注目のスタートアップ

働く女性のためのキャリアマッチングサービスを運営する「CORE」が資金調達

company

2024年5月21日、株式会社COREは、資金調達を実施したことを発表しました。

COREは、働く女性のためのキャリアマッチングサービス「CORE」や、女性活躍推進に向けて企業を支援する伴走型人事代行サービス「with Runner」を展開しています。

「CORE」は、働く女性に出会いやつながりのきっかけを提供し、キャリアに関する悩みの解決やロールモデル発見などをサポートする、女性に特化したビジネス版マッチングアプリです。

今回の資金は、ユーザー体験向上のための機能拡充、アップデートに充当する予定です。


これまでの社会の価値観は、男性が働き、女性が家庭を守るという構造が一般的でした。しかしジェンダー平等が謳われたり、働くことを望む女性が増えたことなどにより、現代社会は性差解消や女性活躍推進などに取り組んでいます。

厚生労働省の資料「令和4年版働く女性の実情」によると、2022年の女性の労働力人口は3,096万人と前年に比べ16万人増加し、男性は3,805万人と22万人減少しました。また、労働力人口総数に占める女性の割合は44.9%(前年差0.3ポイント上昇)となりました。

このように働く女性は増えているものの、日本は依然としてジェンダーギャップ指数が高く、とくに「政治」「経済」において順位が低いことが課題となっています。

たとえば経済分野においては、女性の72%が労働力であるものの、非正規雇用として働く女性の割合は男性の約2倍存在しており、さらに管理職において女性の割合も大幅に低くなっていることが課題です。

このような状況下で、働く女性が実際に労働環境やキャリア形成などに向き合う局面が増加しており、こうした女性を支援する体制・仕組みづくりの重要性が高まっています。

こうした背景のもと、働く女性のサポートをビジネスとして手がけるスタートアップに注目が集まっています。

シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」には、女性起業家に特化した「創業手帳woman」もあります。女性起業家の方々のインタビューや、女性起業家だからこそ使える助成金など、役立つノウハウを掲載しています。

また事業の拡大のためには資金調達が重要です。別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB CORE with runner キャリア ビジネス マッチングサービス ロールモデル 人事 人材 代行サービス 女性 女性活躍推進 悩み解決 株式会社 資金調達
創業手帳woman
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

自動車への広告出稿・効果測定可能な広告プラットフォーム「WithDrive」提供の「Essen」が資金調達
2022年5月31日、株式会社Essenは、資金調達を実施したことを発表しました。 Essenは、車両広告プラットフォーム「WithDrive」を提供しています。 自動車のリアガラスに広告を掲載して収…
医療用ラジオアイソトープの製造を目的とした超伝導電子加速器を開発する「NovAccel」が2億円調達
2025年3月10日、株式会社NovAccelは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NovAccelは、医療用ラジオアイソトープ(RI)の製造を目的とした超伝導電子加速器「RiSA」…
デジタル・クリエイティブ・スタジオ「Sun Asterisk」が10億円調達
2020年3月3日、株式会社Sun Asteriskは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内外に総勢1,500名のエンジニア、デザイナー、戦略コンサルタントなどを抱える、デジタル…
アシスタント機能や見守り機能がついた高齢者向け決済サービスを提供する「KAERU」が1.3億円調達
2024年8月8日、KAERU株式会社は、総額1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KAERUは、主に高齢者を対象とした、アシスタント機能・見守り機能付きのチャージ式プリペイドカー…
新型コロナウイルス対策として遠隔会議の音声翻訳ツール「オンヤク」リリースへ
2020年2月27日、株式会社ロゼッタは、「オンヤク」のサービス提供を2020年3月から開始することを発表しました。 「オンヤク」は、Web上の遠隔会議中において、異なる言語間の会話音声を認識し、発話…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集