注目のスタートアップ

ソフトウェア型駐車場サービス「Lott」を開発する「プラグテック」が5,000万円調達

company

2023年7月26日、株式会社プラグテックは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

プラグテックは、ソフトウェア型駐車場サービス「Lott」を開発しています。

決済用キオスク端末とカメラという最小限の設備で駐車場の利用・運用を可能にするほか、ひとつのサービスへの登録ですべての駐車場での自動決済を実現するサービスです。

今回の資金は、創業メンバーの採用、パートナーシップの構築、「Lott」の実証実験に充当します。


コインパーキングや商業施設の駐車場では、駐車料金を徴収したり、不正使用を防いだりするためのゲートや精算機、発券機といった装置を必要とします。

一般的な仕組みとしては、入り口で駐車券を発行し出場する際に料金を精算するゲート式や、駐車するとフラップ板が上昇し出場時に停めた場所の番号を入力して精算するフラップタイプの2種類があります。

ゲート式は駐車場所それぞれにフラップを設置しなくてもいい一方で、ゲートという大がかりな装置を必要とします。

フラップ式はゲートが不要であり狭い土地でも運営できる一方で、フラップを設置しなくてはならず、設置台数に応じてコストがかかります。

また、利用者側としても、駐車券をなくさないようにしなくてはならない、精算機で小銭を取り出して精算しなくてはならないといった不便があります。

Pragtechは、こうした駐車場システムの不便を解消し、速く・安く・シームレスな駐車場利用と運営を実現する「Lott」を開発しています。

事業を成長させるには戦略的な資金調達が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Lott カメラ キオスク コインパーキング サービス システム ソフトウェア プラグテック 株式会社 端末 資金調達 駐車場
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

Web会議の音声をリアル・タイムで文字起こしする「ObotAI Minutes」が10/1から提供開始
2020年9月9日、株式会社ObotAIは、「ObotAI Minutes」を、AIチャット・ボットを導入した企業・自治体向けに2020年10月1日から無償提供開始することを発表しました。 「Obot…
家庭のエネルギー利用を最適化するIoT製品などを手がける「Nature」が資金調達
2024年6月27日、Nature株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、2024年2月から実施しているシリーズDラウンドの資金調達の合計額は、約12.2億円となりまし…
卸売・仕入ワンストップ取引を実現するBtoBコマースプラットフォーム「グッズ」を提供する「goooods」が6.7億円調達
2024年4月18日、goooods株式会社は、総額6億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 goooodsは、卸売・仕入がワンストップで完結するBtoBコマースプラットフォーム「グ…
コミュニケーションプロデュース事業やタレントプロデュース事業などを展開する「FOR YOU」が1億円調達
2024年3月6日、株式会社FOR YOUは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 FOR YOUは、デジタルやソーシャル領域を中心としたコミュニケーションプロデュース事業(広告事業)や…
プラスチック代替素材「modo-cell」を開発・製造・販売する「アミカテラ」が資金調達
2022年8月22日、株式会社アミカテラは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、日揮ホールディングス株式会社および日揮株式会社が共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)フ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集