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2023年1月26日ドライバー専門求人サイト「ドラEVER」が約3.5億円調達
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2023年1月25日、株式会社ドラEVERは、総額3億4,992万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ドラEVERは、運送事業社・ドライバー向けのドライバー専門求人サイト「ドラEVER」、荷主と運送事業社のマッチングサービス「ドラマッチ」を運営しています。
今回の資金は、「ドラEVER」「ドラマッチ」の強化、開発を進める運送業界特化の「統合型システム(運SOUL)」の開発体制強化に充当します。
物流事業者には、トラック運送・倉庫業・鉄道運送・航空運送などさまざま事業者が存在しますが、そのうち約8割を占めるのがトラック運送事業者です。
さまざまな業界では人手不足が深刻な課題となっていますが、トラック運送業においては全産業の平均以上のペースで高齢化が進んでおり、さらに若年層の比率が少ないことから、他の業界よりも人手不足に悩まされているといえます。
近年は、コロナ禍による小口需要の増加により荷物の物量が増加している一方で、トラックの積載効率は年々低下しているという課題を抱えています。
こうした深刻な課題が複数ある中、さらに物流・運送業界は「2024年問題」という大きな問題を控えています。
2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることによって生じる各種の問題のことです。
たとえば時間外労働の制限によって、ドライバー1人が担っていた長距離輸送を見直す必要が生じ、300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入によって対応しなければなりません。
そのため物流・運送業界においてはテクノロジーの活用により、抜本的に業界・業務の構造を変革する必要性が高まっており、現在さまざまなスタートアップがそれに取り組んでいます。
さまざまな企業がデジタル化を推進する時代において企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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