法人口座の開設方法|必要書類や審査のポイント、おすすめの銀行を紹介

法人口座は金融機関選びが大切!

法人口座は金融機関選びが大切!
創業時に法人口座を開設しておくメリットをご存知ですか?会社のお金の流れを把握するだけでなく、経営支援や便利なサービスが利用できるようになります。そのため、創業時に法人口座を開設しておきましょう。

今回は法人口座の開設方法をご紹介します。この記事を読めば、法人口座を開設する手順やポイントが理解できるようになります。

さまざまな金融機関が存在しますが、各機関でサービスが異なります。創業手帳がおすすめする「三菱UFJ銀行」は、創業期に向けたサービスを展開しているため、ぜひ参考にしてみてください。

※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください

法人口座とは

法人口座とは
法人口座とは、法人名義の銀行口座を指します。
取引や調達資金の受け取りなど事業を運営するためには、銀行口座が必要不可欠です。また、事業に関わるお金の流れを把握するために必要となります。

法人口座は個人口座と異なり、ネットバンキングの基本料金がかかり、振込手数料が高い傾向です。しかし、金融機関を正しく選べば、手数料を上回るメリットが得られます。金融機関の選び方は、下記の表を参考にしてみてください。

メガバンク・都市銀行 社会信用力を上げられる
利用できるサービスが豊富
地方銀行・信用金庫・信用組合 地元企業をサポートしてくれる
融資や経営支援を受けられる
ネット銀行 法人口座が開設しやすい
24時間365日お問い合わせできる
振込手数料が安い

法人口座の開設手順

法人口座の開設手順
店舗とWEBで法人口座開設の申し込みができます。法人口座の開設は5ステップです。
法人
各ステップについて説明していきます。

Step.1 必要書類を用意する

まずは、法人口座の開設に必要な書類を用意しましょう。

【必要書類】

  • 履歴事項全部証明書
  • 法人の印鑑証明書
  • 本人確認証明書(運転免許証やマイナンバーカード)

上記に加えて「会社案内」「製品」「パンフレット」「提案書」「見積書」「注文書」「仕様書」の提示が求められることがあります。

Step.2 法人口座の開設の申し込みをする

必要書類を準備できたら、法人口座開設の申し込みをしましょう。

店舗でもWEBでも手続きは同じで、法人口座開設に必要な情報を入力して準備した書類を提出します。

法人口座を開設する場合は「法人向けポータルサイト」「インターネットバンキングサービス」「法人向けデビットカード」または「法人向けクレジットカード」を一緒に申し込みしておくと便利です。

Step.3 面談を行う

次に店舗またはWEBで面談を受けます。面談の内容は以下の通りです。

【面談の内容】

  • 代表者のプロフィールと経歴
  • 会社の事業内容
  • どのような計画で事業を行っているのか
  • なぜ事業を行うのか
  • 会社の実質的な支配者は誰か
  • 法人口座開設の目的は何か

面談も審査に影響を与えるため、きちんと回答できるように準備しておきましょう。

Step.4 金融機関の審査を受ける

金融機関は、登録情報や資料、面談内容で法人口座を開設してよいか審査を行います。混雑状況によりますが、申込登録から約1ヶ月程度かかります。そのため、期間に余裕を持たせて法人口座を申し込むようにしましょう。

Step.5 銀行口座の開設手続きをして完了

金融機関から法人口座開設の審査結果が届き、無事に通過していたら必要な手続きを行います。手続きを終えたら1週間後ぐらいで、法人口座を利用するために必要な通帳やキャッシュカードなどが事務所に届きます。

法人口座開設における審査のポイント

審査
金融機関へ法人口座の申し込みをしても、必ず開設できるわけではありません。そこで、審査で確認されるポイントを把握して、確認された際に回答できるようにしておきましょう。

事業内容や事業目的が明確か

会社定款に事業概要を整理したり事業内容がわかる資料を添えておきましょう。事業計画書や会社パンフレット、Webサイトをお持ちの場合は用意しておくことで、金融機関の面談時に説得力ある説明ができるようになります。

資本金が不足していないか

資本金1円でも株式会社は設立できますが社会的信用は得られません。あまりにも資本金が少ない場合は、法人口座の開設を断られてしまいます。資本金の必要最低額は金融機関で異なりますが、半年分の運転資金は資本金として用意しておくとよいでしょう。

事務所の所在が明確か

法人に対する事業実態の確認が厳しくなり、バーチャルオフィスなどで法人設立している場合は銀行口座の開設が断られる可能性が高いです。なぜなら、振り込め詐欺などの犯罪をしていた会社が、バーチャルオフィスで登記をしていたためです。そのため、バーチャルオフィスではなく、所在地が明確な事務所を構えておきましょう。

法人口座開設は三菱UFJ銀行がおすすめな理由

法人口座開設は三菱UFJ銀行がおすすめな理由
法人口座の開設ができる金融機関が多いですが、その中でも三菱UFJ銀行がおすすめです。

実際に三菱UFJ銀行の法人口座を開設する70%が創業期のお客様となっています。 創業期の見方となるサポートを提供していることが大きな特徴です。
ここでは、創業手帳が三菱UFJ銀行の法人口座開設をおすすめする理由をご紹介します。

WEBで簡単に法人口座が開設できる

WEBで簡単に法人口座が開設できる
三菱UFJ銀行の法人口座開設ステップは以下の通りで、全てオンラインで完結します。
【法人口座開設ステップ】

  • WEB申込
  • 一次審査
  • WEB面談
  • 二次審査
  • 口座開設

創業時は準備することが多く時間に追われてしまう人も多いですが、三菱UFJ銀行の法人口座開設は24時間365日申込可能でWEB面談のため来店不要ですインターネットバンキングやデビットカード、法人ポータルサイトなど全てまとめて契約できます。

創業時に必要なサービスが揃っている

三菱UFJ銀行の法人口座開設の申し込みを行えば、以下のサービスが使えるようになります。

法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」

法人向けインターネットバンキング
BizSTATIONは多くの振込を簡単・迅速に処理できる法人向けインターネットバンキングサービスです。
予約取引や支払データなどエクセルで作成したデータを取り込むことができます。また、面倒な振込の組戻し・訂正や給与振込など必要な機能を追加できます。
便利なインターネットバンキングが3ヵ月間無料で利用できることも魅力です。

法人向けデビットカード「三菱UFJ-VISAビジネスデビット」

法人向けデビットカード「三菱UFJ-VISAビジネスデビット」
法人向けデビットカード「三菱UFJ-VISAビジネスデビッド」は、ご利用時に口座から即時引き落としされるため、キャッシュレス手段なのに現金に近い感覚で利用できます。1口座に対してカードを最大10枚まで発行できるため、従業員に持たせれば立替払いの必要がなく、経費精算の手間を軽減できます。年会費や発行手数料もかからないため、負担なく持ち続けられます。

法人向けクレジットカード「三菱UFJカード ビジネス」

三菱UFJカード ビジネス
「三菱UFJカード ビジネス」は、法人と個人事業主が発行できる法人クレジットカード(後払い)です。出張費や接待交際費、仕入れ代金など事業にまつわる支払いを本カードに集約することで、経費精算の手間削減、振込手数料などのコスト削減などが期待できます。

また、カード利用代金の引き落としを法人口座や屋号付き口座に設定するため、プライベートとビジネスの支出を完全に分けることができ、仕訳の手間もかからなくなるといったメリットもあります。

この機会に法人クレジットカード(後払い)の導入を検討してみてはいかがでしょうか(詳細はコチラ)。

三菱UFJ銀行はスピーディな資金調達が魅力

三菱UFJ銀行は創業時や創業移行も使えるサービスが充実しています。ここでは、その中でも便利なサービスをご紹介します。

オンライン完結型融資サービス「Biz LENDING」

オンライン完全有志サービス
【Biz LENDINGの特徴】

  • 無担保無保証で、最大1,000万円のお借入が可能
  • 来店不要で、すべての手続きがオンライン完結(決算書は不要)
  • お申込から最短2営業日でのスピード融資

※お借入にあたっては、三菱UFJ銀行の審査が必要です。

オンライン完結型ファクタリングサービス「SHIKIN+」

オンライン完結型ファクタリングサービス「SHIKIN+」
【SHIKIN+の特徴】

  • オンライン完結のファクタリング(※)
  • 突発的な資金需要に対応(書類提出から最短2営業日で入金)
  • 数万~数億円の大きな金額にも対応
  • ※売掛債権(売掛金)を売却することで、入金予定日より前に現金化する仕組み

資金繰り改善サービス「請求書カード払い」

請求書カード払い
【請求書カード払いの特徴】

  • 受け取った請求書をカード払いできる
  • 支払いを最大で60日後まで繰り越せる
  • 請求書とクレジットカードがあれば申込可能

更なる事業拡大に向けたサービスを多数展開している

ビジネスの立ち上げ
三菱UFJ銀行は長年培った総合力を活かし、創業以降の事業拡大に向けあらゆる面で、スタートアップのお客さまをサポートしています。グループ各社で、お客さまの成長ステージに応じた多彩な商品・サービスをご準備しております。

まとめ

法人口座の開設は個人口座よりも審査が厳しく、インターネットバンキングの手数料がかかるケースもあります。しかし、法人口座を保有しておけば社会的信用が得られます。

また、法人口座を保有することで利用できるサービス、受けられる支援もあります。さまざまな金融機関が存在しますが、創業手帳では、創業時に必要なサービスが充実している三菱UFJ銀行をおすすめしています。

三菱UFJ銀行であれば、創業時に欠かせない「インターネットバンキング」「デビットカード」「法人ポータルサイト」がワンストップで契約できます。また、資金調達に便利なサービスを提供しており、一時的な手元資金の不足を補えます。

いま、三菱UFJ銀行の法人口座を開設すれば、条件達成で最大30,000円分のギフトカードをプレゼントしてもらえるキャンペーンを開催しているため、気になる方は申し込みしてみてください。

(監修: 株式会社三菱UFJ銀行
(編集: 創業手帳編集部)

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