注目のスタートアップ

運送事業者に特化したクラウド型業務システム「ロジックス」を開発・提供する「アセンド」が資金調達

company

2024年8月20日、アセンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

アセンドは、運送事業者に特化したクラウド型業務システム「ロジックス」を開発・提供しています。

案件の受注から配車・請求書の発行まで一気通貫でデジタル化し、運送事業者の煩雑な管理業務を効率化します。

また、運送事業者に特化した経営数値(原価・利益率・車両回転率など)が自動的に一元管理され、これによって経営DXも同時に実現することができます。

今回の資金は、事業拡大のための人材採用、販売促進活動に充当します。


物流業界は、深刻な人手不足や2024年問題などの課題に直面し、現在のサービス水準を維持することが難しくなっています。

とくにトラック輸送はその利便性・迅速性・柔軟性などの特徴から、国内物流の基幹的な存在です。国内貨物倉輸送量のうち、トラック輸送はトンベースで約9割、トンキロベースで約5割を占めています。

しかしながら、トラック運送事業者は現在、多くの課題に直面しています。人手不足、EC市場の拡大に伴う小口配送需要の増加、それに伴う積載効率の低下、さらには物流の2024年問題などが挙げられます。

これらの課題に対処するために、運送事業者はデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することが求められています。

こうした状況の中、アセンドは運送事業者向けのクラウド型業務管理ツール「ロジックス」を提供し、運送事業者の業務効率化と経営DXを支援しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX クラウド デジタル化 トラック 一気通貫 事業 受注 株式会社 案件 業務システム 業務効率化 物流 資金調達 運送 運送事業者 配車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業向けリモート点検IoT・AIソリューションを提供する「LiLz」が4.3億円調達
2025年7月8日、LiLz株式会社は、総額約4億3000万円の資金調達を発表しました。 LiLzは、プラントなどの製造業向けリモートIoT・AIソリューションを提供しています。 電源・ネットワーク工…
通信業界に特化した販売応援事業やショップスタッフ育成研修事業などを展開する「育成アシスト関西」と「ピアズ」が資本業務提携
2022年10月14日、株式会社ピアズは、株式会社育成アシスト関西と、資本業務提携を行うことを発表しました。 育成アシスト関西は、株式会社育成アシストの子会社として2018年3月に設立された企業です。…
越境EC含む海外販売で生じる返品や滞留在庫の再販サービスなどを提供する「ユアトレード」が1億円調達
2023年7月5日、ユアトレード株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユアトレードは、越境EC返品の現地再販サービスや、越境ECサイト構築・アカウント運用サービス、一般貿易領…
スマートフォン向けOS「SUNBLAZE OS」開発の「アメグミ」が3,800万円調達
2019年7月2日、株式会社アメグミは、総額3,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 新しいスマホ向けOS「SUNBLAZE OS」を開発しています。 新興国(インドやインドネシア、カン…
AI与信管理サービス提供の「アラームボックス」が1.2億円調達
2019年12月2日、アラームボックス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 インターネット上の情報を活用したAI与信管理サービス「アラームボックス」を提供していま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集