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金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」など提供の「マネーツリー」が26億円調達

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2021年5月11日、マネーツリー株式会社は、総額26億円の資金調達を実施したことを発表しました。

金融データを包括的に提供するプラットフォーム「Moneytree LINK」や、家計管理アプリ「Moneytree」を提供しています。

「Moneytree LINK」は、2,500以上の銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどの金融データをAPI連携によって提供しています。

今回の資金は、「Moneytree LINK」のサービスのひとつである金融データ分析ツール「LINK Intelligence」のさらなる機能拡充などに充当されます。

金融機関がFintech起業などにAPIを提供する、オープンAPIの取り組みは、2017年に成立した銀行法等の一部を改正する法律によって、APIを利用する事業者が登録制になったことにより安全な環境が整備され、さらに普及することとなりました。

銀行APIのオープン化により、複数口座の一元管理が行えるようになりましたし、企業では会計ソフトと連携することで入力が自動化され効率的になりました。

現在のAPIは参照系と呼ばれるもので、データを見ることしかできませんが、今後は更新系APIの連携が進み、第三者サービスから振込などの取引を行うことができるようになります。

企業経営では先を見据えた資金の運用・管理が重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における資金繰り表の作成術など、資金に関するノウハウを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ API連携 DX Fintech Moneytree Moneytree LINK データ プラットフォーム マネーツリー 株式会社 資金調達 金融
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