誰が見ても分かりやすいカルテを作成できるというメリットがあります。しかし、詳細に記録する必要があるため、記載に時間がかかるという課題も抱えています。そのため、カルテ作成を効率化するツールのニーズが高まっているのです。
事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BtoB medimo Pleap カルテ クリニック ツール 会話 作成 医療 医療従事者 医療機関 原稿 患者 支援ツール 文字起こし 施設 株式会社 病院 自動生成 診療 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年11月24日、株式会社ロジレスは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 EC物流効率化SaaS「LOGILESS」を開発・提供しています。 物流業務の効率化に欠かせないOMS(…
2022年6月9日、株式会社営業ハックは、資金調達を実施したことを発表しました。 営業ハックは、営業代行事業、営業コンサルティング事業、セールスコミュニティ事業、営業研修事業を展開しています。 営業代…
2025年2月4日、Zaimo株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Zaimoは、経営管理プラットフォーム「Zaimo.ai」を開発・提供しています。 誰でも簡単に数値(E…
2024年8月10日、株式会社ZEALは、総額約7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ZEALは、次世代フィットネスジム「ZEAL BOXING FITNESS」を運営しています。 ボ…
2019年9月4日、学校法人駿河台学園は、atama plus株式会社と、駿台予備学校および駿台グループ各社においてAI学習教材を共同展開することに合意したことを発表しました。 atama plusは…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…