キャッシュフロー予測で資金不足の兆しを事前に把握するには?キャッシュフロー予測活用のすすめ
アメックスのビジネス・カード会員サービス「キャッシュフロー管理 by Moneytree」がおすすめ
「売上は好調なのに、なぜか手元資金が足りない…」といった資金不足に陥る創業者は少なくありません。 黒字倒産は、資金の見通し不足で新たに資金調達ができないことが主な原因。このような事態を防ぐには、キャッシュフローの可視化と予測が不可欠です。
しかし、収支の確認、キャッシュフロー表の作成など煩雑なため疎かになってしまいがちです。そこで、今回は創業者が知っておきたいキャッシュフローを簡単に予測する方法をご紹介します。
創業時にはビジネスカードを1枚持っておくと便利ですが、カードにより付帯サービスが異なります。さまざまなカードがありますが、キャッシュフローの可視化と予測が簡単に行える「キャッシュフロー管理 by Moneytree」が付帯サービスとして利用できるアメリカン・エキスプレスのビジネス・カードをおすすめします。資金繰りや黒字倒産の対策を打ちたいという方はアメリカン・エキスプレスのビジネス・カード を作成してみてはいかがでしょうか?
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この記事の目次
<はじめに>キャッシュフローとは
後ほど、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードの入会特典「キャッシュフロー管理 by Moneytree」でキャッシュフローの予測をする方法をご紹介しますが、まずは、黒字倒産に陥らないためにもキャッシュフローがなぜ重要なのかを理解しておきましょう。
キャッシュフローとは、企業のお金の流れを指し、企業活動を行う上で「手元資金はどれぐらいあるか?」を把握するために欠かせないものです。設備投資する余裕があるか、借入金の返済能力があるかを判断する際に使用します。
キャッシュフローには4つの種類があり、その中でもフリーキャッシュフローが重要です。フリーキャッシュフローが良ければ自由に使えるお金が増えるため経営の選択肢が増えます。また、健全な財務体質だと評価されて企業信用力が上がり資金調達がしやすくなります。
キャッシュフローの種類 | 説明 |
---|---|
営業キャッシュフロー | 企業活動(営業活動)におけるお金の流れ |
投資キャッシュフロー | 資産の購入や売却に伴うお金の流れ |
財務キャッシュフロー | 資金調達や返済に関するお金の流れ |
フリーキャッシュフロー | 営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを差し引いたもの 企業が自由に使えるお金 |
キャッシュフロー予測の重要性
キャッシュフロー予測とは、一定期間における現金の流れを予測し「いつ手元資金が不足するか?」「資金の余裕がどれぐらいあるか?」「金融機関から資金を調達する必要があるか?」を把握するために行います。
手元資金がなくなる前に資金調達すれば、資金ショートを回避できます。資金ショートとは、会社の運転資金を賄えなくなった状態のことです。 従業員の給与や取引先への支払い、借入金の返済などの支払いができなくなり多大な支障をきたすだけでなく、金融機関から融資を受けにくくなり倒産に直結することもあります。このような事態に陥らないためにも、キャッシュフローを予測して経営のリスク管理や成長戦略の基盤を整えましょう。
キャッシュフロー予測の基本の流れ
キャッシュフロー予測の流れは4STEPです。
キャッシュフロー予測期間を決める
キャッシュフローの予測は数カ月先を目安に計画するのが基本です。 過去データがあれば、比較的正確に将来のキャッシュフローを予測することができます。
ただし、創業直後は十分なデータが揃っていないのが一般的です。その場合は、1~3カ月単位で将来のキャッシュフローを予測します。
売上が思ったより伸びたり、突然の出費が発生したりすることもあります。そのため、キャッシュフロー予測は変わって当たり前と思うことが大切です。
収入をリストアップする
次に、収入を把握します。キャッシュフロー予測では実際に銀行口座に入金されるタイミングで収入を記録します。請求書の振込日を確認し記録しましょう。また遅延リスクも織り込むことも重要です。
また、創業初期は
- 税額控除・還付金
- 補助金・助成金
- 増資資金(第三者割当増資、VC出資など)
も資金源となる可能性があるため、しっかりと記録しておくようにしましょう。そして、総収入を算出します。
支出をリストアップする
次に支出をリストアップします。
創業期の企業で発生しやすい支出には
- オフィス賃料
- 人件費
- 仕入原価
- 設備投資費用
- 融資手数料
- 販促費・広告宣伝費
- 税金等の支払い
- 一般管理費(通信費、交通費、水道光熱費)
などがあります。
それぞれの支出が、固定費か変動費かを分けて記録すると、どこを改善すべきかに役立ちます。全ての支出を記録したら総支出を算出します。
収入から支出を差し引く
最後に総収入から総支出を差し引きます。黒字の場合は手元資金が増えていて資金的に余裕ができたと判断できます。一方で赤字の場合は支出が収入を上回っている場合、資金不足に陥る可能性があると判断できます。
「何月に資金が尽きそうか?」「いつ追加調達が必要か?」を見て資金ショートを防ぎましょう。このようにキャッシュフローを予測することで、ビジネスが持続できるかどうかのバロメーターがわかります。
キャッシュフロー予測でよくある失敗
キャッシュフロー予測でよくある失敗には、次のようなものがあります。
楽観的に売上予測してしまう
創業時に多い失敗が、楽観的に売上予測してしまうことです。事業への期待が持てることは素晴らしいですが、キャッシュフロー予測においては実現可能性の高い数字で計画を立てることが鉄則です。しかし、キャッシュフロー予測が
- 実績データが乏しいため、根拠のない目標売上を設定してしまう
- 市場の成長性や競合環境を過小評価してしまう
- 支払い遅延などのリスクを考慮しない
などの要因で予測を大きく下回ることがあります。そのため、「グッド」「ノーマル」「バッド」のパターンシナリオ予測を用意しておくなど現実的な予測を心がけましょう。
変動費の支出を見落としてしまう
変動費の支出を見落としてしまう失敗も多く見受けられます。創業初期は、固定費(家賃・人件費など)の方が意識されやすく、売上が増えるほど膨らむ変動費を軽視してしまいがちです。
月次で売上見込みを立てる際、変動費も連動して増減するようにモデルを構築しなければなりませんが、そこまで緻密に計画を立てられる方はあまりいません。変動費の計算が煩わしく、変動費予備枠を設ける方もいます。このような曖昧な計算で、キャッシュフロー予測が狂ってしまうことがあります。
入出金のタイミングを間違える
入出金を正しく把握できないと、資金ショートに陥る恐れがあります。
帳簿上では黒字でも手元資金が足りないという状態、いわゆる黒字倒産の主な原因です。
- 顧客からの入金が予定より遅れる
- ECサイトやクレジットカード決済の入金が1か月後になる
- 支払いは先に発生しているのに、入金は後回しになる
このような入出金のタイムラグを予測に反映していないと、帳簿上は利益が出ていても、手元資金が足りないといった事態になります。
「キャッシュフロー管理 by Moneytree」による予測がおすすめ!
キャッシュフロー管理に関して「資金繰り管理は面倒そうだ」「突然の資金不足が心配だ」と悩みを抱えている方もいるでしょう。しかし、2025年6月11日に誕生したアメリカン・エキスプレスのビジネス・カードの付帯サービス「キャッシュフロー管理 by Moneytree」を活用すれば、煩わしいキャッシュフロー管理を自動化できます。
- キャッシュフロー管理 by Moneytreeのアカウントを作成する
- 金融機関を選択して連携を許可し銀行口座情報を接続する
- キャッシュフロー画面で状況を把握する
「資金繰りの表を毎月作るのが面倒」
「売上はあるのに、いつ資金が尽きるか不安」
「専門知識がないけど、お金の流れを見える化したい」
そんな方におすすめのツールです。
※アメリカン・エキスプレスのビジネス・カード会員は付帯サービスとして無料で利用することができます。
ポイント①キャッシュフロー予測が簡単!
「キャッシュフロー管理 by Moneytree」は、金融機関の入出金データを取り込み、未来のキャッシュフローを予測してくれます。つまり、今後の資金繰りやキャッシュ残高の推移予測を一目で把握できます。
- 複数口座の残高や入出金履歴を一元表示
- 過去の収入・支出パターンをもとに将来を予測
- 月ごとの資金余剰や不足リスクをグラフで可視化
その結果、創業者や個人事業主も、「資金がいつ足りなくなるか」「いつが投資のチャンスか」をデータに基づいて判断できるようになります。
ポイント②資金繰りサポートも受けられる!
「キャッシュフロー管理 by Moneytree」では、資金繰りに困ったときの実践的なサポートまで受けることができます。資金が不足する可能性があるタイミングに応じた金融サービスをレコメンドしてくれるのが大きな特徴です。
- キャッシュフロー予測機能で将来の事業計画や資金計画の策定をサポート。数カ月以内に資金不足のリスクがある場合は、メールでアラートします。
- キャッシュフロー予測機能に基づき、必要に応じて、「あとリボ」「あと分割」「VIP Loan Card for American Express」など、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードの付帯サービスからニーズに合ったソリューションを提案します。
事前にアラートを出し、最適な選択肢を示してくれることで、慌てず冷静に対応することが可能になります。
「キャッシュフロー管理 by Moneytree」が付帯サービスのアメックスのビジネス・カード
「キャッシュフロー管理 by Moneytree」を無料の付帯サービスとして利用することができるのが、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードです。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには、次のような特典もあります。
- 追加カードが99枚まで発行できる
- NEWポイントプログラムで効率よくポイントを貯められる
- 入会後のカードご利用金額に応じてポイントを獲得できる(最大170,000ポイント)
- 一律制限のない柔軟な与信枠
- 大手会計ソフトとのデータ連携で経費管理を効率化できる
- ビジネスに役立つ情報、マッチングの機会を提供してもらえる
- 出張時トラブルを補償してもらえる旅行傷害保険付き
まとめ
キャッシュフローの可視化と予測は、創業期の資金繰りを安定させるために欠かせないものです。「売上は伸びているにも関わらず資金が足りない」といった事態を防ぐには、先を見通すことが大切です。
しかし、キャッシュフロー予測は煩雑に感じられることも多く、多くの創業者が課題としています。そんな中、「キャッシュフロー管理 by Moneytree」を活用すれば、簡単にキャッシュフローを可視化そして予測ができます。
アメックスのビジネス・カード会員であれば、「キャッシュフロー管理 by Moneytree」を無料で利用できるため、ぜひ持ってみてはいかがでしょうか?
(監修:
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド)
(編集: 創業手帳編集部)