創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月2日【東京都】「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」補助金

2023年7月31日、東京都は「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」について発表しました。
中小企業等の脱炭素化への取組の推進と脱炭素社会の実現に向けた機運醸成のため、金融機関と連携し、脱炭素に取り組む中小企業等の私募債を活用した資金調達とPRを支援する事業を開始します。
補助対象事業者
脱炭素化に取り組む都内中小企業等
補助対象費用・補助率
脱炭素の取組状況に関する評価を受けた中小企業等が、私募債発行時に負担する私募債発行手数料の50%(補助上限200万円)
※評価費用は補助対象外
取扱金融機関
きらぼし銀行、みずほ銀行、三井住友銀行(50音順)
※本事業の申請は、各取扱金融機関の本支店経由となります。
募集期間
補助申請期間:2023年8月1日(火曜日)~2024年2月29日(木曜日)
近年、従来は比較的大きな規模の企業でのみ扱われてきた私募債(社債)が、スタートアップや中小企業でも活用されるようになってきています。
私募債とは、少人数かつ特定の投資家を対象に発行される有価証券のことです。デット性(融資)の資金調達を行う際に利用されます。
通常の融資ではなく私募債で資金調達することのメリットは、金融機関・保証協会から、その社債が信用できるものであるという保証を出してもらえるため、信用力の向上につながること、柔軟な返済形式を取ることができるといったことが挙げられます。
近年は、脱炭素化に取り組んでいることを私募債を通じて対外的にアピールするものやや、私募債発行手数料の一部をSDGs関連に寄付することでSDGsに取り組んでいる企業としてアピールできる私募債商品などが登場し注目を集めています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
また、「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | 助成金 私募債 私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業 脱炭素化 補助金 金融機関 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
政府は、最低賃金の3%引き上げのため、企業の負担軽減策を講じます。 例年、最低賃金は10月に切り替わるため、「雇用調整助成金」の要件を10月から緩和し、12月までの激変緩和措置として一時的に負担を肩代…
IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」(8次締切分)の交付決定事業者が公表されました。 「デジタル化基盤導入類型」は、中小企業・小規模事業者等が導入する会計ソフト・受…
2023年8月22日、中小企業庁は、「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):3次締切」「セキュリティ対策推進枠:3次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):5次締切」の…
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和5年度補正予算(第1号))の第3次公募について発表しました。 作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料…
2023年8月16日、株式会社JCCLは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 JCCLは、二酸化炭素(CO2)の回収・貯蔵技術を開発する九州大学発スタートアップです。 独自のアミン含有…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

