【東京都】「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」補助金

subsidy

2023年7月31日、東京都は「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」について発表しました。

中小企業等の脱炭素化への取組の推進と脱炭素社会の実現に向けた機運醸成のため、金融機関と連携し、脱炭素に取り組む中小企業等の私募債を活用した資金調達とPRを支援する事業を開始します。

補助対象事業者

脱炭素化に取り組む都内中小企業等

補助対象費用・補助率

脱炭素の取組状況に関する評価を受けた中小企業等が、私募債発行時に負担する私募債発行手数料の50%(補助上限200万円)
※評価費用は補助対象外

取扱金融機関

きらぼし銀行、みずほ銀行、三井住友銀行(50音順)
※本事業の申請は、各取扱金融機関の本支店経由となります。

募集期間

補助申請期間:2023年8月1日(火曜日)~2024年2月29日(木曜日)


近年、従来は比較的大きな規模の企業でのみ扱われてきた私募債(社債)が、スタートアップや中小企業でも活用されるようになってきています。

私募債とは、少人数かつ特定の投資家を対象に発行される有価証券のことです。デット性(融資)の資金調達を行う際に利用されます。

通常の融資ではなく私募債で資金調達することのメリットは、金融機関・保証協会から、その社債が信用できるものであるという保証を出してもらえるため、信用力の向上につながること、柔軟な返済形式を取ることができるといったことが挙げられます。

近年は、脱炭素化に取り組んでいることを私募債を通じて対外的にアピールするものやや、私募債発行手数料の一部をSDGs関連に寄付することでSDGsに取り組んでいる企業としてアピールできる私募債商品などが登場し注目を集めています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 脱炭素化 補助金 金融機関
詳細はこちら

「私募債を活用した脱炭素化企業の取組支援事業」取り扱い開始について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【国土交通省】「デジタル式運行記録計の導入支援」補助金
国土交通省物流・自動車局「デジタル式運行記録計の導入支援」のご案内です。 自動車運送事業者や運行管理者がデジタル式運行記録計及びデジタル式運行記録計・映像記録型ドライブレコーダーの一体型から取得した事…
【農林水産省】「持続的生産強化対策事業」第2次公募(6/20締切)
農林水産省 令和7年度「持続的生産強化対策事業」第2次公募のご案内です。 今回の対象事業は、次の事業です。 【全国公募事業】 (1)果樹農業生産力増強総合対策のうち産地構造転換パイロット事業(パイロッ…
「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」補助金
国土交通省観光庁は「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の申請受付を開始しました。 本補助金は、本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費の拡大を促進する…
「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業)」補助金
一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構は、令和5年度 情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業…
令和5年度「産地生産基盤パワーアップ事業のうち園芸作物等の先導的取組支援」2次公募
農林水産省は、令和5年度「産地生産基盤パワーアップ事業のうち園芸作物等の先導的取組支援」の2次公募について発表しました。 今後も拡大が見込まれる海外市場や加工・業務用等の新たな需要に対応し、野菜・果樹…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集