注目のスタートアップ

対話型AI面接サービス「SHaiN」を提供する「タレントアンドアセスメント」が資金調達

company

2024年1月30日、株式会社タレントアンドアセスメントは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合(北陸地域ベンチャーファンド)です。

今回の資金調達により、シリーズAラウンド累計総額は4億3,168万円(資本準備金等を含む)となります。

タレントアンドアセスメントは、対話型AI面接サービス「SHaiN」を開発・提供しています。

独自開発の採用戦略メソッドをもとに、人間の代わりにAIが面接を実施することで、人間が行う面接において課題となる面接の品質のばらつきを改善するサービスです。

また、面接評価レポートなどを参考に、対面面接時における最適な質問や特徴に応じた動機づけとしても活用できます。

今回の資金は、「SHaiN」のUI/UX改善、マーケティング強化、多言語対応に充当します。


人材は企業を運営していくためにも、成長させるためにも重要な存在です。

近年は社会の変化が激しく、さらにSDGsの推進などによって企業に求められる要素も多様化・複雑化しており、柔軟で創造的な対応ができる組織をつくりあげることが重要となっており、それに伴い人材の重要性が高まっています。

一方で、日本は少子高齢化によって生産年齢人口が減少し、有効求人倍率も上昇傾向であるため、企業間での人材獲得競争が激化しています。

こうした中で、人材採用業務の効率化や高品質化のニーズが高まっています。

面接は人材採用において重要なプロセスです。優れたスキルを持つ面接担当は、複数の候補者の中から、自社にあった優秀な人材を選抜し採用することが可能です。

一方で、そういったスキルを持たない組織は最適な人材を選抜できずミスマッチが発生するという課題を抱えています。また、優れたスキルを持つ面接担当であっても、思い込み・偏見などから免れることは困難であり、多少なりとも面接評価が公正ではなくなってしまうという課題を抱えています。

「SHaiN」は、人間ではなくAIによって面接評価を下すことで、これまで人間の手による面接が抱えていた品質ばらつきの課題を解決するサービスです。

また、面接は業務負担の高いプロセスであり、また候補者にとっても会社など面接会場に遅れずに行かなくてはならないという負担がありますが、AIによるオンライン面接はこういった課題も解決します。

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、事業成長を目的とした人材の獲得にあたっては資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB SHaiN タレントアンドアセスメント 人事 人材 人材採用 入社試験 対話型AI面接サービス 採用 株式会社 資金調達 面接
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「令和5年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)」
公益財団法人東京しごと財団は「令和5年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)」について発表しました。 都内中小企業等が従業員に対して、民間の教育機関等が提供するデジタルトランスフ…
テレワーク向け音声通話サービス「roundz」提供の「ラウンズ」が資金調達
2022年6月24日、ラウンズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年6月25日から株式投資型クラウドファンディングによる資金調達を開始することも発表しています。 ラウンズ…
生成AI活用コンサルティングの「ロビンソン・コンサルティング(旧:Advancy)」が1億円調達
2024年7月10日、Advancy株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、社名を株式会社ロビンソン・コンサルティングに変更したことも併せて発表しています。 ロビンソン・コン…
インサイドセールスDXツールを開発・提供する「SALES GO」が「ブロードリーフ」と資本業務提携
2022年7月20日、SALES GO株式会社は、株式会社ブロードリーフと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 SALES GOは、SALES ROBOTICS株式会社のSaaSプロダクト…
ブロックチェーン・プラットフォーム開発の「ToposWare」が1億9,700万円調達
2020年5月11日、株式会社ToposWareは、総額1億9,700万円の資金調達を実施したことを発表しました。 高度な情報セキュリティを求める行政機関・企業・個人に向け、次世代のデータ・プラットフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集