新規顧客、リピート獲得のためにLINE拡張ツールを活用しよう
多くの企業でLINE公式アカウントが運用され始めてきました。しかし、LINE公式アカウントを運用する際に「LINE公式アカウント運用の手間がかかる…」「LINE公式アカウントの友だちを増やせない…」と悩む方も見受けられます。
そこで、今回はLINEを活用した集客方法について解説します。この記事を読めば、LINE集客を成功させるポイントを押さえられるでしょう。
また、LINE公式アカウント運用を効率化できるツール「L Message(エルメ)」を併せて
紹介しています。L Messageはスモールスタートであれば無料で利用できるため、ぜひ体験してみてください。
※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください
LINE集客とは
LINE集客とはLINE公式アカウントを活用して、友だちに商品やサービスの情報を配信して購買促進するマーケティング施策です。不動産会社や教育機関、飲食店、サロンなど、さまざまな業種・業態がLINE集客に取り組んでいます。
LINE公式アカウントの主な機能
LINE公式アカウントの主な機能は6つあります。
1.あいさつメッセージ
登録後に見てもらえるメッセージで、一番反応が高いタイミングに配信できます。
2.個別チャット
LINE友だちから気軽にLINEでお問い合わせできるようになり、コミュニケーションが取れるようになります。
3.ショップカード
LINEでショップカードやポイントカードを作成できます。LINEにカードを保存しておくことで、ショップカードの使用率がアップします。
4.クーポン
店舗来店時に使用できるクーポンを作成してメッセージと一緒に配信できます。新規顧客やリピーターの獲得につながります。
5.リッチメニュー
トーク画面下部に固定で表示できるメニュー機能です。クーポンやショップカードなどLINE公式アカウントの機能の他、ECサイトや予約サイトなど外部サイトへのリンクも設定できます。
6.メッセージ配信
LINE友だちに対して、新商品やセール情報などの案内を一斉に送信できます。
LINEで集客するメリット
LINEで集客するメリットは6つあります。
1.国内最大級のユーザー数
LINEのアクティブユーザー数は9,600万人(2023年12月末時点)と国内最大級です。
アクティブユーザー9,600万人のうち、1日に1回以上LINEを利用するユーザーは86%となっています。つまり、多くのユーザーが1日に1回以上はLINEを使用しているため、メッセージを配信すれば見てもらえます。
「性別」「年齢」「職業」などの偏りがないため、狙いたいユーザーを集客できることが魅力です。
2.会員登録してもらいやすい
会員を増やす場合は、個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)をもらうのが一般的でした。
しかし、LINE友だちを募る方法であれば、QRコードをカメラで読み込んでもらい、友だち登録してもらうだけです。個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)を入力する必要はないため会員登録のハードルを下げられます。
3.タイムリーに情報配信できる
LINE公式アカウントの友だちにはタイムリーに情報を配信できます。
タイムリーに情報配信できるLINEを上手く活用している店舗では、雨の日限定の割引クーポンを配信したり、帰宅時間にタイムセールの情報を発信したりして上手く集客しています。
4.メールより開封率が高い
LINE公式アカウントで情報発信した場合の平均開封率は約60%です。メールの平均開封率は約20%のため、LINEの開封率は非常に高いことがわかります。
多くのユーザーが1日1回以上はLINEを使用してるため、メッセージ開封率が高くなるのです。お得な情報を配信するなど工夫すれば、更にメッセージ開封率を上げられます。
5.双方向コミュニケーションができる
LINEは双方向コミュニケーションが楽しめます。メールと比べてカジュアルに利用できるため、ユーザーから返信がもらいやすいです。双方向コミュニケーションを取るほどの関係になれば、顧客から商品やサービスに対する意見を聞く機会が得られやすくなります。
お客様とフランクに付き合えるようになり、より身近な存在に感じてもらえるようになります。
6.低リスク&ハイリターン
LINE公式アカウントは毎月200通のメッセージを送信するだけなら初期費用・月額費用はかかりません。無料で利用できるため、気軽に始めやすいです。
毎月200通以上のメッセージを送信する場合はライトプランやスタンダードプランへの移行が必要となりますが、1通あたり0.5~1円です。マーケティング施策の中でも低リスク&ハイリターンな施策となります。
・LINE公式アカウントの料金体系
|
コミュニケーションプラン |
ライトプラン |
スタンダードプラン |
月額固定費 |
0円 |
5,000円 |
15,000円 |
メッセージ通数 |
200通 |
5,000通 |
30,000通 |
追加メッセージ |
200通 |
不可 |
~3/通 |
LINE公式アカウントを活用した集客方法
LINE公式アカウントを活用した集客方法は3STEPです。
1.友だちを増やす
まずは、LINE公式アカウントの友だち(=見込み顧客)を集めることから始めましょう。友だちを増やす施策には次のようなものがあります。1度施策を実施しただけでは、LINEの友だちは増やせないため、継続的に施策を打ち続けましょう。
【友だちを増やす方法】
- 店舗(店頭POPやポスター)で告知する
- スタッフから声をかける
- 来店時にショップカードを渡す
- Webサイト上で告知する
- SNS上で告知する
2.友だちと信頼関係を築く
LINE公式アカウントの友だちになってもらえたら、信頼関係を築いていきましょう。友だちと信頼関係を構築するためには、相手にとって有益な情報を提供することが大切です。相手のために情報を提供すれば、信頼関係が築けるようになります。
3.商品・サービスの購買を促進する
LINE公式アカウントの友だちと信頼関係が築けたら、お得なクーポンを配布して来店促進や購買促進をします。何度か自社サービスを利用してもらい満足してもらえれば、急な空き予約の情報を流してもすぐに埋まるようになります。
LINE集客を成功させる6つのポイント
LINE集客を成功させるポイントは6つあります。
1.LINE公式アカウントの友だちになるメリットを伝える
出典元:『LINEヤフーfor Business』
LINE公式アカウントの友だちを集めるために、友だち限定の特典やお得な情報を配信しましょう。例えば「月に1回クーポンがもらえる」「最新情報を知ることができる」など、メリットを伝えることで友だちになってもらいやすくなります。
2.クーポンを配布して来店促進を促す
出典元:『LINE Pay 公式ブログ』
LINE公式アカウントでは、クーポンを一緒に配布するなどリッチメッセージが配信できます。ユーザーにとってお得な情報であれば喜んで受け取ってもらえます。
友だち限定のクーポンを配布したら、メッセージ開封率が90%を超えた事例もあるため、クーポンを配布して来店促進を促しましょう。
3.1人1人に合わせたメッセージを送る
LINE公式アカウントでは、友だちに一斉メッセージを送ることができますが、顧客1人1人にメッセージを送るようにしましょう。なぜなら、顧客の属性や行動により、心に刺さるメッセージが異なるためです。
例えば、美容液に求める効果は人それぞれ異なります。白い肌に憧れている人は美白効果のある美容液を探していますが、乾燥肌に悩んでいる人は肌が潤う美容液を探していることでしょう。このように顧客の属性で求めている情報は異なります。そのため、1人1人に合わせたメッセージを送りましょう。
4.ショップカードで顧客ロイヤリティプログラムを実施する
出典元:『LINEキャンパス』
LINE公式アカウントではショップカードを発行することができます。ショップカードを活用した顧客ロイヤリティプログラムを実施すれば、顧客満足度アップやリピート率アップを狙えます。
顧客ロイヤリティプログラムとは、頻繁に商品を購入してくれる優良顧客にプレゼントを上げるプログラムです。例えば、ショップカード10ポイント貯めた人には、オリジナルノベリティをプレゼントなどすれば、LTVの最大化が図れます。
5.LINE公式アカウント運用データを分析する
LINE公式アカウントを運用後はデータを確認しましょう。運用データを分析すると「何時頃にメッセージを配信すれば開封率が最も高いのか?」「どのようなクーポンを配布したら店頭促進に繋がっているのか?」など把握できるようになります。これらのデータを参考に、運用方法を見直せば、より良い運用ができるようになります。
6.LINE集客の強化ツールを利用する
LINE公式アカウント運用のパフォーマンスを向上させる利便性の高いシステムが登場しています。
例えば、拡張ツールのL Message(エルメ)と連携すれば、予約機能や決済機能など便利な機能が使えるようになります。無料から始めることができるため、使ってみると良いでしょう。
LINE自動化システム「L Message(エルメ)」とは
LINE集客の方法をご紹介してきましたが、より効率よく行うにはL Messageがおすすめです。その理由をいくつかご紹介します。
LINE公式アカウントの拡張機能付き
LINE公式アカウントとL Messageを連携すると、新しい機能が利用できるようになります。L Messageの機能を活用すれば、LINE集客しやすくなります。
・顧客管理
LINEの友だちのパーソナル情報が収集できるようになり、ツール上で一元管理できます。LINEメッセージのやり取りが、より簡単に行えるようになります。
・フォーム作成
アンケートフォームが作成できるようになります。LINE友だちからの顧客情報やお悩み・興味関心を収集したい方におすすめの機能です。
・予約受付
カレンダー上からお好きな日程を選んでもらい、LINEからスムーズに予約できるようになります。予約した日に合わせてリマインド配信も自動的に配信可能です。
・商品販売・決済連携
LINE上で商品を販売や決済まで行えるようになります。購入のお礼やアフターフォローなども自動配信にも対応しています。
・データ可視化・分析
商品・サービスの申込・販売履歴をもとに、どの流入経路からどのくらいの売上が立っているか、どの顧客層が良く購入してくれているかなど把握することができます。
アップデートされるシステム
L MessageはLINE公式アカウントの拡張ツールとして、2020年6月にリリースされました。
サービスを運営している株式会社ミショナは、最新の情報・ノウハウやお客様からの意見や要望など踏まえ定期的にシステム改善を行っています。
今後もより使いやすいように、新機能追加やバージョンアップされる予定です。
万全のセキュリティ対策
L Messageは、お客様にセキュリティ面で安心してサービスをご利用してもらうために、セキュリティポリシーを定めるなどの取り組みをしています。そのため、安心してサービスを利用できます。
【情報セキュリティに対する取り組み】
- データの暗号化により通信の安全性を担保
- 厳格なデータ管理
- NTT・GMO・AWS(Amazon Web Services)の3つにサーバー分散して運用
50,000社以上の導入実績
L Messageは50,000アカウント以上の導入実績があります。多種多様な業種・業態の事業者や団体・組合がL Messageを活用しています。
学習塾 |
入塾率アップ&退会率減少で売上2倍アップ |
コンサルティング |
サービスリリースから3日間で35万円の売上達成 |
IT企業 |
LINE公式アカウント運用で毎月100万円以上の収益達成 |
不動産 |
LINE公式アカウント運用開始から2ヶ月間で売上1億円アップ |
ネイルサロン |
6ヵ月で友だち数4,3倍アップ、売上200%以上アップ |
初期費用・月額費用0円
L Messageは無料から使用可能です。
一部機能制限はありますが、メッセージは1,000通/月、友だちは5万人までであれば完全無料で利用できます。フリープランは月間メッセージ配信数が1,000通、一部機能制限があるものの範囲内であれば、ずっと無料でご利用可能です。また、有料プランも1万円程度からとお手頃な料金体系です。
・L Messageの料金体系
|
フリープラン |
スタンダードプラン |
プロプラン |
月額 (税込) |
無料 |
10,780円 |
33,000円 |
エルメ月間配信数 |
1,000通/月 |
無制限 |
無制限 |
総友だち上限 |
5万人まで |
5万人まで |
5〜10万人 |
用途 |
小規模企業・個人 |
小規模〜中規模 |
大規模企業 |
LINE集客の成功事例
LINE集客に成功している企業では、どのような取り組みをしているのでしょうか?LINE集客の成功事例から学んでおきましょう。
株式会社K Village Tokyo
株式会社K Village Tokyoは韓国をより身近に感じたい生徒さんから支持を集めている語学教室です。
近年、韓国語を学ぶきっかけは、ビジネスや留学だけでなく、音楽やドラマを楽しみたいという韓国への興味が勉強の動機であることも珍しくありません。このような人が韓国語を学べるように、リーズナブルな価格で語学教室を運営しています。
同社は月間100万PVを記録するWebサイト運営をしていましたが、体験レッスンの申し込み数が伸びずに悩んでいました。そこで、2018年にLINE公式アカウントを立ち上げて、韓国語に関する情報発信を行いました。LINEではリッチメッセージが送れるため、体験レッスンの申し込みを獲得することに成功しました。
<出典元>LINEヤフー for Business 事例 株式会社K Village Tokyo
エンド商事株式会社
エンド商事株式会社は大阪を中心に11店舗の業務用スーパーを運営しています。
業務用スーパーの集客をするために、新聞の折り込みチラシを配布していましたが、コストが高いことや広告内容の自由度に悩んでいました。このような悩みを解決するために、2020年度からLINE公式アカウントを運用し始めました。
LINE公式アカウントでは月2回、特売商品の情報を配布して来店を促進しています。新聞の折り込みチラシを利用しなくなり削減できたコストで、友だち登録キャンペーンプレゼント企画を実施するなどして、好循環の店舗運営を実現し、友だち数は8,000人を突破しました。
<出典元>LINEヤフー for Business 事例 エンド商事株式会社
剪定屋空
剪定屋空はお客様の庭園管理や樹木の伐採などを行っている企業です。庭師は高い技術はもちろん、お客様と信頼関係を築くことが大切です。
お客様の庭園のお手入れは年2、3回。再び庭園をお手入れしたいと思ったときに、再度お声がけ頂くためにもアフターケアが大事」という考えで、2018年からLINE公式アカウントを運用し始めました。
お客様が庭園のお手入れに関して質問すると、LINEチャットで自動回答するなど利便性を追求した運用方法をしています。このような取り組みを2年間続けた結果、2割のご依頼がLINE経由で寄せられるようになりました。
<出典元>LINEヤフー for Business 事例 剪定屋空
LINE公式アカウントを運用して集客しよう
LINE公式アカウントで集客すれば、国内最大級のユーザー数にリーチでき、リアルタイムで情報を届けられるようになります。実際にLINE公式アカウントを上手く運用して、集客アップや売り上げアップに成功している企業も存在します。そのため、他社に遅れを取らないためにも、LINE公式アカウント運用を始めてみてみてください。
LINE公式アカウントを効率良く運営したい方はL Messageと連携しましょう。フォーム作成機能、予約機能などの機能が利用できるようになります。スモールスタートなら無料で利用できるため、お気軽に体験してみてください。
(監修:
株式会社ミショナ)
(編集: 創業手帳編集部)