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2015年12月10日STARTUP JAPAN TOUR2015 in Kyoto優勝者・山田修平氏コメント「競技人口の多いサッカーにフォーカスした」
今回は注目起業家として8/1に開催されたSTARTUP JAPAN TOUR in Kyoto(さくらインターネットとサムライインキュベートが共催)で優勝したUp Performa(アップパフォーマ)山田修平氏にコメントいただいた。「Eagle Eyeイーグルアイ」はサッカー選手の動きを記録して、スマホアプリで見れるようにしたサービスだ。
手軽にデータサッカーを実現するアプリで、走った軌跡、距離、スピードなどが確認できる。
選手はもちろん、監督・コーチも分析されたデータをスマートフォン・タブレット上で見ることができるツールである。
山田修平氏に創業の経緯と今後の抱負を聞いた。
(創業手帳)創業の経緯はなんですか?
(山田氏)IoTのプロダクトを作りたいと思って、最初は野球のボールを考えましたが、野球部に1つずつしか売れないとわかり、ビジネスとしては厳しいと思って断念しました。同じスポーツの中でピボットして、競技人数の多いサッカーの中に課題を探して、プロトタイプを作成しました。
UpPerforma山田修平氏からコメント
(創業手帳)どんなサービスですか?
(山田氏)データサッカーを実現するためのウェアラブルデバイスです。デバイスを腕に装着すると、装着したサッカー選手の動きを記録して、スマホアプリ上で見られるようにする、というプロダクトです。チームで使うことで、チーム全体の動きを俯瞰して見られ、戦術の理解や改善点の発見に役立てることができます。
小さなデバイスだがサッカー選手の状況を収集する。
アプリでスマホ上でサッカーの戦局を把握できる。
(創業手帳)今後の抱負は?
(山田氏)いまは試作機なので、量産化試作を行うべく、量産設計を行っています。これからも壁はあると思いますが、楽しみながら進めていきたいと思います。また、今後はもっとメンバーを増やして、世界のものづくりスピードを超えられるように加速していきたいと思います。
(創業手帳)優勝の感想を聞かせてください!
(山田氏)京都で優勝を頂いたのはとても光栄です。僕らは京都だけにとどまらず、海外での販売を目指しているので、スタートは京都でした、と言えるようにこれからも頑張ります。
(創業手帳)全国の起業家へのメッセージをお願いします!
(山田氏)自分が発信するのは恐れ多いんですが、1つだけ。準備は永遠に終わらないので、ある程度の時間で区切って準備して、あとは動きながら対応すれば、だいたい80%はうまく行きます。のこり20%に重要なことと課題があります。準備で対応すべき部分と、動いてから見つかる部分の2つが揃うことが大事だと、この1年で感じています。
Up Performa(アップパフォーマ)『Eagle Eye』
http://upperforma.com/
カテゴリ | 有望企業 |
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