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AI店舗支援SaaS「口コミコム」やインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を手がける「mov」が15億円調達

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2024年5月21日、株式会社movは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」や、インバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を提供・運営しています。

「口コミコム」は、口コミサイトの一括管理ツールです。Googleマップなどの地図アプリや、グルメサイト、口コミサイトにおける店舗情報の整理と一括更新を実現します。

また、AIを活用した口コミ分析や口コミ返信サポート機能も搭載しています。

さらに、インバウンド需要向けサイトと連携しており、多言語での店舗情報の整備、口コミの言語別分析といった、インバウンドにおけるMEO対策も実施可能です。

今回の資金は、AI機能を含むプロダクト改善のための開発体制強化、セールス・マーケティング領域の強化などに充当します。


近年、実店舗ビジネスでは、SEO対策よりもMEO対策が重視されています。

MEO対策とは、Googleマップなどの地図アプリに登録された店舗情報の検索順位を上げたり、地図アプリを起点としたデジタルマーケティングなどの施策のことです。

実店舗ビジネスでは、その商圏に訪れたユーザーに情報を提供し、実際の集客につなげられるかどうかが重要です。

そのため検索エンジンでの検索よりも、ユーザーの現在位置から店舗を調べられる地図アプリ/サービスへの情報登録と、そこでの情報発信のほうが重要度が高いといえます。

しかし事業者は、地図アプリ以外にも、SNS、HP、ポータルサイトなど、さまざまな媒体を利用して情報発信を行っています。そのため事業者の管理コスト・運用コストが増加しており、こうした情報発信や管理、さらには分析を一括で可能とするツール・システムのニーズが高まっています。

movは、AI店舗支援SaaS「口コミコム」を提供し、実店舗ビジネスにおけるデジタルマーケティングを支援しています。店舗情報管理やMEO対策以外にもインバウンド対策にも対応しており、今後のさらなる成長が期待されます。

現代においてインターネットを活用したPRは必須ともいえます。しかし創業期はコストや知識の面から満足できるPRを行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、ネット初心者のためのネットPR方法など、ネットPRノウハウについて詳しく解説しています。

また、マーケティングなどはツールを最大限に活用して効率化を図ることも重要です。そして設備投資のためには資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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