AIによる細胞の高速解析・処理技術開発の「CYBO」が6,000万円調達

2021年3月1日、株式会社CYBOは、6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

多様な細胞集団から特定の細胞を分離するインテリジェント画像活性セルソーターを基盤技術として、リキッドバイオプシーや出生前診断、治療用の細胞加工などのサービスの提供を目指して研究開発に取り組んでいます。

今回の資金調達により、まずは、公益財団法人がん研究会 有明病院と取り組んでいる精度の高い子宮頸がん検診の実現を目指した共同研究と、オンコリスバイオファーマ株式会社と取り組んでいる血中循環がん細胞(Circulating tumor cell: CTC)検査の実用化を推進してます。

遺伝子分析は近年飛躍的に解析コストが下がっており、活用が進んでいます。

細胞単位での遺伝子分析が実施できれば、たとえば身体への負担が少ない低侵襲性の液性検体(血漿や尿など)を利用して検査を行うリキッドバイオプシーにより、がん診断を行えるようになります。

尿からがんの早期診断ができるようになれば、多くの病院で診断できるようになるだけでなく、検査時間の短縮や、身体への負担が少なくなるなど、様々なメリットがあります。

医療などの社会課題を解決する社会課題解決型ビジネスは、すぐに結果がでるものではなく、ビジネスとして成り立たせるために大きなハードルがあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人がどのように困難を突破してきたかを知ることは、起業や経営に大きく役立つことでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

の創業手帳ニュース

大久保の視点

ニコニコ超会議・学生ピッチ甲子園ビジネス部門優勝&1000万円獲得はウェルヘルス土井久生馬さん
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
(2024/4/28)
「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】