創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年1月11日ノーコードのガイド・ナビゲーションツールを提供する「テックタッチ」が17.8億円調達

2023年1月11日、テックタッチ株式会社は、総額17億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
テックタッチは、ノーコードのガイド・ナビゲーションツール「テックタッチ」を提供しています。
Web上のあらゆるシステムに入力ガイドをノーコードで設置できるツールです。
この入力ガイドによってユーザーの操作・入力を正しく誘導することで、対クライアントサポートや社内問い合わせ対応などの業務負担を削減します。
主な機能は、システム上にステップバイステップの操作ガイドや入力ルールを示すツールチップを表示できる「デジタルガイド」、システム利用時の定形操作を自動化する「オートフロー」、ユーザーのシステム利用動向を可視化する「利用分析」の3つです。
今回の資金は、人材採用、マーケティング、海外進出に充当します。
ソフトウェアサービスの使い勝手・使い心地は、ユーザーが目的を達成できるか、継続的に利用できるかという点において重要な要素のひとつです。
長年のUI/UXデザインの知見によって、より使いやすく直感的なデザインのサービスが増えていますが、それでも複数・複雑な機能を搭載するサービスの場合、目的の機能を見つけたり、入力したりすることが煩雑になってしまうことがあります。
もしそのサービス・システムを利用するにあたってマニュアルを読み込まなければ利用できなかったり、利用のたびにマニュアルを読まなければならないのであれば、サービス・システムを継続的に利用してくれず、さらにはかえって生産性が低下してしまうこともあるでしょう。
近年はDX(デジタルトランスフォーメーション)のために、社内システムとして新たなシステムを導入することも増えていると思いますが、システムを直感的に利用できるかどうかは、このDXの成功にも関わってくる部分です。
「テックタッチ」は、Web上のあらゆるシステムにおいて、ガイドやナビゲーションをノーコードで設置することができるツールです。このガイド・ナビゲーションによりユーザーの操作を誘導したり、操作の習熟を支援することで、問い合わせ対応を削減し、さらにデジタルツールの定着を促します。
創業期はさまざまなリソースが足りないことが多いため、必要に応じたシステムを導入し効率化を図ることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | SaaS Web Webサイト ガイド カスタマーサポート ナビゲーション ノーコード 問い合わせ 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年5月2日、株式会社メディアインキュベートは、「Sportfluence(スポーツインフルエンス)」を立ち上げることを発表しました。 「Sportfluence」は、スポーツ業界に特化したBt…
2022年7月5日、エアフレンド株式会社は、総額1億6,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エアフレンドは、AI育成アプリ「エアフレンド」を開発・提供しています。 AIによる架空の友達…
2025年9月10日、株式会社Bizibl Technologiesは、総額2億円の資金調達を発表しました。 Bizibl Technologiesは、ウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl(…
2020年4月20日、BizteX株式会社は、総額6億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内初のクラウドRPA「BizteX cobit」を提供しています。 RPAとは、Robo…
2022年5月20日、モルゲンロット株式会社は、三菱商事株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 モルゲンロットは、分散処理コア技術「Excalibur」を中核としたソフトウェア開発…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

